こんにちは、ハナです。
今回は、ドラマ「グッドドクター」6話のあらすじをご紹介します。
湊の父親が病院に現れ、湊は医者になることをやめると言う予告がされていましたが、いったいどうなるのでしょうか。
ネタバレを含みますので、ご注意下さいね。
目次
イントロ
夏美が、湊の父に病院で出会う。父は湊を探していた。
夏美は幼少期に、湊が父から虐待を受けていたことを知っていたので、医院長室に相談に行く。
その時湊は、いつもどおり病室で回診している。
院長は夏美に、このことは湊に黙っておいてほしい、僕に任せてほしいという。
高山が産婦人科医の鶴田皐月に湊を紹介する。
その後、鶴田はみんなに相談したいことがあるという。
鶴田の相談は、患者・理香のこと。
理香は妊娠37週目、おなかの赤ちゃんにリンパ管腫がある。
このままでは正常な分娩ができないので、「EXIT手術」を行うという。
理香は妊娠後周産期心筋症を患っているので、30分以内に手術を終わる必要がある。
間宮が反対するが、高山は押し切って手術をするという。
助手は夏美と湊。
夏美と湊が、赤ちゃんの帽子を編んでいる理香に自己紹介する。
理香は初めての子どもは流産したことを話し、その後周りの友達は当たり前のように生んでいたのに自分にはできなかった。
だけど、3年間のホルモン治療をしてようやく赤ちゃんを授かることができたと感慨深げに言う。
すると、湊は手術をすれば三年以内に必ず元気になる、その帽子もかぶれるという。
母親は不安そうに、二人に私はどうなってもいいから、この子だけは救ってほしいと真剣に頼む。
高山が、湊に手術に関するたくさんの本を読んでおくようにと本を渡す。
その本を読みながら病院の外に出ると、父親が立っていた。
父親との再会の時
湊は父を見た瞬間、本を落とし震える。
だが、父親は「会いたかった」と湊を抱きしめる。
湊はおびえたままだった。
翌日回診で、ご飯に行こうと誘われたと子どもと夏美たちに言っている。
子どもたちから誰からときかれると、「父から」と喜んで言う。
夏美は動きが止まり、それを夏美は医院長に伝えた。
湊は有名な三ツ星レストランを予約した喜んで言う。
夏美と湊が病院の廊下を歩いていると、神妙な顔で男性が通りすがる。
その男性は理香の旦那だった。
だが、旦那は理香に会わずに帰ろうとしていた。
話を聞くと、旦那は理香とEXIT手術について反対しけんかをしていたという。
その後夏美と湊と話していると、父親との食事の時間になり、湊は喜んで出て行った。
高山が知美から呼び出される。
湊がレストランに着いた。
父親はレストランに向かう途中、携帯が鳴る。
高山が智美と話している。
前回携帯を通して、夏美との会話を聞いたという。
そっちこそ新堂を利用して院長をやめさせようとしている。
何をしようとしているのか知っているのか、と問う。
すると智美は、どうしてもこの病院を守りたいと言うが、高山は「だからって患者を見捨てる気か?」、智美「相談したいときに仕事を優先したのは誰?」と口論になる。
湊の父親が院長室で院長と向かい合っている。
医院長が目的はわかっているという。
そして、ファイルを渡す。
その間、湊はずっと夜景が見えるレストランで待っているが、店員から閉店を知らされる。
肩を落として帰っていると、道の反対に父親を見つける。
その父親は封筒の中を見てにんまりしている。
湊は遠くから「おとうさん」とやきもきしながら何度も呼ぶが、父親は気づかない。
しかし、信号が変わり湊は父に追いついた。
湊はレストランでずっと待っていたというが、父は通り過ぎる。
腕をつかんで父親を止めると、封筒が地面に落ち、札束が見える。
(院長室で)
院長は父親の行動調査をしていた。
写真には父親が昼間から居酒屋で酒を飲んでいる写真などが写されている。
そして二百万円渡す。
父親は湊に「金さえ手にはいりゃ、もう用事はない。」と言うが、湊は「お父さんは僕に会いたかったんじゃないの?」と聞き返す。
すると父親は激高して、「おれの人生をめちゃくちゃにしたやつに会いたいわけない!」「お前がそうたより早く手当をされたからそうたは手遅れで死んだ。」「お前のせいでそうたは死んだんだ」と怒鳴りつけた。
すると湊は、「お兄ちゃんは即死だったといわれた」「お父さんは嘘です。」と激しく動揺し大声で父に詰め寄る。
それに対し父親は「触るな!お前なんかいなければよかった!」と言い捨て去っていった。
湊は倒れ、うろたえていた。
院長の想い
