夏になると、スーパーでズッキーニがあるのが定番となりましたね。
我が家でも買ったり、実家から送ってきたりしますが、大量にあると保存に困ってしまいますね。
そんな時に、どうやって保存するか知っておくと、ズッキーニを腐らせずにすみますよ。
今回は、ズッキーニの保存方法とそれぞれの日持ち日数をまとめました。
参考にして、ズッキーニを楽しんで下さい。
目次
ズッキーニの保存法と日持ち日数
ズッキーニは、カボチャの仲間なのに、皮付きのままおいておいても、保存は長くは出来ません。
乾燥しやすく、水分が抜けやすい性質があります。そうなると、味にも状態にも変化が出てくるので、適切に保存しましょう。
また、ズッキーニが食べごろを過ぎたサインは、「しなびる」「べちゃべちゃになる」「スが入る」「異臭がする」です。
こうならなる前に食べきってしまいましょうね。
では、「常温」「冷蔵」「冷凍」の3パターンの保存方法と日持ち日数を見ていきましょう。
ズッキーニの常温保存方法と日持ち日数
まず、常温保存の場合です。常温とは約15℃~25℃のことを言います。
常温での保存ならば、そのまま置いておくのではなく、1本1本新聞紙に包んで風通しのいい冷暗所においておきましょう。
常温の場合は、日持ちは約1週間です。だから、約1週間以内には食べきってしまいましょう。
ズッキーニの冷蔵保存方法と日持ち日数
次に冷蔵庫での保存です。
ズッキーニの保存に適した温度は、10℃~20℃です。そして、冷蔵庫の野菜室の温度が約3~8℃なので、実は冷蔵保存は冷たすぎて向いていないんですよね。意外ですよね。
もし、冷蔵庫での保管の場合は、1本1本ラップかビニールで包んで縦にして置いておきましょう。
冷蔵庫での保管の場合は、日持ちは3日~5日です。
こうやってみると、常温保存の方が、日持ちがしますね。野菜は何でも冷蔵庫ーーー!な我が家では、さっさと食べてしまわなくてはです。
皆さんのおうちでは、買ってすぐに食べない時には、常温保存の方をして下さいね。
ズッキーニの冷凍保存方法と日持ち日数
最後に冷凍保存です。
冷凍保存の場合は、そのままの状態で保存するのではなく、カットします。
生のズッキーニを約5mの厚さにカットしたものを、くっつかないようにバットに並べて冷凍し、凍ったら密閉袋に入れて冷凍庫に置いておきます。
もし、ラタトゥユなど使う用途が決まっていれば、その形状に合わせて切っておくといいですね。
ズッキーニ自体、熱を通すと実の部分がトロッとしていますが、冷凍した場合にはさらにトロッとしますので、熱を通した形を気にしない料理に使ってくださいね。
料理する時には、凍ったまま鍋やフライパンに入れるか、自然解凍をします。
冷凍での保管の場合は、日持ちは約2週間です。他の野菜に比べると、冷凍でさえ日持ちがしませんね。
いずれにしても、ズッキーニが手に入ったら、すぐに料理をするか、1週間以内には使い切ってしまった方がいいですよ。
でも、「そんなに早く食べきれない」という場合には、次の保存方法をおすすめします。
ズッキーニのおすすめ冷凍保存方法
ズッキーニを生で保存すると、約2週間しか日持ちしませんが、そんなに早く食べきれないという場合には、こちらの方法をおすすめします。
その① ゆでる
ズッキーニを約5mの輪切りにして、塩を少々入れて硬めにゆでます。それをバットの上で冷まして、冷凍保存の要領で保存します。
その② 炒める
ズッキーニを好きな形にカットして、フライパンにサラダ油やオリーブ油をひいて炒めます。
炒めたら、塩を振って下さい。それをバットの上で冷まして、冷凍保存の要領で保存します。
これらの方法でしたら、約1か月は保存可能です。
また、どちらも上に書いたように、形を気にしない料理に使ってくださいね。
まとめ
ズッキーニが大量にあったり、残ってしまう場合は、常温か冷凍保存をおすすめします。
冷凍保存でも、湯がくなどひと手間を加えると、保存期間が長くなるので試してみてくださいね。
ズッキーニはパスタやラタトゥユなどいろんな料理に使えますね。私のお気に入りは、アヒージョです。これなら常温保存がいいですね。
油と相性がいいと言われるだけあって、とてもおいしいですよ。この夏ぜひ試してみてください。