子供のフケ、気になりますよね。
私も、子供を学校に送り出す前に、ふっと子供の頭を見たら、髪の毛の間にフケを発見!
え!大丈夫?他の子に不潔に思われない?って、今のご時世なのか、他の子の目を気にしてしまいました。当の本人は気付いていない。
これはいかん!と、フケ対策を試みてみました。結果は・・・
今回は、子どものフケが起こる原因と、対策、そしてフケの改善と予防に大事な洗髪方法についてまとめました。
子供のフケの原因と対策
まず、子供に限らず、フケには「乾性フケ」と「脂性フケ」の2種類あります。そして、それぞれ原因が違うんですね。お子様のフケのタイプがどちらか確認してみましょう。
乾性フケの特徴と原因
「乾性フケ」であれば、頭皮の乾燥によって発生します。
脂性フケの特徴と原因
「脂性フケ」は、頭皮の皮脂の分泌が多くなることで発生します。
脂性フケは、皮膚の乾燥によって、過剰に皮脂が分泌されてしまうことで起こる場合があります。
皮膚を乾燥させる原因は、乾性フケの原因とも通じるものあり、まずは乾燥対策をしていく必要がありますね。
また、脂性フケの場合、脂漏性皮膚炎という病気になっている可能性もあります。脂漏性皮膚炎は、頭皮に存在するマラセチア真菌の異常繁殖によって起こります。
人によっては、体の他の部位(まゆ毛、もみあげ、おでこ、ほほなど)にも炎症がある場合もあります。
脂漏性皮膚炎は、なかなか治り辛く、治るまでに長い時間がかかります。子供でもかかる場合があるので、もし、脂性フケが出て、地肌が赤くなっていたら皮膚科を受診して下さいね。
お子様はどのような感じのフケでしょうか。確認してみてくださいね。
子供のフケの対策
子供の新陳代謝は防ぐことができないので、他の原因に目を向けて対策していきましょう。
先ほども書きましたが、フケ対策で大事なのは「乾燥を防ぐ」ことです。乾性フケは乾燥が原因なのは明らかですが、脂性フケも、頭皮の乾燥による皮脂の異常分泌が、原因となる場合があります。
頭皮の乾燥は、体質によるものもありますが、普段使っているシャンプー、紫外線、食生活によるものも大きいです。
普段使っているシャンプーが刺激や洗浄力が強いものであれば、刺激が弱いアミノ酸シャンプーを使ってみます。また、シャンプーはそのままで、洗髪方法を変えるのもおすすめです。
紫外線には、日焼けを防ぐ帽子を。
食生活では、緑黄色野菜や、ビタミンCを多く含む食べ物を積極的にとるようにして下さい。脂性フケの場合は、脂質や糖質のとり過ぎも原因の一つなので、お菓子や油もののとり過ぎに注意です。
これらをしたからと言って、すぐに改善されるわけではなく、また、乾燥以外に原因がある可能性もあるので、これらを実践しつつ、経過を見守ってください。
私の息子の場合は、野菜を多くとらせることや、アミノ酸シャンプーはお高いので、次にご紹介する洗髪方法で徐々にフケが少なくなったと感じています。
もし取り入れられそうなことがあれば、今日から実践してみてくださいね。
洗髪方法改善でフケ対策
フケを減らしたり、予防するためには、生活習慣やシャンプーを変えるだけでは不十分です。
それと同時に、正しい洗髪方法を実践し、フケ対策をしていきましょう。
[su_box title=”<<洗髪方法>>” box_color=”#d3f7b7″ title_color=”#0a0a0a”]①ブラッシングして髪のもつれをほぐしておきます
②髪に湯をかけ、指の腹で優しくすすぎます
③シャンプーを手に取り、少量の湯を使って両手で泡立てます
④髪にシャンプーをつけ、手短に、まんべんなく洗います
⑤ヌルつきがなくなるまで、時間を掛けてすすぎます(シャンプーの約2倍の時間)
⑥リンスをする場合は、髪だけにつけ、すぐにすすぎます(頭皮には付けてはいけません)
⑦タオルで髪と頭皮を拭きます
⑧ドライヤーで髪と頭皮を乾かします
[/su_box]
洗髪する際の注意点は、強い力でゴシゴシ洗ったり、爪を立てないことです。きれいに洗いたい一心でしょうが、返って頭皮が傷つきフケの原因となるので控えてください。指の腹で優しく洗いましょう。
そして、シャンプーは適量または少量を使い、洗髪に時間を掛け過ぎないことも大事です。すすぎは丁寧にしましょう。
また、ドライヤーでの乾燥は、洗髪後にできるだけ早くします。また、髪だけではなく、髪を持ち上げて地肌も乾かして下さい。
ある程度乾いたら、温風から冷風に切り替えることで、めくれた角質を落ち着かせると尚良いです。
中には、自分で洗髪するお子様もいらっしゃいますよね。私の息子もそうで、私が洗おうとするとやめてって言われます。それが、彼のフケのそもそもの原因だと思われますが。
そんな時には、シャンプーを少量だけにするように教えるか、泡シャンプーを使い、入浴後には手早く乾かしてあげてください。
我が家では、シャンプーは少量使うように言い、すすぎの時には、泡が残っているところを教えてあげたりしています。それもうざがられますが。
フケ対策も大事ですが、自立心も大事ですしね。手を出せるところと、口を出せるところは出して、改善していきましょう。
まとめ
子供のフケの原因は、乾性フケか脂性フケかを確かめて、頭皮に赤みがあったり、なかなか治らない場合は皮膚科に相談しましょう。
また、フケ対策には頭皮の乾燥対策を行い、さらに日頃の洗髪方法を見直してみることをおすすめします。
フケは見る人によっては不潔に思ったり、ましてや子供なら率直に言って来たりしますからね。
そんなことで、お子様が不快な思いをしないように、できることから対策をしていきましょう。
お子様のフケが改善されますように。