湊は病院に戻って院長の所に行き「本当のことを教えてほしい」と言う。
院長は、湊とそうたが運び込まれたとき、二人とも生きていた。けして嘘はついていない。その時湊のほうが助かる可能性がたかかった」と話す。
すると湊は声を荒げ、「お兄ちゃんを助けるべきだった。僕を助けるのは間違いだった」と言い出て行った。
その様子を聞いていた夏美に院長は、湊は母親を小さい時に病気で亡くし、父親に愛されず育った。でもあの日そうたは運ばれた時点で危なかったと話す。
(回想シーン)
そうたと湊がベッドに横になっている病室で、湊の父親が若かりし院長に詰め寄り「なんでこんなやつを助けた!?そうたを助けろ!!!」と怒鳴っていた。
その後、湊は父親から虐待を受けた。
父親は警察に連れていかれ、湊は一人で施設に行ったのだった。
幼い湊は院長とおにぎりを食べながら、院長に「胸をたたくと天国に通じる、湊の声が必ずお兄ちゃんに届くから」と教えられた。
院長は夏美に、湊にとってお兄ちゃんを失った悲しみは一生癒えるものではないが、大切な人を失った悲しみを知っている湊だからいい医者になれると信じてる」と言う。
湊は家の階段に座り、胸をたたいている。
すると、そうたから「医者になれ」と言われたことを思い出した。
「お前はバカなんかじゃない。すごいんだぞ。」
だが湊は、木のメスを握りしめ、「ごめんなさい」と泣きながら何度も謝る。
翌朝湊は病院に来なかった。
理香が急変する!母子ともに助かるのか!?
理香が苦しみだし、意識を失う。
緊急に会議が設けられ、「意識が戻らず予断は許さない」「手術しないといけないが母体が耐えられない」、だが「母親は赤ちゃんが助かることを望んでいる」などの意見が交わされた。
この20年間この病院では、母体を優先してきたため母体がなくなった例はないという。
高山が家族に意向をきくと言う。
間宮と夏美が理香の旦那・さとるに話している。
旦那は妻の体を優先してほしいという。
夏美は高山に、母親は子供を優先したいと言っていたことを伝える。
湊がまだ階段に座っている所に、夏美から留守電が入る。
医局で待っているから必ず来てと。
湊は木のメスを階段に置く。
夜、夏美が医局にいると湊が戻ってくる。
夏美は湊に理香の画像を見せるが、湊は「僕はもうお医者さんになれません。僕はずっとお兄ちゃんの分も子供をみんな大人にしたいと思っていたが、お兄ちゃんはそんなことをのぞんでいなかったかもしれない。一番お兄ちゃんが大変な時に僕がじゃまをした。」
そして続けて、
「胸をたたいてもお兄ちゃんの声が聞こえない、もうどうしたらいいかわからない。」
と夏美に言う。
夏美は、すべて理解することはできないがと言い、院長が言ったことを湊に伝える。
そして、あなただからこそ、今できることがあるんじゃないか。私は両方の命を助けたい。理香の赤ちゃんをどうしても助けてあげたい、だからあなたの力を貸してほしい。病院で待っているから。」
ともう一度画像を湊に預ける。
湊は困惑しつつも画像を見る。
湊は理香の病室にいく。
病室には旦那がいる。
旦那は「自分の気持ちは変わらない。理香が助かるなら、助かる方を助けて当然。妻がなくなることは耐えられない。妻がいない人生は考えられない。」と湊に話す。
(回想シーン)
小さい湊は「お兄ちゃん起きて」とそうたの胸をたたいている。
湊はさとるに近づき、「残されたほうはとても悲しみます。」といい、続けて「ご主人の気持ちもわかるが奥さんの気持ちも同じ。目を覚ました時に、赤ちゃんが死んでいたら理香は悲しむ。その傷はずっと癒えない」と話す。
(一度目の流産のシーン)
理香が分娩後目を覚まし、さとるが首を振り、赤ちゃんがなくなったことを伝えると理香が泣いた。
その後、理香は不妊治療のため、自分で腕に注射をしている。
そして、理香は「このままあきらめたくない。私はどうしてもお母さんになりたい。」と話す。
その後妊娠が分かり、超音波の写真を見せて抱き合う。
理香とさとるは、子供の名前も考えていた。
名前は愛美(まなみ)。
その後胎動があり、旦那が耳を当てとても幸せな時間が過ぎる。
さとるは湊に、「私だって子どもを助けてあげたい。でもどうすればいいか分からない。」と話す。
すると湊は、「僕は二人とも助けたい。僕のお兄ちゃんは僕を残して天国へ行った。僕はずっとかなしい、ずっとさびしい。こんな思いしてほしくない。」
続けて、「あと少しで理香はお母さんになる。今お母さんにしてあげられるのはさとるさんだけです」ときっぱり言う。
二人とも助けたい!
