最近オシャレなパン屋さんも増えてきて、ベーグル専門店などもできていますね。
私も、ちょいちょい近くのベーグル屋さんで、ベーグルを買っています。
あの触感とか、クリームチーズやベリーのトッピングが合って、ついついリピートしたくなるんですよね。
でも、流行りだから食べているけど、そもそもベーグルって、パンと何が違うんだろうという疑問も。
そこで今回は、ベーグルと他のパンの違いを、深く掘り下げていきます。
他のパンに比べてカロリーはどうなの?ダイエット中でも食べてもいいの?などの点もまとめました。
なんとなくベーグルを食べている方は参考にしてくださいね。
ベーグルとパンの違いって?!
丸いコロンとした形がかわいい特徴的な形のベーグルですが、パンとの違いは主に2つに分けることができます。
■材料
一般的なパンを作るときは、バター・たまご・牛乳が使用されます。
しかし、ベーグルを作るときにはこれらの材料は使用しません。
基本的に材料として使うのは、「強力粉、ドライイースト、砂糖、塩」です。
ですので、脂肪分が少なく、とってもヘルシーなんです。
また、たまごや牛乳のアレルギーがあっても、安心して食べれます。
手作りする場合には、材料が少ない分お金もかからず経済的ですね。(お店で買うと、とても高いですが)
■作りかた
一般的なパンを作る場合は、発酵させた生地をそのままオーブンなどで焼きます。
それに対してベーグルは発酵させた生地を、一旦茹でてから焼き上げます。
茹でることで強力粉に含まれるデンプンが変化して、ベーグル特有のモチモチとした食感を生み出すのです。
ずっしりと強い食感があることで、良く噛んで食べるようにもなり、腹持ちも長くなりますね。
ベーグルの気になるカロリーは?
それでは次に、ベーグルのカロリーについて見ていきましょう。
お店によって大きさや使われている材料の量によってさまざまあるので、ここではプレーンベーグルの場合で話を進めていきます。
プレーンベーグルは100gあたり約210kcalです。
一方、朝食でよく食べられる食パンは、100gあたり約264kcalです。
また、ランチなどでもよく使われるバターロールは、100gあたり316kcalです。
カロリーを見てみると一目瞭然で、圧倒的にベーグルが低くなっていますね。
さらに、脂質も比べてみると、
プレーンベーグルは100gあたり1.0g、
食パンは4.4g、
バターロールは9.0g。
つまり、他のパンに比べると、ベーグルは脂質はほぼないと、言ってもいいくらい低くなっています。
もちもちしていて、食べた後に満足感があるので、カロリーも脂質も高いかと思っていましたが、実はとってもヘルシーだったのですね。
ベーグルの腹持ち具合は?
では、腹持ちですが、食べたことのあるかたはご存知かと思いますが、ベーグルってそのまま食べても、けっこうずっしりとお腹にたまりますよね。
他のパンに比べて、材料も少ないうえ、カロリーや脂質もはるかに低いのに、腹持ちがいいのはどうしてでしょうか。
それは、作りかたに秘密があるからです!
先ほどもご紹介しましたが、ベーグルの作り方は、発酵させた生地を一度茹でてから焼き上げます。
この”茹でる”に実は秘密があって、茹でることで生地の表面にデンプンの膜ができ、その膜のおかげで生地の中から水分が蒸発しにくくなります。
そしてそのまま焼くことで、生地の中にギュっと水分がつまり、その結果モチモチとしたあの食感を生み出すことができるのです。
ぎっちりとつまったような歯ごたえのあるベーグルを食べるためには、よく噛んで食べる必要があります。
よく噛む=満腹中枢が満たされる→たくさん食べたと脳が勘違いすると言う結果、あまり多く食べなくても、お腹が満たされた状態に錯覚していきます。
食べる量が少なくなるのにお腹も満たされると言うことは、ダイエット中の食事にも向いていますよね。
最近では、炭水化物の代わりにベーグルを食べると言う、『置き換えダイエット』も主流になってきています。
食べることを制限して、ストレスをかかえながらダイエットをするより、色々な種類のあるベーグルを使って、ダイエットすると、飽きずに継続してできそうですね。
まとめ
ベーグルは他のパンに比べて、材料が少なく、作り方が違います。
しかも、カロリーや脂質も低いです。
しかし、もちもちとした食感のために、腹持ちが良く、「置き換えダイエット」としても使われることもあります。
確かに、硬いのでずっと噛んでいますよね。
そして、あの食感がくせになって、普通のパンでは物足りなく感じてしまいます。
私もベーグルなら、置き換えダイエットができそうな気がしてきました。
もし、ダイエットや腹持ちの良い食事をしたい方には、最適な食べ物だと思います。
まだ食べたことがない方は、ぜひ挑戦してみてくださいね。