「悪女が恋に落ちた時」は、ピッコマで配信されているredgu / HJの作品の恋愛ファンタジー漫画です。
ルペルシャ皇女とユジンがカインの部屋を訪れた時、カインと医者のロックスが病の話をしているところに出くわしました。
ルペルシャ皇女がカインを見て胸をドキドキさせていると、ユジンは病の話を聞いて、とっさにルペルシャ皇女をお姫様抱っこしたまま、外へ出ます。
そして、ユジンはルペルシャ皇女の「手をつなぎたい」というもう一つの願い聞き…
ここからは、悪女が恋に落ちた時の12話のネタバレになりますので、ご注意くださいね!
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悪女が恋に落ちた時【第12話】のネタバレ
ユジンはルペルシャ皇女をお姫様抱っこしたまま、外に行きました。
外でルペルシャ皇女を下におろし、一瞬見つめ合って…
ユジンは照れたように焦り、「手をですか?」とルペルシャ皇女に聞きました。
ルペルシャ皇女はとっさにユジンが“まさかこの女も!?”という顔をしていることを察し、
ユジンに、あなたのことは好きだけど恋愛感情ではないことを告げます。
そして、「わたしはあなたと友達になりたい」と笑顔で話しました。
ユジンは少しほっとした様子で、ルペルシャ皇女を見つめてこう言いました。
「今後はわざわざ頼まなくても、私が皇女様をお守りします。少なくとも皇宮にいる間は…」
そう言って、ルペルシャ皇女の手を取り誓いました。
それを聞いたルペルシャ皇女は“復帰宣言?”と一瞬焦りますが、ユジンには素直にお礼を言いました。
ユジンもニコッと笑い返しました。
ルペルシャ皇女はその笑顔を見て、“こんな笑顔を見せられたらみんなイチコロね”とほほを赤くして喜びにひたりました。
ユジンの回顧と想い
ユジンは1人、部屋で思います。
“本来私は好意を抱かれやすく、警戒心が強い。
私にとって人からの好意は特に努力しなくても得られるものだった…
しかし、皇女からの好意だけは少し違った…
なぜだか分からないが、心の底から私を大切に思っていることが伝わった。
しかし、それは不自然だった
なぜなら初めて会った瞬間からずっと皇女は私に冷たかったから
それなのになぜ今になって…”
ユジンは、そんな疑問を持ったまま皇女の頼みを受け入れたのでした。
そしてさらに、こう思います。
“実際に会った皇女は、どこか寂しそうだった。
そしてユジンが公園でルペルシャ皇女に「私も出ていきたいと言えば叶えてくれますか?」と聞いた時に、ルペルシャ皇女が「もちろん」といった返事には少し戸惑った。
それは、出ていけということなのだろうか…
さらにルペルシャ皇女が「(ユジンが皇宮を出ていくことに対し)でもとても寂しくなりますね」といった言葉は、嘘ではなさそうだった…
やましさがないキレイな気持ち…”
だけどそれでもユジンは、ルペルシャ皇女を完全に信じることはできませんでした。
そして、ユジンが発した「でも私はあなたが嫌いです」に対して、ルペルシャ皇女が「知っています。たとえそうでも私の気持ちは変わりません」と言った時…
ユジンは信じられませんでした。
”以前のルペルシャ皇女のように非情な人間でない限り、誰もが私の肉体を欲した…
それなのに、望みが“袖をつかむこと”だけなはずがない…”
そんなことを考えていると、さらに皇女は、
「手をつなぎたいです」そして「友達になりたい」
と言ってきた。
”彼女の気持ちに裏がないと気づいた途端、彼女への警戒心も嘘のように解き放たれた…
噂に流され彼女を誤解していたのだろうか?
それとも、本当に皇女が変わったのだろうか…私にはわからない…
一つだけ確かなのは、“彼女は本当に変な人”ということだ。
好きという感情がこれほどまで純粋だとは…
警戒することが無駄だと感じたのは初めてだった。
異性と友達になったことはなかったが、意外と悪くないかもしれないな…”
ユジンとカインの初対面
一方、医者のロックスはカインに「何か手掛かりが見つかったら読んでください」と言い、部屋を去っていきました。
カインは“ラファリエスと言っていたな。医者が泣きながらすがるとは情けない。それほど必死なのであろう…”と考えました。
そして、余計なことを知ってしまい、さらに皇女までも病について知ってしまったと頭を抱えます。
さらに、ドアのすき間から見たルペルシャ皇女を、噂で聞く冷たい魔女のようには見えなかった…むしろ明るく笑っていた…と思い出していました。
カインは立ち上がり、交流はなかった間柄だけど、誰かの悲劇を見てみぬふりするのは簡単ではない…と考えていると、左手にしている手袋に血が浮かんできました。
するとその時、ユジンがカインの部屋のドアをノックしました。
カインは誰か分からず「誰だ!」というと、ユジンは自己紹介をしました。
そして、ユジンはカインのことを“閣下”と呼ぶことにしました。
2人は近づき、火花を散らし互いにこう思います。
ユジンはカインを「同世代なのになんて生意気な口調だ」
カインはユジンを「ドアは開いていたのに、なぜノックしたんだ。こいつ気に入らない!」
ユジンはカインに、さっきの医者の名前と所属先を教えて欲しいと言いました。
すると、カインは皇女宮の専門医で、君も皇女宮所属だから会えるだろうと答えます。
ユジンはお礼を言い、話を変えました。
ユジンはカインに「重大な秘密を知っている者をそのまま帰したのですか?」と聞きました。
するとカインは「注意しに来たのか」と気づき、ユジンに聞きます。
「医者だけでなく私にも…そして、皇帝陛下にも…」
それに対しユジンは「護衛騎士として、主人を守るのは当然の務めです」と言い、ニヤッと笑いました。
13話に続く>>
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悪女が恋に落ちた時【第12話】の感想
今回はユジンの想いが聞けた回でした。
警戒心が強いから冷たく感じますが、転生後のルペルシャ皇女の純粋な気持ちによって、心が穏やかになっていくのにホッとしました。
ユジンがカインの元に向かったのは、ルペルシャ皇女を好意的に思ったからなのかもしれないですね。
原作どおりだと、ユジンとカインは戦い、ユジンは命を落とすことになりますが、そうならないといいなと思います。
カインも、ルペルシャ皇女の病のことを聞き、助けてあげようと思うところは、優しい人だなと思います。
2人で力を合わせて、ルペルシャ皇女の病を回復させてほしいですね。
とはいえ、次回もまだユジンとカインのにらみ合いは続きそうです。
次回の展開も楽しみです。
まとめ
今回はピッコマで配信されている「悪女が恋に落ちた時」の12話のネタバレと感想をご紹介しました。
「悪女が恋に落ちた時」は、現在のところピッコマでの独占配信です。
他の漫画配信サービスでは読めません。
今後人気が出てきたら電子書籍化されるかもしれませんので、応援していきたいですね!