健康・美容

米麹の甘酒の酒粕との違いは?一日の摂取量は?寝る前に飲んでも大丈夫?

amazake
冬になると、甘酒が恋しくなりますね。


その甘酒の材料には、酒粕は知っていたけど、
その他に米麹でも作られると、この冬に初めて知った方もいますよね。



米麹で作った甘酒は、
砂糖が入っていないからカロリーが低いとか、
安眠効果があるとか・・・


そこで今回は、
米麹で作った甘酒の特徴や、
1日の摂取量など、
普段に飲むために知っておきたいことをお伝えします。


あ~おいしくてつい飲み過ぎちゃうわっ。グビグビ・・・

って、いいの?

  

米麹の甘酒の酒粕との特徴何が違うの?!

甘酒を米麹と酒粕から作った場合の特徴を
それぞれ挙げていきます。

◆米麹で作った甘酒の特徴

お米と麹のみで作られます。
 そのため、酒粕に比べて、割高になります。

・お米のミネラルがそのまま残っています。

・もともと甘く、糖類を使わないので、
 カロリーが酒粕に比べて低いです。

・食物繊維は少ないです。

・アルコール分はないです。

甘味の主成分は、ブドウ糖です。

◆酒粕で作った甘酒の特徴

・酒粕で作られています。酒粕は、麹を発酵し熟成させ、
日本酒等を精製した際に残る、固形の副産物です。

醸造する工場からすれば、お酒を造るたびに残るものなので、
処分せず酒粕や甘酒として販売することで、
産業廃棄物として出すよりも経費削減となります。

・日本酒を精製する時に、お米を絞るため、
ミネラル分が減っています。

・食物繊維は豊富です。

・甘味がなく、砂糖を加えるため、
米麹に比べて、カロリーが高くなります。

・アルコール分は残っています

・甘味の主成分はショ糖です。



見た目は同じように見えるけど、
味も値段も大きく違うのはこれらの特徴の違いからですね。

私も、甘酒が大好きで飲んでいたのは、実は酒粕ベースでした。

でもそれでは妊娠中に飲めないとがっかりしたときに、
米麹ベースを発見しました。(←てか、昔からあるもんだし!)


今ではすっかり米麹ベースにはまってしまい、
冬の寒い時に熱いのをフーフー言いながら飲んで、
幸せを感じています。

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米麹の甘酒の一日の摂取量は?飲み過ぎに注意して!

amazakeura
米麹で作った甘酒は、
砂糖を使ってないからといって飲みすぎていませんか?


だけどそれは要注意なんです。


砂糖を使っていないけど、
糖分があるんです!


それは、「ブドウ糖」


甘酒を作るときに、
麹でお米を発酵熟成させる際、
麹の消化酵素で、お米のでんぷんがブドウ糖に分解されます。

病院で栄養補給のために点滴する時の成分です。

そのため、
米麹で作った甘酒は、「飲む点滴」とも言われているんですよ。



さて、話はそれましたが、

つまり、

ブドウ糖の取り過ぎは、糖分の取り過ぎと同じことになるので、
1日に甘酒を飲む量は、200mlを目安にして下さい。



甘くておいしいので、つい飲みすぎてしまった時には、
他の食べ物(お菓子や飲料やご飯などの炭水化物など)の
糖分やカロリーを控えることで調整してみましょう。

米麹の甘酒は寝る前に飲んでも大丈夫?

甘酒にはたくさんの効果があることでも知られています。


例えば、
安眠効果、疲労回復、美肌効果、リラックス効果、
ストレス改善
などです。


そのため、
夜に飲む方がその効果が高いと言われており、
夜に飲む方も多くいます。


それに、
体が温まりますから、冬の夜には持って来いですね。


だけど、

糖分の観点から言うと、
夜はエネルギーの消費量が少なくなるので、
寝る前は100mlぐらいに抑えるのがおすすめです。


私はこのことを知らない時は、
米麹で作った甘酒のおいしさに感動し、
500mlくらい飲んで寝ていた時期があります。

翌朝、寝起きや、お腹の調子もよかったので、
毎日夜寝る前に飲んでいたのですが、
糖分のことをすっかり忘れていました。


確かにちょっと太ったような・・・

これはまずいですね。
そこから制限するようにしました。


あなたも飲み過ぎには気を付けて下さいね!

まとめ

砂糖を使ってないのに、魔法のように甘い米麹で作った甘酒。

でも、大好きだけど、飲み過ぎには注意が必要ですね。

さて、また明日の甘酒を仕込むとします!