お子様の初節句おめでとうございます。
子供の日、お祝いしてあげたいですね。
それに合わせて、兜を飾られますね。
ここでは、
兜をいつ飾るのか、飾る時期や飾り方を確認していきましょう。
初節句の兜はいつ飾る?
初節句の兜は、
この日に飾らなければいけない!という決まりはありません。
だけど、一般的には、
春分の日を過ぎたら飾り始めます。
春分の日は、毎年3月の20日~23日のいずれかの日になります。
祝日でもあるので、家族で飾ってもいいですね。
また、春分の日を過ぎたらいつでもいいのですが、
お日柄にこだわる場合は、初節句はお祝い事なので、
天気の良い大安や友引、先勝や先負に飾ると縁起が良いです。
こだわらない場合は、
土日の旦那さんや家族がそろう時に出すのもおすすめです。
なにはともあれ、
初節句の兜を用意したら、出来るだけ早く飾って下さいね。
初節句の飾りを避けたい日
先ほどは、いつでも良いって書きましたが、
子供の日の前日である、5月4日だけは避けてくださいね。
なぜなら、「一夜飾り」になってしまうからです。
節句は、神事で、
そのお祝いに一夜しか飾らないというのは、
神様に対して失礼だという考え方があります。
お正月の飾りもそうですね。
だから、5月4日だけは避けてくださいね。
そうでなくても、
せっかく息子様の成長を願ってそろえた兜ですから、
長く飾ってお祝いしてあげましょう。
初節句の兜の飾り方のポイント
兜には、いろんな付属品が付いていますよね。
それって、どう飾るの?って毎回悩んでしまいます。
息子の初節句の時は、私が飾った兜を見て、
「これはこっちだよ~」って笑って入れ替えていました。
失礼しました!ってことで、兜の飾り方です。
出来上がりは、
こんな感じになります。
では、飾る手順です。
[su_box title=”兜の飾り方” style=”soft” box_color=”#a6ddf6″ title_color=”#0a0a0a”]① 飾るところに毛せん(敷物)をひきます(もしあれば)
② 毛せんの上に飾り台を置きます
③ 飾り台の中心に兜を乗せる台座「ひつ」を置きます
④ 「ひつ」の上に袱紗(ふくさ)をかぶせます
⑤ 袱紗の上に兜をバランスよくのせます
⑥ 屏風がある場合は、屏風を後ろに立てます
⑦ 弓を向かって左側、太刀(たち)を向かって右側に立てます
木の札は、場所のきまりはありませんが、
飾り代の前側の端っこにおくと締まりがいいです。
[/su_box]
どうでしょう、飾れそうですか?
あと、飾るときの注意点も知っておきましょう。
・兜を飾る場所で組み立てましょう!
別の場所で組み立てると、運べませんよ。
・兜飾りを触るときは、必ず水気を取った手で、
または、布手袋をしましょう!
カビや錆の原因になってしまいます。
また、鉄部分に指紋が付くのを防ぎます。
・飾り終わったら離れて全体的に確認しましょう!
近くだとバランスがとれてるように見えても、
離れて見ると偏ったりしています。
初節句の時には時間がかかっても、
数を重ねると、10分程度で飾れるようになりますよ。
きれいに飾ってあげてくださいね。
初節句の兜を飾る時期としまう時期
初節句に限らず、兜を飾るのは、
一年中飾っておいてもいいんですよ。
雛人形のように、
しまう時期が遅れると、婚期を逃すというような言い伝えはありません。
これもそもそも、しまうのが遅いのはだらしないからと、
諸説がありますから定かじゃないんですがね。
現に、私の従兄弟の兜と破魔弓は、床の間に一年中飾ってあって、
私が遊びに行ったときには、
それについていたオルゴールをいつも鳴らしていました。
しかし、しまっても、もちろんいいのです。
もししまうならば、
時期は、端午の節句が終わってなるべく早い方がいいですよ。
なぜなら、梅雨に入ると湿気が多くなるので、
変色したりカビが生えたりするからです。
立派な兜をしまうのは惜しいですが、
来年以降もきれいに保管するためです。
しまうのは、日にちは関係ありません。
天気の方が大事です。
晴れて、乾燥した日にきれいしまってくださいね。
タイミングは逃さないように、思い立ったらしまうことをおすすめします。
我が家は子供の日が終わったらしまいますよ。
部屋も狭く感じるし、なにかの拍子に壊れるのが怖いですからね。
何度も買い換えるようなものではないので、
ささっと引き上げます。
まとめ
初節句の兜を飾る時期は、3月の春分の日からです。
しまう場合は、保管状態に気を付けて、
1年中出しておく場合でも、時々は埃を取り除いて下さいね。
よい初節句となりますように!