悪役のエンディングは死のみは、ピッコマで配信されているGwon Gyeoeulの作品で、選択肢を間違えるとすぐに死んでしまうハードモードのヒロインになってしまった主人公が死亡エンドを避け、ゲームクリアを目指していく恋愛漫画です。
使用人たちの態度の変わりように戸惑いながらも、主人公は公爵の部屋に行きます。
怒られると思っていた主人公は先手をとって謝りますが、呼び出した理由は責めるためじゃないと言われ……
\随時更新中!/
悪役のエンディングは死のみ【18話】のネタバレ
公爵に「皇宮で何があったのか詳しく事情を聞こうと思ってな」と説明されますが、怒られるとしか思っていなかった主人公は驚きで言葉を失いました。
「いったい皇太子と何があった?」と改めて問われ、カリストとの出会いを思い出します。
次期皇帝争いの現状
主人公は庭園を歩いていたら道に迷い、偶然殿下に会ったが機嫌がよくなかったようでと説明すると、公爵は「…機嫌が悪くてお前の首をズタズタにしたのか」と聞いてきました。
「いやそんな大げさな…」と答えた主人公に対し、公爵は「大げさだと!?まともな人間が気分次第で公爵家の令嬢に剣を向けるものか!」と怒りをあらわにしました。
「で…ですが私にも落ち度はありますし…」と尚もカリストをかばう主人公に、公爵は「…傷は大丈夫か?」と問いかけます。
主人公が「え?はい、もうだいぶ…」と答えると、公爵は少し何かを考えた後、「よくやった」と主人公を褒めました。
「今回のことで皇太子にひとつ貸しができた。これでお前も立派なエカルトの一員だ」と言葉を続けられますが、何を褒められているのか主人公は理解できていません。
いつか鼻っ柱をへし折ってやりたいと思っていたことや、戦争の英雄だのとおだてられて調子に乗りすぎだなどと皇太子の悪口を言う公爵に、主人公は戸惑いながらも「お…お父様、誰かに聞かれたら…」と制止します。
「エカルトが中立派なのはお前も知ってるな」と聞かれ、主人公は「はい」と答えながらも「初耳です」と心の内で思います。
公爵は皇后陛下がご逝去されてから皇太子の支持者が減っていることと、皇太子が参戦した隙に第2皇子の母君が皇宮を半ば掌握したことを説明した上で、「どちらが次期皇帝になるかはまだ断言できん」と主人公に状況を伝えました。
ノーマルモードでは恋愛がメインだったので、カリストのそんな複雑な事情があったことを知らなかった主人公は、パーティー会場でのカリストと第2皇子のやり取りを思い出し、第2皇子が暗殺者を送ったことや会場での騒ぎにも理由があったことを知りました。
公爵は「情勢が乱れるほど中立であり続けるのは難しくなる。今回の件は我らにとって有利に働くだろう」と伝えた上で、「頑張った褒美をやろう。何が欲しい?」と主人公に問います。
「宝石商を呼ぶか?衣替えの時期だしドレスの新調も悪くないな。飽きたものは捨てるといい」と話す公爵に、主人公は「少しだけ考えさせてください」と返しました。
公爵の部屋を出ると「公爵兼の人物との仲が改善!名声ポイントが+5上がったよ」とシステムメッセージが表示されました。
「皇太子にケガをさせられるのがそんなに重要だったの?」と呆れつつ、数値が上がって損することはないし「この調子でいこう」と主人公は前を向きます。
建国祭と最後の攻略対象
部屋に戻るとエミリーに「お嬢様が倒れた日、首に当ててたものです」とハンカチを差し出してきました。
「小公爵様は捨てろと仰いましたが、念のため洗って取っておきました」と説明をされながら受け取ったハンカチは、皇宮でヴィンターがくれたものです。
主人公が「気遣いありがとう」とエミリーに伝えると、エミリーは一瞬戸惑いますが、すぐに嬉しそな表情を見せました。
ヴィンターも攻略対象なので、いずれまた会うことになるしお礼をしないと考えつつ、主人公はエミリーに「執事長に明日宝石商を呼ぶよう頼んでくれる?」と指示します。
「あ!お祭りに備えてアクセサリーのお買い物ですね!」と言ったエミリーに「お祭り?」と聞くと、「来週の建国祭ですよ!」と答えてくれました。
「皇太子様が勝戦なさったので、今年はより盛大に…」とまで言ってエミリーは慌てて口をつぐみました。
主人公が「皇太子の話はしなくていい…早く執事長に伝えてきなさい」と指示すると、エミリーはせかせかと部屋を出ていきました。
「来週がお祭りか…」とイベントのタイミングを把握した主人公は、以前攻略対象の情報をまとめた紙を引き出しから取り出します。
ゲームではイベントに沿って攻略対象のキャラに順番に出会うこととなっており、エカルト家でデリックとレナルド、皇宮でカリストとヴィンターと出会い、残りは騎士のイクリスのみとなりました。
主人公はゲームプレイ時のお祭りの時は兄たちを攻略中で「お祭りの見物」をしていたことを思い出します。
その時も死にまくっていたのでハードモードではイクリスに会ったことがなく、ノーマルモードで公爵が連れてきたという話が出ただけではありますが、お祭り期間中の出来事であることは分かっています。
主人公はイクリスについて「…公爵よりも先に見つけなきゃ」と呟きます。
カリストとのイベントで、試しに死ぬことが不可能なら早くクリアしてゲームから抜け出すことの決心をつけ、その為に見込みのある相手を集中して攻略することにしたのです。
主人公はその攻略相手をイクリスに決めました。
19話に続く>>
\随時更新中!/
悪役のエンディングは死のみ【18話】の感想
カリストの複雑な事情が露わになり、多少なりとも彼の行動原理が理解できました。
それでも現状だと危険人物なことに変わりはないのですが、今後変わっていくことがあるのか気になるところです。
次のイベントは建国祭ということで、最後の攻略対象であるイクリスに無事に会えるのか、ほんとうにクリアへの見込みがあるのか、続きを楽しみにしたいです。
まとめ
今回はピッコマで配信されている「悪役のエンディングは死のみ」の18話のネタバレと感想をご紹介しました。
「悪役のエンディングは死のみ」は、現在のところピッコマでの独占配信です。
他の漫画配信サービスでは読めません。
今後人気が出てきたら電子書籍化されるかもしれませんので、応援していきたいですね!