朝、湊は白衣を着て資料を見ている。
その後会議で、「半分量の出血量で二人とも助かる」と湊が発言する。
そして、少しでも母体が危なくなったら手術は中止という条件で手術が行われる。
制限時間は15分。
湊も積極的に手術に参加している。
残り5分
母体が危うくなっている。
残り3分
血圧が下がる
湊が赤ちゃんをおなかから出す場所を言う。
理香が病室で目を覚ますと、赤ちゃんが隣ににいた。
元気な女の子が生まれたのだ。
夫婦は喜び、やっと会えたねと喜び合う。
さとるが理香に謝ろうとすると、理香は帽子を子どもにかぶせてほしいという。
帽子には「まなみ」と編みこまれていた。
さとるは泣き、生んでくれてありがとうと理香と抱き合った。
その様子を湊と夏美が見ていた。
夏美は湊に、「どうしても助けられない命がある。嫌気がさしても患者を助けたいと思う気持ちはわすれてはいけない。
あなたの思いがお母さんと愛美ちゃんを助けた。誰が何と言おうとあなたは立派な医者よ。」と話す。
立派な医者になると決意再び!だが院長は・・・
屋上で木のメスをみて、胸をたたいている。
そして穏やかな笑顔を浮かべる。
そこへおにぎりをもって院長が来る。
そして一緒のおにぎりを食べながら、湊は「どうして僕が天国にいかなかったのかわかった。子どもを救うため。お兄ちゃんは僕に子どもを救ってほしかった。だからもうあんなことはいいません。ぼくは立派な医者になってお兄ちゃんの分も子供を大人にします。」という。
院長も「お前の成長を楽しみにしているよ」と湊に言う。
智美が病院を傘下にしようとしている新日本医療グループと会食している。
答えを聞きたいと言われると、猪口からこれが病院を守るさいごのチャンスになりますよと耳打ちされ、智美は「よろしくお願いします」と頭を下げた。
その後智美は高山に別れのメールを送る。
湊はいつも通り回診している。
一方、院長はファイルを見ているが、そのファイルには「胃がん ステージⅣ 肝臓、肺に転移が見られる」と記されていた。
湊は、小児外科という文字を見てにっこりしている。
(次回へ続く)
グッドドクター(山崎賢人)6話の感想
では、グッドドクター(山崎賢人)6話をご覧になった方の感想をご紹介します。
みーさん(30代) しみしみねこさん(40代) もらい泣き止まらず院長が父親を差し止めた時には、待ちぼうけの湊が可愛そう、とも思ったのですが、札束を手に見向きもしなかった父親の姿を見ると、裏目に出たとはいえ院長は誠実だったな、と思い直しました。
「天国への扉」のおまじないが通じなくなったシーンでは本当にもらい泣きしてしまいました。
また、湊が自分の経験を生かして、「大切な人を失ったらずっとずっと痛いままです」といった言葉も心に響きました。
水野母子の手術が成功したことは、それ自体も感動でしたが、湊がこの手術の成功でさらに成長できたことも素敵だなあと思いました。
もうこれで、お父さんのためや、お兄ちゃんのために医者になりたい、と言っていた時よりも、さらにいい医師になるのではないでしょうか。
Q.『グッドドクター』の7話やこれからに期待することを教えてください。
新堂が精神的にひと皮むけ、しかも高山先生も一目置いてくれるようになったので、病院の先行きが小児外科廃止の方向になってしまったことが、とても心配です。
おまけに司賀院長がステージIVのガンでは、湊の将来に救いがなくなってしまう気がします。
この辺り予告では何も語ってくれなかったので、少しでもいい方向に向いていてくれれば…と期待しています。
7話のテーマは愛情と病気の間で悩む人達の話です。確率を考えて結婚を悩む女性に対し、男性側が温かくフォローする流れになるようで、またほっこりできるなぁと楽しみです。
あかりさん(20代) 新堂という人間のことについて鶴田が二度の結婚に失敗したというエピソードが面白かった。
また、日本人女性の約7割が良好な関係を保つためにお世辞を言うという話が随分と面白かった。
合同カンファレンスの時に高山は皆に新堂の知識を理解してもらうために、新堂にいくつか質問をしたという場面が良かった。
新堂が手術で活躍していたというのがよかった。
メスを握ることが難しいものの、後ろから指示を出すことができるのは心強いのだと感じる。
新堂の兄が死んだということはあくまでも誰の責任かどうかの問題ではないと思った。
兄を先に助けるべきだというよりも、院長の考えの通りに優先順位というものがあるということで、新堂の父が兄の死の件で新堂を責める資格だなんて無いのではないかと思った。
新堂は父のことを気にせずに、医師になっていってほしいのだと感じた。
Q.『グッドドクター』の7話やこれからに期待することを教えてください。
高山に新堂の素質が認められ、新堂は徐々に少児外科で活躍できるようになっていき、手術室に入ることも容易にでき、患者や患者の家族との適切なコミュニケーションを取る人間に成長していくことや、
