こんにちは、ハナです。
11月3日の未明、大阪岸和田で、
イレブンスリーという
イベントらしきことが行われると
話題になっています。
イレブンスリー、
初めて聞きましたが、
一体何のことでしょうか。
これに対して、
大阪府警もかなり警戒しているようで、
交通規制も行われるそうです。
では今回は、イレブンスリーについて
チェックしていきましょう。
イレブンスリー暴走とは？由来や意味は？
イレブンスリー暴走とは、
大阪岸和田市で行われる
珍走団による集会のことです。
違法に改造したバイクやくるまが、
交通ルールを無視したり、
爆音を響かせて迷惑行為を繰り広げます。
いつ行われるのかというと、
毎年11月2日の夜から
3日の未明にかけて。
なぜイレブンスリーと言われるのかは、
もうお気付きの通り、
この集会が、11月3日に行われるから
なんだそうです。
この珍走団に参加する人は、
珍走団は、大阪のみならず、
奈良や和歌山からも集まるようです。
そして、それだけならまだしも、
「期待族」と言われる見物客までいるそうな。
期待族には、単に珍走団を見たいというだけではなく、
珍走団と警察の攻防戦を
楽しみにしている方もいるんですって。
それもまた、大阪のみならず、
奈良や和歌山、そして名古屋からも
訪れています。
中には、子供やナンパ目的の
女子高生の姿もあるそうです。
だけど、何かの事件に
巻き込まれる可能性もあるし、
混乱も起こるわけです。
好奇心もあるでしょうが、
そこは控えておいたほうが
よさそう感じます。
イレブンスリーはいつから始まった？
さて、このイレブンスリーが始まったのは、
確かな年は分かりませんが、
1970年頃からと言われています。
なぜ始まったかというと、
11月3日がある元珍走団の命日で、
その人を追悼するためになんだとか。
しかし、その元珍走団で亡くなった方が、
誰なのかということに関しては、
これと言った情報はありませんでした。
始まったのが1970年と
もう40数年も前のことですね。
当時は追悼目的があったと思いますが、
現在参加する人には
そんな意識はないように思えます。
ただの目立ちたがり屋でしょうか。
リスクが有りすぎる警察との攻防戦や
夜な夜な活動する行動力を
他のことに使えばもっと
いい仕事できそうですけどね。
もったいない。
しかも、イレブンスリーのために、
激しく珍走団が行き来する道路は、
交通規制が敷かれる他、
周辺のコンビニエンスストアや
カラオケボックス、飲食店など約200店舗は、
営業規制、または自粛をするようです。
イレブンスリー暴走の交通規制について！
イレブンスリーを防ごうと、
大阪府警は11月2日夜から11月3日未明まで
交通規制をすることが決まっています。
11月1日時点で発表されている
交通規制区間は、次のとおりです。
引用元：http://www.police.pref.osaka.jp/15topics/pdf/bousou_1103.pdf
＜＜規制予定日時＞＞
2017年11月2日（木）～11月3日（金）
午後10時ごろ～翌午前5時ごろ
＜＜規制予定区間＞＞
国道26号線の約2キロ
（葛の葉町北交差点～畠中2丁目交差点）
規制区間は、状況により
最長11.8キロ（泉大津市－貝塚市）まで
延ばされることがあります。
大阪府警の大規模な交通規制は、
2016年から行われました。
その結果、暴走車両が、
2015年は約50台あったのが、
2016年は25台以下、
そして、沿道に集まった「期待族」は、
2015年には2500人いたのが、
2016年には370人と大幅に減少したそうです。
その効果から、
2017年も交通規制が
行われるのだそうです。
また、交通規制以外にも、
700人の警察官が
取り締まりにあたることになっています。
周辺住民も迷惑を被りますが、
イレブンスリー以外に
警官が必要な事件などが起こった時に
手薄にならないかも心配です。
また、岸和田のイメージダウンにもつながるし、
マイナスはあってもプラスになることはないですね。
2017年限りで終わることを願っています。
では、最後まで読んでくださって、
ありがとうございました！
