長く使っていない畳の部屋に足を踏み入れたら、
畳の表面に緑のカビが!
ぞっとしてしまいますよね。
畳にカビが生えていることに気が付いたら、
すぐにふき取りたくなりますよね。
だけど、
・乾拭き
・水拭き
・叩く
・掃除機
は厳禁です。
どの方法も、カビにとって好条件。
一瞬はきれいになったように見えても、
カビの胞子が畳に潜み、
またすぐにカビが生えやすくなってしまいます。
そこで使えるのがエタノールです。
今回はエタノールをどのように使うのか、
そしてカビの臭いの対処と今後の予防法をまとめました。
私も実際に行ってカビとカビ臭を除去できた効果的な方法です☆
畳のカビ取りでエタノールは効果的!使い方は?
畳のカビを見た瞬間、さっと雑巾をとり拭くのは、
ちょっと待ってください!
それではカビを除去できるどころか、
畳の中にカビを埋め込んだり、繁殖させてしまいます。
それが、雑巾で畳をさっと拭く前に、
エタノールをまくことで、防げるのです。
と言っても、どうやって?という疑問にお答えしますね。
・エタノール(薬局で買うことができます)
・霧吹き(100均で買うことができます)
・歯ブラシかたわし
・雑巾(捨ててもいいもの)
・掃除機(紙パックは使用後捨てます)
●方法
1、エタノールを霧吹きに入れます(薄めません)。
2、カビが生えているところにエタノールを吹きかけます。
3、歯ブラシやたわしでゆっくりこすります。
カビがぽろぽろ取れてきます。
4、「弱」でゆっくり掃除機をかけます。
※エタノールで殺菌されてるので、
カビの胞子が空気中に巻き散らかるということはありません。)
5、エタノールを再度畳に吹きかけます。
6、雑巾で丁寧にゆっくり拭きとります。
いかがでしたか?
エタノールで消臭もできますので、
日頃の畳のお手入れにもお使いください。
我が家では、台風続きで雨が多い上、閉め切ってたので、
9月だったのに部屋全体の畳にカビが生えていました。
そこでこの対処法を実際にやってみた感想として・・・
「エタノール→拭く」は、
2~3回繰り返した方がよりきれいになります。
また、念のために、終わった後に扇風機をつけて乾燥しました。
さらに、使った掃除機は紙パックを交換する時に
念のためエタノールで消毒しておいた方が安心かなと思います。
畳がカビ臭い時には酢!
カビは見当たらないのに畳の部屋がカビ臭い、
畳からカビを除去したのにカビ臭いってこともありますよね。
そんなの時に使えるのが、エタノールや酢です。
(エタノールを使う場合は、上記の方法で、
スプレー後拭いて下さい。)
酢はお料理だけではなく、
キッチン周りの掃除などに効果的でよく紹介されています。
また、消臭機能が高いので、
畳のカビの臭いにも効果的なのです。
・酢
・水
・バケツ
・雑巾
●方法
1、酢1に対して、水を5~10をバケツで混ぜ合わせます。
2、雑巾をバケツに付け、その後固く絞ります。
3、畳をゆっくり拭きます。
拭いてすぐは酢の臭いがしますが、
徐々に取れていき、カビ臭さも一緒に消えます。
畳にカビが生えないようにする予防法
畳からカビが除去できて、においも取れたら、
これからはカビが生えないように予防していきましょう。
カビを生えにくくするのは、日頃からのお手入れが大事です。
・換気をして湿気や空気がこもらないようにする
・エタノールで拭く
・布団は毎日あげる
毎日すると大変なこともありますが、
清潔を保つことと、湿気がこもらない状態を保てば、
カビは生えにくくなります。
そんなに使わない部屋であれば、
除湿機を使うことも効果的です。
除湿機は空気中の余分な水分を除去してくれますので、
手が回らない場合は使うことをおすすめします。
ちなみに、我が家の場合は、
浴室近くの洋室に使用していますが、
毎日水がたまっています。
浴室近くに畳の部屋がある場合は、
ぜひお使いください。
まとめ
畳にカビが生えていたら、すぐに拭くのではなく、
エタノールを使ってくださいね。
カビの胞子はアレルギーやぜんそくを引き起こすこともあるので、
放置せず早めに対処したほうがいいですよ。