ビジネス

送別会の挨拶や乾杯の順番は?誰にお願いする?依頼する時のマナーとポイント!

a0002_004761

送別会の幹事の仕事、お疲れ様です。

会場準備や案内、うまくいっていますか。


さて、幹事の大仕事と言えば、これらもそうですが、
挨拶を誰に頼むかも、気を遣う所ですよね


そこで今回は、
送別会の挨拶や乾杯の順番とお願いする人をまとめました。

また、依頼する時のマナーやポイントもありますので、
参考にして頂けたらと思います。

  

送別会の挨拶や乾杯の順番は?

送別会の進行の一般的な順番は、
次のような感じです。

1、司会者(幹事)の挨拶

2、はじめの挨拶

3、退職者(異動者)の挨拶

4、乾杯の音頭

5、歓談

6、中締め

7、締めの挨拶



これを見ただけでも、『挨拶』が多いですね。


そこで、幹事のあなたがする『挨拶』は、
「1、司会者(幹事)の挨拶」と、
場合によっては、「6、中締め」です。


その他の挨拶や乾杯は、
会社の人にお願いすることになります。


誰にお願いするのが妥当なのか、
次章をご覧ください。



また、「退職者(異動者)の挨拶」は、
締めの挨拶の前に持ってくることもできますが、

その頃には酔っていて、話を聞かない人もいるし、
退職者(異動者)が緊張して、
歓談を楽しめないということもあるので、

乾杯の前に持ってくることをおすすめします。

さらに、「中締め」は、
1次会の終わりを告げる挨拶のことです。

これは、幹事であるあなたが行ってもいいし、
当日、参加者の中から当日お願いしてもいいものです。

強く拒否されたときには、
あなたが引き受けることも想定しておきましょうね。



では、「2、はじめの挨拶」「4、乾杯の音頭」「7、締めの挨拶」を
お願いする人は誰?!

続けて先にお進みください。

スポンサードリンク

送別会の挨拶や乾杯は誰にお願いする?

それぞれ誰にお願いするのが妥当なのか、
また、失礼がないのかを解説します。



◆「2、はじめの挨拶」

はじめの挨拶は、
送別会の参加者で、『役職が一番上』の人に依頼します。


そこで、部下や退職者に
労いの言葉をかけられるでしょう。

まだお酒も入っていないので、
参加者も話を聞くでしょうから、
失礼はありませんね。

◆「4、乾杯の音頭」

乾杯の音頭は、
送別会の参加者で、『役職が上から三番目』の人
または、退職者(異動者)の直属の上司に依頼します。


しかしながら、
はじめの挨拶をした『役職が一番上』の人が、
挨拶の流れで乾杯の音頭を取るのもいいでしょう。

流れとしては、問題なく、
何度も人が立ちかわらないので、時間短縮もできます。


むしろ、『役職が一番上』の人がする場合の方が多いです


はじめの挨拶を依頼する時に、
「乾杯の音頭もお願いできますか?」と聞いてみましょう。



◆「7、締めの挨拶」

締めの挨拶は、
送別会の参加者で、『役職が上から二番目』の人に依頼します。


最後の乾杯もある会社なら、
ここで同じ『役職が上から二番目』の人に
お願いしておいでください。


送別会の挨拶や乾杯を依頼するときのマナーとポイント

まず、送別会の挨拶や乾杯を【依頼する時のマナー】です。


社長や部長と言えど、人前で挨拶をするとなれば、
準備をしておきたいものです。


ですので、
誰に挨拶をお願いするか決まったら、
前もって依頼しておきましょう。


当日いきなり指名されると、
気持ちよく思わない方もいたり、
困ってしまったり・・・

送別会の雰囲気が、
一気にガタ落ちにもなりかねません。


プライベートな時間ですが、
マナーはしっかりわきまえておきましょう。


送別会の日程や場所を伝える時に、
一緒にお願いするとスムーズです。



では、次に、【依頼する時のポイント】です。


◆挨拶は短めにお願いする

時には、はじめの挨拶から5分以上話す方もいます。

挨拶が長いと、参加者はしびれを切らすこともあるし、
会場の時間制限も気になるところです。


ですので、
挨拶をお願いする時に、
「3分くらいでお願いします」と伝えておきましょう。


そうすることによって、
あらかじめ3分くらいの挨拶を
考えておいてくれますよ。

依頼された方としても、考えやすいですね。



◆前日や当日に、もう一度確認する

挨拶することを忘れる方もいますので、
前日や当日の朝には、
もう一度確認しておくことをおすすめします。


これは私にも経験があって、
前もってお願いしていたにも関わらず、
「え???聞いてないよ、困ったなあ」と言われたことがあります。

もともと話がうまい方だったので、
笑いに変えて下さいましたが、
ちょっと微妙な空気が流れました。。。



◆挨拶が終わったら、お礼を言う

当日送別会の時の挨拶をしてもらった後に、
その会の最中にお礼を言いましょう。

お礼を言うことは礼儀でもありますし、
相手の方もいい気持ちで、会を楽しむことができますよ。

まとめ

挨拶を誰に頼むかは、

「2、はじめの挨拶」・・・『役職が一番上』の人

「4、乾杯の音頭」・・・『役職が上から三番目』の人、
            または、役職が一番上』の人が続けて行う

「7、締めの挨拶」・・・『役職が上から二番目』の人

です。

そして、挨拶を依頼する時のマナーとポイントは、

・前もってお願いしておく

・依頼と同時に、挨拶は短めにお願いする(時間を指定する)

・挨拶することを忘れていないか、
 前日や当日に、もう一度確認する

・挨拶が終わったら、すぐにお礼を言う

です。

幹事は、送別会の前からやることが多いですが、
1つ1つ確認し、上司や送別者に失礼のないようにしていきましょう。

分からないことは、社内の経験者に相談するのも一つの手ですよ。

頑張ってくださいね!


◆関連記事◆
→歓送迎会の幹事が準備することは?お店の選び方や会費の相場の基準