浅草のほおずき市、楽しみですね。
浅草寺の境内にびっしり立ち並ぶほおずきは、目に鮮やかで、どこか涼しさも感じさせてくれます。
ぜひ行ってみたいですよね。
そこで今回は、浅草ほおずき市の日程や時間などをまとめました。
ご計画の参考にして下さいね。
浅草ほおずき市2019年の日程や時間
浅草ほおずき市の日程と時間は次の通りです。
時間:両日とも8:00頃~22:00頃
1日目は、23:00頃までにぎわっていることもありますが、2日目には、ほおずきが売り切れたお店は早々に撤退します。
売れ行き次第ですが、2日目の夜には、早めに行かれるといいでしょう。
また、浅草寺の本堂は、6:00~20:00なので、夜に行って参拝もするならば、初めにされることをおすすめします。
浅草ほおずき市の由来
毎年、7月9日と10日にある浅草のほおずき市。
もともとは、『四万六千日』の参拝日に由来します。
7月10日とは、この日に参拝することで、四万六千日のご利益が得られるという特別な日です。
四万六千日とは年に換算すると約126年で、人が生きられる最大が126歳までだとされたことから、7月10日にその一生分のご利益を1日で授受することができるということで、多くの参拝者が訪れていました。
ところが、それに合わせて、9日にも多くの参拝者が訪れていたことから、7月9日と10日の2日間になったとされています。
でも、なぜ『ほおずき』なのでしょうか。
それは、浅草寺の四万六千日にならって、他の神社でもこの日を取り入れた時に、芝の愛宕神社でほおずきが売られていたことに始まります。
ほおずきは、古くから薬草として煎じて飲まれており、ある種の持病や腹痛にも効く信じられてきました。
そのため、ほおずきを買い求める人が多くいたそうです。
また、7月をお盆とする東京では、お盆の前にあるこの四万六千日に、市で並んでいる実を付けたほおずきを買い、仏前に飾ったとされています。
そのことから今度は、浅草寺が愛宕神社にならって、ほおずき市を取り入れることになったのです。
[aside type=”normal”]注意
食用ほおずきでないほおずきの実には、微量ながら毒を含んでいるものもあるので、確認して、口にしないようにして下さい。特に妊婦さんは、流産の危険性もあると言われているので、ご注意ください[/aside]
浅草ほおずき市の値段はいくら?
ほおずきと一口に言っても、実だけ、枝付き、鉢植えなど様々な形で並べられています。
浅草ほおずき市の様子、その②
露店も沢山でてまして、その光景・雰囲気も素敵でしたけれど。
ほおずき市、やはり心に残りました。 pic.twitter.com/ebGQskKgjv— 黒川ゆべし (@gogogo1031) 2017年7月9日
また、約100軒の出店が並び、形態も値段も店ごとに違います。
そこでここでは、ほおずき市に並べられる値段の相場をご紹介します。
大きさも形もたくさんあって、迷ってしまいそうですね。
値段は、不公平にならないように価格協定で相場は決められていますが、2日目の夕方辺りからは、値切りにも応じてくれるところもあるとか。
ですが、最後の方には、あまり実がついていないものや葉が少ないものなど、午前中と比べると質が落ちている場合もあります。良いものは早く売れてしまいますよ。
浅草ほおずき市…
色づいたほおずきは無し❗
初日に来ないと駄目だぁ〜。
,#浅草 #浅草ほおずき市 #四万六千日 #浅草寺 pic.twitter.com/YVYY1P9bv5— dm-nobuaki (@DMnobuaki) 2017年7月10日
浅草ほおずき市
今年は最終日に行ったから残り少なかった( ;∀;) pic.twitter.com/OJZYcb1R2K— まりる@Ridill村 (@Maril) 2017年7月10日
良いものはお早めにどうぞ。
浅草ほおずき市には屋台は出るの?
浅草寺には、普段から出店や屋台が並んでいますが、浅草ほおずき市では、ほおずきの出店の他、いつもより多くの屋台があります。
ほおずきの出店と合わせると約300軒とかなり多めで、たくさんの種類の屋台が軒を連ねます。
屋台の種類には、食べ物の他、風鈴や子供向けのおもちゃなどもあり、子供も大人も楽しめますよ。
日程が土日に重なる時だけではなく、平日であっても大変混雑していますので、注意して歩いて下さいね。
まとめ
浅草ほおずき市は毎年7月9日と10日に開催されます。
この2日間で、約50万人以上もの人が訪れ、約10万本のほおずきが売れるそうですよ。
また、浅草寺は東京屈指の観光名所で、外国人も多く訪れますので、大賑わいになりますね。
赤く色づいたほおずきと風鈴に涼をとりながら、ほおずき市を楽しんで下さいね。浴衣で行くのも乙な楽しみ方だと思います。
そして、ご利益もありますように。