高山は副院長の思い通りにさせないで、病院を守ることができるのと、高山と美智の間の関係が修復すること、
夏美も新堂も一人前の医者になっていくということ、新堂らが患者を救っていくという展開になっていくかどうかのことに期待する。
たかはさん(30代) 湊が立ち直ってくれて良かったです湊は父親にまた会うことができてとても嬉しかったと思います。
しかし、父親が会いに来た理由はお金でした。
しかも兄が苦しんで亡くなったことを聞かされて湊は激しく動揺します。
湊はとても純粋なのでそんなことを聞かされて自殺してしまうのではないかと心配でした。
しかし、理香とその子供の命を助けるために医師を続ける決意をします。
湊は最愛の兄を失った過去があるからこそ、手術を反対する理香の夫の気持ちを動かすことが出来たのだと思います。
そして湊の発見した手術法によって理香も子供の命も救うことができました。
湊は兄の死の真相を知ってショックだと思いますが、そのことで更に兄の分まで生きようと思い直したように見えます。
これからも医師として頑張って欲しいです。
Q.『グッドドクター』の7話やこれからに期待することを教えてください。
理事長は経営を立て直すために小児外科を廃止する決断をします。
本当に小児外科が無くなってしまうのか心配です。
湊は当直を任されたり、手術の参加も許されてやっと医師としての一歩を踏み出した所です。
すべての子供を大人にしたいという湊の願いのためにも小児外科は存続させて欲しいです。
また、院長の司賀が末期の癌を患っていることがわかりました。
司賀は湊にとって良き理解者であり父親代わりでもあるのでとても心配です。
rinnさん(20代) 湊の能力はすごい新堂湊に近づいた父親だったけれど、夏美先生と院長の二人の力で湊から父親を離すことができて立ち直ることになったのでとても良かったと思います。
湊は父親のことでお兄ちゃんの声が聞こえなくなってしまったと話していたのですが、手術を成功して子供を救うことができたので自分がお兄ちゃんの分まで生きて子供を救うことに決めたのがとても感動しました。
湊は難しい手術を成功することができる手助けになったので、湊は本当にすごいなと感じています。
たくさんの量の本を高山先生から覚えておくように言われたときの湊がとても張り切っていたのですごくおもしろかったところです。
あの量を本当に覚えたのかとても気になった部分でもありました。
Q.『グッドドクター』の7話やこれからに期待することを教えてください。
湊は新しい患者さんの担当医になるところがとても楽しみです。
夏美先生を訪ねてきた患者さんはプロポーズされて結婚間近の二人の男女を救うことができるのかがとても気になるところです。
卵巣を取らなければいけない手術をすることになるのですが、そんな自分が嫌になって結婚を破談にしようとする奥さんにどう立ち向かうのかとても気になるところだと思います。
夏美先生と湊がどうやって助けることになるのか、結婚することができるのかとても楽しみです。
おわりに
湊の気持ちをまたしても踏みにじった父親が、とても憎らしく感じました。
でも、周りの人に温かい言葉をかけられ、それを受け入れて患者を必死に助ける姿が心を打ちました。
これからは、まっすぐに何事もなく医者になることに突き進んでほしいですね。
★湊の兄・そうた役はBGに出演した田中奏生くんです。
現在放送中の「いつかこの雨がやむ日まで」にも出演中!
湊先生が幼少期から抱いていた悲しみ、葛藤を乗り越えることができた事に非常に感動しました。
患者と向き合い、全ての子供を大人にしてあげたいと言う、湊先生の思いの全てが詰まっていたのでは無いかと思いました。
これまでは、思っている事を話してしまうだけであったように思うが、今回は相手の立場に立ったときにどう感じるかを話すことができていた事に、医師としてだけではなく、人として一つ一つ成長している姿が描かれており、次回はどうなるのだろうと、先が気になりました。
また、副院長には嫌悪感しか抱きませんが、病院がこれからどうなるのかも気になりました。
理事長がどう対応していくのか、副院長と対峙するのか、最終回まで目が離せないなと感じました。
Q.『グッドドクター』の7話やこれからに期待することを教えてください。
理事長と高山先生がこれから先、副院長とどう戦うのかと言う点に期待しています。
このまま副院長の思うがままに進むのか、理事長がどう出るのかが楽しみです。
また、院長が癌を患っている事を湊先生がどのように知るのか、それを知った時に湊先生はどう受け止めるのか、どうその壁を乗り越えるのかも見所であると思います。
一つ一つ壁を乗り越え、医師としても人としても成長する湊先生、周囲の人たちの湊先生に対する思いの変化がこれまで同様に暖かいものである事を期待しています。