これから成人を迎える教え子たちへの、成人式のお祝いの言葉は、「成人おめでとう!」だけでも気持ちは伝わりますが、ちょっとそれだけでは寂しいですよね。
今回は、成人を迎える教え子たちにかける、お祝い言葉の例文を紹介します。
どうぞ参考にしてみてくださいね。
目次
成人式のお祝いの言葉を教え子に贈る時の内容は?
成人式を迎える方に贈る言葉の内容には、
まず、「成人おめでとうの気持ち」を一言かけてあげましょう。
そして、
・どのような大人になってほしいか
・感謝の気持ちをわすれないこと
・自身の経験
などの内容を盛り込むといいでしょう。
では、成人おめでとうの後に続く内容をもっと細かく見ていきます。
どのような大人になって欲しいか
これからの教え子たちの未来に向けて、どのような大人になって欲しいか期待する言葉をかけるのはいかがでしょうか。
感謝の気持ち
ここまで育ててくれた親、家族、周りの人へ感謝の気持ちを忘れないことはとても大切なことです。
ですが、親や家族からは、「感謝の気持ちを持て」とは言えないですし、なかなか人に教えてもらえることでもありません。
ですので、感謝の気持ちを持つことを伝えられるのは、先生だからこそできることではないでしょうか。
自分の経験
自分の経験は、人生の先輩として伝えることができる話です。
これまでの自分の経験をもとに、成人としての心構えやこれから待ち受けるであろう壁など、そしてそれらをどう乗り越えるかを話してみてはいかがでしょうか。
成人後の教え子たちは、期待と情熱を胸にこれから大人の世界へ旅立ちます。
その中で誰しもが必ずぶつかる壁があるので、そこでくじけないようにフォローできる言葉を自分の経験から話してみましょう。
以上を踏まえて、自分なりの言葉で伝えたり、偉人たちの言葉を引用して、お祝いの言葉を伝えて下さい。
下に文例があるので、そちらも参考にして下さい。
成人式のお祝いの言葉を教え子へ!メッセージ文例!
ここでは、例文を幾つかご紹介します!
ご自身の経験を例文に盛り込むと、グッと理解しやすくなりますよ。
[su_box title=”<<例文1>>” box_color=”#dcfbc3″ title_color=”#0a0a0a”]成人おめでとうございます。
今日成人式を迎えられたのも、今まで立派に育ててくれたご両親や友人など、多くの支えがあったからということを忘れないようにして下さい。
これからも周りの人に感謝し、立派な大人になってください。[/su_box]
[su_box title=”<<例文2>>” box_color=”#dcfbc3″ title_color=”#0a0a0a”]成人おめでとうございます。
これからは大人としての自覚を持ち、何事にも積極的に取り組み、自らの手で未来を切り開いていってください。[/su_box]
[su_box title=”<<例文3>>” box_color=”#dcfbc3″ title_color=”#0a0a0a”]成人おめでとうございます。
大人への仲間入りをし、今までとは異なるような場面に遭遇することがあるでしょう。
それは時に理不尽なこともかもしれません。
しかし、そこで諦めるのではなく乗り越えていける力を身につけて下さい。
そこから必ず得るものがあります。[/su_box]
[su_box title=”<<例文4>>” box_color=”#dcfbc3″ title_color=”#0a0a0a”]成人おめでとうございます。
私たち人間は一人では生きていけません。
人とのつながりは人生においてとても大切なことです。
色々な方面へ人の「輪」を広げてきましょう。[/su_box]
おすすめの偉人の言葉
ご自身の経験などが思い浮かばない場合には、
偉人の名言などを引用するとメッセージに厚みがでるでしょう。
それぞれに、影響をうけた人や言葉があると思いますが、成人式を迎える方も知っているような偉人の言葉を紹介するのがポイントです。
教え子さんも、想像しやすく、今後その偉人の話題がでた時に思い出してくれる可能性もあります。
もし、思い浮かばない場合には、こちらもおすすめです。
ではここでは、私のおすすめの偉人の言葉を紹介します。
「大事なことってたいてい面倒くさい」
これは、『となりのトトロ』や『もののけ姫』などでおなじみのスタジオジブリ宮崎駿さんの言葉です。
これは私自身がモットーにしている言葉であり、これか新成人になる方へぜひ向けたい言葉です。
最近の若者からよく聞こえてくる言葉、それが「面倒くさい」です。
面倒くさいからやらないのか、面倒だけどやるのか、この判断を続けることによって将来には大きな差が現れます。
もちろん面倒くさいことにきちんと取り組んできた人は、それを乗り越える力を身に付け、さらにパワーアップしています。
自分の未来像を考えたときに、どのような大人になっていたいか、常に考えながら「面倒くさい」ことにも積極的に取り組んでいってほしいと思います。
目標となる人を見つけ、その人を追い越すことができるよう日々努力することが一番簡単な方法かもしれません。
いかがでしょうか。
終わりに
親や家族からではなく先生からの言葉というものは、子供たちの心にスーッと響きます。
これからどのような大人になってもらいたいか、心をこめて伝えましょう。
私も中学時代の先生の言葉は、40代になった今でも覚えていて、時々思い出しては元気になります。
あなたの一言が、教え子たちの未来を変えるかもしれませんよ☆