死して生きるSSS級ハンター、はシンノア原作、Neida文章、Bill K作画のファンタジーアクション漫画です。
Fランクの落ちこぼれハンターである孔子は能力がある人々を妬んで過ごしてきましたが、ある日『殺されることで敵のスキルをコピーできる』というS級スキルを手に入れます。
またもや剣聖に暗殺者と思われて襲われた孔子でしたが、5大ギルドの力を利用して阻止することに成功しました。
ここからは、死して生きるSSS級ハンター、の第23話のネタバレになりますので、ご注意ください。
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死して生きるSSS級ハンター【第23話】のネタバレ
「はぁ。外の世界もここも同じだな」と剣聖は視線を宙へ向けます。
剣聖は自分がギルド勧誘を断ってきた理由を、1人でも頂点の立てると証明するためだと言います。
「己の才能と努力だけで成功を収めることができる!そのような希望を見せるためだ!それなのにお前たちは何をやってるんだ!お前たちの体たらく・・見るに耐えん。お前たちはもう腐っている!」と剣聖は怒りを露わにします。
黒色魔女はそれを聞いて「他の人ならともかく、あなたがそんなことを言うなんて」と激怒します。
剣聖は10階までの攻略の時もずっと単独行動を続け、ギルドへの協力を拒否し続けてきました。
剣聖が協力していればハンターの被害は半分に抑えられたと毒蛇は吠えて、食料問題も剣聖が外のコネを使ってくれればこれほど酷くならなかったと伯爵も嘆きます。
「ランキング1位ならそれ相応の責任感を持てってことよ!!」と黒色魔女は言いますが、「うるさい」と剣聖はばっさり切り捨てます。
「いい大人が駄々をこねて・・。私を祖父か何かだと思ってるんじゃないのか?いい加減にしろ。かかってくるなら剣を抜け」と剣聖は威圧し、「さっすが爺さん!俺の愛弟子!」と空気を読まない背後霊だけは喜んでいます。
「10人にもならないのにケンカか・・」と孔子は目の前の上位攻略者達の様相に幻滅し、11階でNPCさえも国を守るために団結していたことを考えます。
「オレたち一応ハンターですし、まずは12階の攻略に集中するのはどうですか?お互い非難してケンカして・・こんなのNPC以下ですよ?」と孔子は口を挟みます。
孔子の言い分
「せっかく勇者の肩書をもらって召喚された人たちが帝国は後回しなんて。恥ずかしいですよ」と孔子は訴え、剣聖は反論しようとしますが先に聖騎士が「彼の言うとおりだ」と剣を収めます。
聖騎士は仲裁役を買って出ると言って、自らのスキルを一つ皆に開示します。
【[嘘発見器]ランク:A-
効果:相手が嘘をついているかどうかがわかります。人だけでなく、NPCやモンスターにも使えます!しかし相手が「真実」だと思っていることが、客観的には「嘘」であるかもしれません。信じるか、疑うか。その選択は常にあなた自身のものです。
※ただし、人々があなたの話を信じるという保証はありません。】
そのスキルは、聖騎士を自警団のサブマスターにしたほどぼスキルでした。
「剣聖、孔子。私を信じることができるなら、この場で2人の発言の真偽を確認してあげよう」と聖騎士は言います。
『絶好のチャンスだ』と孔子は考え、「オレはお願いしたいです」と答えます。
「・・聖騎士のお嬢さん、君はこの場で唯一人を1人も殺していない。・・いいだろう。私も信じてみよう」と聖騎士も応じます。
聖騎士は『人を殺したことがある』ということに何らかのこだわりを持っているようでした。
聖騎士は頷いて、「では剣聖よ。孔子に質問してくれ。私自身と自警団の名誉にかけ、2人の問答の真偽を公正に判断する」と話します。
「わかった。始めよう」と剣聖は剣を収めて、「お前は4000人以上の人間を殺してきた。・・そうだろう?」と孔子に問いかけます。
剣聖の質問
「はい」と孔子が言えば、「ほら見ろ!やっと吐いたな!見たか!この人でなしども!お前達がこの若者を暗殺者として起用し大量殺人を・・」と鬼の首を取ったかのように捲し立てます。
しかし「嘘だ」との聖騎士の言葉に、「?」と剣聖は固まり、孔子はニコニコ笑っています。
「先ほどの剣聖の質問に彼が『はい』と答えていたが、それは嘘だったという意味だ。つまり彼は4000人以上の人間を殺していない。質問は以上か?」と聖騎士は言って、剣聖は混乱した様子を見せます。
「そもそもおかしな質問だな。1人でそんなに殺せるものなのか?」と聖騎士は首を傾げます。
「そ、それはお前たちがこの若者を一流の暗殺者に育て上げて・・」と剣聖は言いますが、「そうです!オレは一流の暗殺者です!」という孔子の明るい声に邪魔されます。
「嘘だ」と聖騎士は判断し、「聖騎士!見損なったぞ!君ならきちんと中立の立場で仲裁してくれると思ったのに!」と剣聖は反論します。
「だから条件として出していただろう。私を信じることを。まさか・・この期に及んで同意を取り消したいなどとは言わないだろうな?」という聖騎士の言葉に、剣聖は目を見開きます。
「まっ、待ってくれ!!誰一人殺していないはずはないではないか!」と剣聖は孔子を見て、「あぁ、それはそうです」と孔子は答え、「真実だ」と聖騎士は判断します。
孔子の反論
「でも1人だけです」という孔子の言葉にも、「真実だ」と聖騎士は言います。
「もちろんあれも殺人ではありますが、のっぴきならない理由があったというか・・」という孔子の言葉も、聖騎士は「真実だ」と言います。
「先にオレを殺そうとした上に!実はヤツこそとんでもない殺人鬼だったんです!!」と孔子は興奮気味に言い、「うむ。全て真実だ」と聖騎士は言います。
やりとりを聞いていた異端審問官は大笑いして、「残念ながら私たちは昨日初めて孔子さんと会いました!」と言います。
「まったく・・。爺さん・・、だから言ったろ・・。スキルなんかに頼ってるとひどい目に遭うって・・」と背後霊は呆れ顔です。
「どうやら双方に大きな誤解があったようですね」と孔子は笑って剣聖に詰め寄り、「とはいえ・・。ギルドマスターのみなさんに守ってもらえなかったら多分オレは死んでましたよね?」と問いかけます。
剣聖は顔を強張らせて何も言いません。
「この辺で謝罪の一言でもいただければと思うんですが、どう思われます?剣聖さん」と孔子は言い、剣聖は渋い顔をするのでした。
第24話に続く>>
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死して生きるSSS級ハンター【第23話】の感想
聖騎士の異名やスキルから判断するに、とても正義感のある人のようですね。
剣聖はどうも思い込んだら一直線の人のようです。
あれほど恐れていた剣聖に対して孔子は余裕に見え、メンタルのラフさが伺えますね。
次の話が楽しみです。
まとめ
今回は、ピッコマで配信されている「死して生きるSSS級ハンター」の第23話のネタバレと感想をご紹介しました。
「死して生きるSSS級ハンター」は、現在のところピッコマでの独占配信です。
他の漫画配信サービスでは読めません。
今後人気が出てきたら電子書籍化されるかもしれません。
応援していきたいですね。