1月7日には七草粥を食べるご家庭も多いのですよね。
さて、その七草粥って、
いつ食べるのが習わしなのでしょうか。
お正月が終わる、
松の内の最終日に食べるわけですから、
風習として、決まり事を知っておきましょう。
また、七草粥を炊飯器のタイマーで作るときのレシピや、
七草粥といっしょに食べるおかずをご紹介します。
七草粥はいつ食べるのが習わし?
七草粥は、江戸時代から始まる風習で、
年の一番初めの節句である、「人日の節句」の時に頂きます。
その「人日の節句」が、1月7日です。
また、朝に食べるのが良しとされています。
ですので、
「七草粥は1月7日の朝に頂く」のが
江戸時代からの習わしということです。
だけど、
現代では、朝に七草粥を用意するのは、
子供がいるとばたばたしてと難しいですよね。
そういう時には、
夕飯で食べるというご家庭もあります。
ちなみに、我が家も夕飯派です。
朝、ばたばたして作って食べるより、
夕飯の時に、家族揃って食べた方がおいしく頂けます。
朝がいいというのは、
江戸時代からの習わしであって強制ではないし、
生活もかなり変わってきているので、
ご家庭によってタイミングが合う時に食べるといいですね。
七草粥は炊飯器のタイマー予約で炊いてもいい?
七草粥は朝食べることが、習わしなのですが、
朝からお粥を炊くのは時間がかかり、
忙しい朝にはできませんよね。
また、例え夕食の時に食べるにしても、
仕事から帰った後に、時間がかかるお粥は作れません!
そこで、登場するのは、
炊飯器のタイマー予約です。
ご家族の人数と食べる量にもよりますが、
米1合で、2~3人分作ることができます。
・米 1合
☆和風だしの元 小さじ2杯
☆薄口しょうゆ 小さじ2杯
☆塩 少々
・七草 1パック
(朝食で食べる場合は、
前日までに用意しておいてくださいね)
◆作り方
1、お釜に研いだ米を入れて、
お釜の「おかゆコース」の線の所まで水を入れます。
2、お釜に☆のマークがついた材料を入れます。
(七草にかぶなどの根菜が付いている場合は、
刻んで一緒に入れます)
3、炊飯器のタイマーをセット(お粥コースを選んで下さい)します。
~炊き上がるまでの準備~
4、七草の葉の部分をさっと湯がいて、
細かく刻んでおきます。
(これはいつやってもいいです。)
5、炊き上がったお粥に、七草の葉を混ぜ込みます。
6、器によそって、出来上がりです。
※できるだけ、出来立てを食べるようにするために、
その時間に合わせてタイマーをセットしておきましょう。
※和風だしの元は、中華の元に変えてもおいしいです。
その場合は、薄口しょうゆは入れなくてもいいです。
もちろん、タイマーじゃなくて、
おかずなどを作っている時に、
炊飯器で炊き始めてもいいですよ。
土鍋で炊くともっとおいしくできますが、
その場合は、
白米は炊飯器で炊いておくという手もありますよ。
時間に余裕がある場合は試してみてくださいね!
七草粥に合うおかずは?
七草は、
「セリ、ナズナ、ゴギョウ、はこべら、
スズシロ、スズナ、ホトケノザ」
です。
これらは、早春にいち早く芽吹き、
邪気を取り払うとも言われています。
また、七草粥は、
お正月で負担がかかった胃が回復するのにちょうどよく、
ビタミンを補う効果があります。
だから、七草粥と合うおかずも、
胃腸に優しく、かつ栄養を補えるものがいいですね。
我が家では、このようなおかずを作りますよ。
(これをすべて作るわけではありません。)
・厚焼き玉子(または出し巻き卵)
・根菜の煮物
・煮魚
・西京漬の魚の焼物
・肉じゃが
・しらす豆腐
など
(これをすべて作るわけではありません。)
この他、我が家では、
子供がお粥が苦手で、七草粥を食べてくれないこともあり、
白米も普通のご飯として炊いておきますよ。
子供は、普通の夕食になっちゃってますが。汗
まとめ
毎年スーパーで七草のパックを見ると、
今年は土鍋でつくってやろう!と思うのですが、
結局炊飯器で作っています。
でもおいしいし、
家族で七草について、
ワイワイ言いながら(おいしい!とか意味を教えるなど)食べることで、
子供にも伝わっていくんじゃないかなと感じます。