梅雨の時期や雨の日が続くと、汚れた洗濯物が洗濯機の中に入れっぱなしになってしまう事ってありますよね。
しかも、毎日使うバスタオルも使用後はすぐに、洗濯機に入れておきますよね。
私の息子や旦那さんは、濡れたものもすぐに洗濯機に入れるので、カビ臭くならないかいつも心配しています。
一応、乾燥機付きの洗濯機ですが、乾燥機を使用すると電気代や乾燥に時間が掛かったり、うまく乾燥できず、生乾きのまま洗濯機の中で数時間おいてしまっている時もあります。
それに、何回も洗濯していると、いつの間にか洗ったばかりのバスタオルなどが雑巾臭くなっていたり、黒っぽいゴミが付いていたりすることってありますよね。
週1程度で洗濯槽を洗っていますが、本当に綺麗になっているか不安にもなりますよね。
そこで、今回は、洗濯槽の臭いのとり方をまとめました。
原因を理解したうえで、洗濯槽を掃除して、いつでも清潔な洗濯機にしておきましょう。
洗濯槽の臭いの原因は?
洗濯機や服の臭いで、一番気になるのは何ですか?
私は、カビや生乾きの臭いです。
洗濯槽の臭いの原因は、いくつかの種類があります。
では、臭いにはどんな種類と原因があるのか見ていきましょう。
臭いには、大きく分けて4つの種類があります。
■生臭い臭い
主に雑巾のような臭いです。
この臭いの正体は、マイコバクテリウムという細菌が作り出す物質によるものです。
よく、小学校や中学校の掃除で使用する雑巾もこんな臭いがしますよね。
マイコバクテリウムは、湿気・栄養・温度の要素が揃うと猛スピードで繁殖し臭いを出します。
家では、濡れたバスタオルやタオルが原因です。
私が、家でしている対策は、濡れたバスタオル類は、入浴後の換気の良い風呂場等に朝まで干しておきます。
そうすると、乾いているので、細菌の繁殖も無く清潔な状態で、洗濯できますので生臭い臭いを未然に防げます。
■カビの臭い
洗濯槽の裏は、カビがすごく発生やすいのです。
また汚れや洗剤の残りかすがたまってしまうことで、カビが増殖します。
主に、お風呂の残り湯や汚れや洗剤の残りかすが原因です。
よく、お風呂の残り湯で洗濯してタオル等に嫌な臭いが付くのも、これが原因です。
私も、いままで水の節約と思い、お風呂の残り湯で洗濯していましたが、カビや生乾きの臭いがすごくて何回も洗っていましたが、お風呂のお湯を使わなくなってからは、全く臭いも無くタオル等も使えています。
■洗剤の臭い
最近は、いろんな種類の洗剤や柔軟剤が出ています。
しかし、汚れが落ちないからと言って規定以上の洗剤を入れて洗濯することで、かえって生乾きの臭いやカビの臭いの原因になります。
みなさんは、ちゃんと規定の分量で洗濯されていますか?規定の分量で洗濯してくださいね。
■下水の臭い
洗濯槽から下水の臭いがする時は、排水口が原因です。
その原因は、排水トラップが付いていなかったり、排水口が汚れていることが主な原因です。
私の家では、まだ下水の臭いはしていませんが、安心せずに、定期的に下水溝の掃除もするようにしないとダメですね。
臭いにもこのような種類があります。
皆さんは、当てはまる臭いはありましたか?
臭いの原因を排除して、洗濯ものや洗濯槽を綺麗に保ちましょう。
では、どのように臭いを取り除いたらいいのでしょうか?
また、どの洗剤を使ったらいいのかを、つぎから説明させて頂きます。
洗濯槽の臭いとりに重曹は使えるの? 酸素系漂白剤は?
皆さんは、洗濯槽はどのように洗っていますか?
最近は、スーパーでも洗濯槽用の洗剤が売られていますが、それを利用している人の方が多いかもしれませんね。
私も専用の洗剤を使って、月2回は洗うようにしています。
でも、カビなどは、すぐに繁殖するので、出来れば毎日洗濯後に洗濯槽を洗った方がいいんですよ。
でもそんなに、洗濯槽用の洗剤も、使えないですよね。
では、洗濯槽用の洗剤以外に使用できる洗剤はどんなものがあるのでしょうか。
●重曹
洗濯槽用の洗剤より値段の安く、洗濯槽以外でも使用出来るのでいいですよ。
ただ、手順や量を間違えてしまうと再び臭いの原因になるので、注意が必要です。
簡単に重曹を使って掃除をしてみよう!!(ドラム式以外の洗濯機)
[su_box title=”重曹で洗濯槽を洗う場合” box_color=”#d3f7b7″ title_color=”#0a0a0a”]((用意するもの))
・重曹:水10ℓに対して大さじ1杯
・水または湯:できれば40度から45度のお湯がベスト!!(風呂の水はダメ)
((手順))
①洗濯機に最大水位までぬるま湯を入れる
(水でもいいが、ぬるま湯の方が落ちやすい。温度調節がない洗濯機なら、一度浴槽にきれいな湯をためて、それを洗濯機に流すといいですよ)
②水量に適した重曹を入れる
(少なすぎても多すぎても、汚れが落ちずカビの原因になる)
③脱水モードは無しで、洗濯機を回す
(毛布モードがあるならそちらを選択すると沢山洗ってくれるのでいい)
④洗い終わったら、一晩放置する
(10時間程度)
⑤浮いた汚れをすくう
(そのまま洗うと洗濯槽に汚れがついてしまう)
⑥洗濯を回す
[/su_box]
●酸素系漂白剤
市販の物も酸素系の漂白剤が含まれていますが、少量なので、ご家庭にワイドハイターがあれば、それだけでも効果はあります。
[su_box title=”酸素系漂白剤で洗濯槽を洗う場合” box_color=”#d3f7b7″ title_color=”#0a0a0a“]((用意するもの))
水は40度から50度程度
酸素系漂白剤は、粉末でも液体でもOK
水10ℓに対して100gから150g入れる
((手順))
①洗濯機に最大水位までぬるま湯を入れる。
(水でもいいが、ぬるま湯の方が落ちやすい)
②水量に適した分量を入れる
(少なすぎても多すぎても汚れが落ちずカビの原因になる)
③5から6分は『洗いのみ』で洗濯機を回す
④カビやゴミが浮いてくるので網ですくう
⑤洗いが終わったら、2時間から4時間程度放置
⑥カビやゴミをすくう
⑦普通の洗濯コースで洗濯機を洗う
⑧掃除後は、洗濯機を開けて洗濯槽内を乾燥させる
[/su_box]
浮いてきたゴミやカビをすくうのは、このような網目が細かいネットを使うと取りやすいですよ。
100均にもあるので、常備しておくといいですね。
今回は、主にこの2種類の掃除の仕方を説明しましたが、この2種類の洗剤以外にも
・クエン酸
・セスキ炭酸ソーダ
・塩素系漂白剤
が使用できます。
洗濯槽の原因に合わせて、洗剤を変えてみてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
早速、掃除をして綺麗な洗濯機で洗濯ものをしてみてください。
私も、重曹がたくさんあるので、洗濯槽クリーナーの代わりに使用してみたいと思います。