堀川戎(ほりかわえびす)神社は、約1400年以上もの歴史を誇る由緒ある神社で、この神社で行われている十日戎は関西エリアでは「えべっさん」と呼ばれ親しまれています。
このお祭りの期間は、天神橋筋商店街から梅田にかけて200店以上の露店が並び、境内の外まで続くお祭りの様子は、関西独特の雰囲気を感じることができるでしょう。
商売繁盛祈願だけではなく、お祭り気分で家族でイベントを楽しむような感覚で行く人も多くなってきています。
お祭り期間中は〈福娘〉と呼ばれる綺麗なお姉さんたちがお守りや福笹を授与してくれますので、思い出の写真を撮ることも人気となってきています。
今回は、そんな堀川戎神社の十日戎に行く時に気になる、日程や時間、混雑具合、熊手の値段などをご紹介します。
行かれる際のご参考にしてくださいね。
目次
堀川戎神社の十日戎の日程や時間は?
十日戎は毎年開催される日程が決まっています。
その日程は、1月9日、10日、11日の三日間です。
この3日間に開催され、商売繁盛を祈る商売人たちが関西中から集まります。
三日間の参拝客は、数十万人で、冬の境内は多くの人で賑わいます。
この中でも、9日は「宵戎(よいえびす)」、10日は「十日戎(とおかえびす)、本戎」、11日は「残り福」、と呼ばれ、商売繁盛を願う多くの人は、本命の「十日戎」の日に参拝します。
期間中の参拝は、1月9日午前9時から1月11日の深夜までの自由参拝となっているため、混雑を避けたい場合には、好きな時間にいくことができますよ。
期間中は、福餅の授与や、『しろこ』と呼ばれるひょっとことおたふくのお面をかぶった踊りを見ることができる公演などがあります。
上方の落語家の漫才や奇術師の芸能人なども福笹の授与に参加し、関西ならではの光景を見ることができますよ♪
その他にも、初日の朝10時から最終日の夜10時まで、様々なイベントが行われています。
露店は、朝10時頃から夜10時頃まで、居酒屋系のお店は深夜まで開いています。
こちらの神社では深夜でも商売繁盛や、そのほかのお守りを授与していますので、お昼や夜はお店が忙しい、という方は深夜でも大丈夫です!
堀川戎神社の十日戎の混雑具合は?空いている時間はいつ?
堀川戎神社の十日戎は、初詣以上に混雑します。
先程も書いたように、三日間の中では、「本戎」が一番混み、「宵戎」、そして「残り福」の順で人の出は減っていきます。
十日戎の期間は、すでに学校や会社が始まっているところが多くあるので、日中よりも夕方、夕方よりも夜が混雑します。
夕方になると徐々に人が増え始め、入場制限がかかってくることもありますので、混雑をできるだけ避けたい方、オススメの時間帯は間違いなく午前中です!
また、最終日も比較的に混んでいないので「本戎」にあまりこだわりがない方は、最終日の終わりかけに参拝をしましょう。
堀川戎神社の十日戎の熊手や笹の値段は?
十日戎の熊手は、幸運や金運などの運をかき集めることできる、が由来と言われています。
また、前回よりも大きな物を飾るとより運がやってくると信じられており、毎年大きな熊手を探し求める商売人たちがたくさんいます。
熊手の値段は大きさや飾りによって様々で、1000円から数十万円のものまで。
一番人気があるのは、3~5万円のほどほどの値段がするもののようです。
やはり、商売繁盛を願い飾るものなので、あまり安いものでは心配なのでしょう。
もう一つの人気の飾りは福笹です。
こちらは、竹は夏も冬もまっすぐ力強く育つ生命力を持つ姿から、またえびす様が持つ釣り竿に見立てている、など諸説あり確固たる理由は定かではありませんが、福笹は十日戎で手に入れるべき必須アイテムの一つです。
値段は2500円~10000円と、熊手より少しお手ごろ価格になっています。
堀川戎神社へのアクセス
住所:大阪市北区西天満5丁目4番17号
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<<電車の場合>>
・地下鉄堺筋線・谷町線「南森町駅」下車①番出口より徒歩3分
・JR東西線「大阪天満宮駅」下車 地下鉄①番出口より徒歩3分
<<車の場合>>
阪神高速道路環状線「北浜出口」または守口線「扇町出口」よりすぐ。
※駐車場はないので、コインパーキングにとめてから向かって下さい。
終わりに
この三日間、堀川戎神社は常に多くの人で賑わっています。
まだまだ真冬の寒さが続く時期ですので、暖かい恰好をするなどして寒さ対策は万全にして行きましょう。
では、商売繁盛を願って、十日戎を楽しんでくださいね。