三社祭(さんじゃまつり)、楽しみですね。
江戸三大祭の一つとも数えられるお祭り、毎年約150万人以上もの人が訪れます。
でも初めて行く場合は、どの日に行ったらいいか悩みますよね。
そこで今回は、三社祭の日程や各日の見どころ、またアクセス情報をお伝えします。
少しでも計画のご参考になると嬉しいです。
三社祭2019の日程
三社祭の日程は現代では、
5月第3週の金曜日、土曜日、日曜日となっています。
ですので、2019年の三社祭は、
2018年5月17日(金曜日)、18日(土曜日)、19日(日曜日)に開催されます。
以前は、5月17日と18日だったのですが、交通の関係や参加者の関係で週末になりました。
毎年日にちが変わりますので、毎年チェックして下さいね。
三社祭の各日の見どころ
三社祭は、上でも書きましたように、3日かけて執り行われます。
それに先駆けて金曜日の前日の夜には、浅草神社で「本社神輿神霊入れの義」という儀式が行われます。しかしこれは、三社祭で使うおみこしに浅草神社の御神霊(おみたま)を移す儀式で、関係者や氏子が集まって行われる神事です。
観光イベントではなく、あくまで神事なのでおごそかで静かに執り行われます。ですので、こちらへの見物は、興味がある方は行くという感じで判断して下さいね。
では、引き続き、各日のスケジュールと見どころを紹介していきます。
[su_box title=”1日目 金曜日” box_color=”#dafca2″ title_color=”#0a0a0a”]大行列から約100基の神輿まで見られる、みどころいっぱいの日です。
見物者は、参加するというよりも、パレードを見るという感じですが、祭の雰囲気を感じることは十分にできます。それぞれの衣装をみたり、祭囃子に気持ちを躍らせたりしながら楽しんで下さい。
後の2日間に比べると、見物者は約200,000人とこれでも少ない方ですが、それでも大変な人出なので、混雑は覚悟して下さいね。一説によると、満員電車の一歩手前くらいの混み具合のようです。
13:00~ 大行列(この日一番の見どころ!)
お囃子屋台、鳶頭木遣り(とびかしらきやり)、ざんびら舞、白鷺の舞、芸妓手ふる舞などが行列を作って、浅草の街中を約1時間かけてパレードします。
コースは、東京浅草組合前西回りで出発→馬道通り→雷門→仲見世→浅草神社神殿前の順です。
14:20~ びんざさら舞奉納(社殿)
15:00~ びんざさら舞奉納(神楽殿で一般披露)
15:30~ 各町神輿神霊入れの義(かくちょうみこしみたまいれのぎ)
こちらは、大行列の動画です。20秒頃から動画、6分頃からは、東京都無形文化財のびんざさら舞奉納が見られます。
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[su_box title=”2日目 土曜日” box_color=”#dafca2″ title_color=”#0a0a0a”]10:00~ 例大祭式典
12:00~ 町内神輿連合渡御(この日一番の見どころ!)
浅草人社の氏子44カ町の町内の神輿約100基が浅草寺裏に集結し、その後各町内を渡御します。100基が一基ずつ浅草神社でお祓いを受けます。その後各町内を渡御するのですが、日没後はライトアップされた神輿が出され、とてもきれいですよ。
各町に足を運んでみてくださいね。
16:00~ 奉納舞踊(神楽殿)
17:00~ 巫女舞奉奏(神楽殿)
こちらは、町内神輿連合渡御の様子です。人が多い!
[/su_box][su_box title=”3日目 日曜日” box_color=”#dafca2″ title_color=”#0a0a0a”]3日目は見どころが朝から晩まで続きます。
6:00~ 本社神輿発進式
本社神輿宮出し
宮出しには、朝の6時という早朝にも関わらず、多くの人が押し寄せます。見物者は境内には立ち入れないので、社殿の上からみましょう。と言っても、前日から場所取りが必要です。
宮出し後順次~ 本社神輿各町渡御(この日の見どころ!)
浅草神社に奉納されている三基の神輿が、一之宮、二之宮、三之宮の三方面に分かれて各町内を渡御します。各町内ではリレー形式で神輿の引継ぎが行われるので、同じ神輿でも担いでいる人のはっぴも違えば、雰囲気まで変わってきます。
本社渡御の中で、特に見ごたえがあるのは、西浅草三来た町会、通称「マルキンさん」です。本物の背中の彫り物がみられる、迫力がある町会です。
場所は、浅草ビューホテルと合羽橋の商店街の中間です。名物となっていますので、ものすごい人です。もし興味があるならば、渡御時間の11:30よりも30分ほど前には到着しておいてください。
さらには、午後からは雷門通りから馬町通りまでをお祭り広場として歩行者天国になるので、たくさんの神輿と見物者でごった返しながらも賑わいます。
また、人ごみの中には、かの有名なDJポリスが出動したり、違う名物もありますね。
19:00~ 本社神輿宮入り(この日の見どころ!)
町内を回った神輿が浅草神社に再び帰っていきます。
こちらも境内で行われるので、一般の見物客は社殿で見るか、離れたところから見るしかありません。しかし、祭のクライマックスとあり、賑やかな中にも伝統を重んじる姿が感じられ、一見の価値はあります。
その他
14:00~ 巫女舞奉奏(神楽殿)
15:00~ 奉納舞踊(神楽殿)
21:00~ 本社神輿神霊返しの偽
こちらは、本社神輿渡御のお祭広場の様子です。
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三社祭へのアクセス情報
三社祭へは、電車が便利です。
最寄りの浅草駅では、地上にあがるのも苦労するほどの混雑ですが、こちらが一番便利です。
[su_box title=”◆浅草神社” box_color=”#a2d0fc” title_color=”#0a0a0a”]東京メトロ銀座線浅草駅1番出口から徒歩7分
都営地下鉄浅草線浅草駅A5出口から徒歩7分
東武線浅草駅から徒歩7分
つくばエクスプレス浅草駅A1出口より徒歩10分
住所:〒111-0032 東京都台東区浅草2-3-1
電話:03-3844-1575
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また、本社神輿各町渡御・一之宮南部渡御は、「東京メトロ銀座線田原駅」の周辺を周るので、そちらでもいいですよ。
まとめ
いかがだったでしょうか。
三社祭は夏の始まりと言われるにふさわしい活気あふれたお祭ですね。
またその活気の中にも、伝統を引き継ぐ心が感じられるのがまたいい所ですね。
江戸一番の、賑やかな時間を過ごして下さいね。