初詣のために京都に行くけど、子連れだから混雑が心配。
できれば、人込みを避けて、ゆっくりしたいですよね。
そこで今回は、
子連れでも行ける初詣の場所や、
京都で初詣の場所で混雑するところと、
比較的すいているところをご紹介します。
京都で初詣を子連れなら?
京都へ年越しや初詣に訪れる人は毎年たくさんいます。
春や秋と同じく、年末年始の3~4日間は繁忙期なのです。
そんな中、大晦日の夜の年越しと初詣を、
「をけら詣り」で有名な八坂神社や、除夜の鐘つきで有名な知恩院などで
過ごそうと計画を立ていらっしゃる方もいるでしょう。
しかし、小さいお子様連れであれば、私はお勧めできません。
なぜなら、
大晦日の夜には、八坂神社や知恩院などがあるの東山エリアは
年越しや初詣のために大変混雑するからです。
例えば八坂神社は、
もともとそんなに広くない敷地での隙間もないほどの人ごみ、
また、そんな中での喫煙や、スリなどの犯罪もあります。
(私服警察もいるという噂ですが、俊敏に動けるほどの広さはありません)
その上、その群衆から抜け出したくても、
入り口からしばらくは逃げ道がありません。
また、京都の冬は底冷えでも有名ですが、
本当に寒くてそんな中立ったままでいるのは、
風邪の原因になり、せっかくの京都旅行が台無しになる可能性があります。
夜更かしは、体調を崩す元ですからね。
大人は自分でコントロールできますが、
子供はまだ抵抗力が弱いので、
夜に年越しに行くのは避けた方がいいです。
それよりも、
元旦の早朝からいくつかの寺社を回る方が、
私はおすすめです。
京都の初詣の混雑するのはこの神社!
先ほども触れましたが、
京都に初詣に訪れる人は、繁忙期に匹敵するほど多いです。
中でも一番混雑するのは、
伏見稲荷神社です。
伏見稲荷は、全国に約3万か所ある「お稲荷さん」の総本宮で、
初詣では、近畿地方の寺社で最多、国内でも4位(2010年)の参拝者が訪れます。
元旦のみならず、
最低三が日はどの日も同じくらい混み合います。
もしも、どうしても行きたいならば、
ベビーカーは避け、抱っこひもは必須です。
一方、先ほど、八坂神社は年越しと初詣で混雑すると書きましたが、
おもしろいことに元旦の昼間はそれほど混んではいません。
あの群衆はどこへやら、
人はそこそこ多いですが、大晦日の夜ほどではなく、
境内へ行くのも困難ではありません。
ただし、ベビーカーだと正面の入り口が階段で入れないので、そこは抱っこするか、
入り口の脇にある坂道を通って境内に行くことができますので、
そちらを通ってください。
初詣を京都でするならおすすめのところは?
では、ここからは京都で初詣に子連れで行く場合の、
お勧めスポットをご紹介します。
京都の初詣スポットにも、
八坂神社、伏見稲荷、下鴨神社、松尾大社、平安神宮など、
出店が出るところもあります。
初詣スポットとしては、どこも有名ですが、
混雑を避けるなら、私のおすすめは下鴨神社と松尾神社です。
下鴨神社では、
境内まで続く「糺の森(ただすのもり)」の静かな雰囲気の中、
出店が並びます。
家族揃って、その道を境内までのんびりと歩くのも、
元旦からすがすがしい気持ちです。
下鴨神社は、中心地からは少し離れていますが、
近くには、豆大福で有名な「ふたば」があったり、
小山薫堂が経営者である、京料理で有名な「下鴨茶寮」があったりと
京都らしさは十分味わえます。
[su_gmap address=”下鴨神社”]
また、松尾大社も出店が並び、正月気分が味わえます。
朝早く初詣に行ったら、
その後には嵐山へ移動し、ゆっくり竹林を散策するというのも、
お正月にはぜいたくな過ごし方ですね。
[su_gmap address=”松尾神社”]
またちなみにですが、
せっかく京都に来られたのですから、
お時間が許されるなら、金閣寺や嵐山などの観光スポットにも
足を延ばして見られてはいかがでしょうか。
神社に初詣とは少し違うかもしれませんが、
元旦から金閣寺を見るというのは、
とても運気が上がりそうな気がしませんか。
まとめ
京都の年末年始は、大変混雑しますが、
初詣の寺社の雰囲気を感じるだけでも、ご利益があるように感じます。
また、お子様連れだと、
京都の有名な寺社でお子様の健やかな成長を願ったという、
よき思い出にもなりますね。
どうぞご家族連れで素晴らしいお正月をお過ごしください。