「せっかく公爵令嬢に転生したんだから長生きしたい」は、漫画・宇宙くらげ、コンテ・Nam SaRang、原作・Cheong Song-A、脚色+yoshua、のファンタジー漫画です。
主人公は平凡な田舎娘。事故で命を落とし、気が付くと小説の登場人物「アドリアーナ(リアン)」に転生してしまいます。
しかし転生先でも命を奪われ、なんと2週目が始まるのでした。
ここからは「せっかく公爵令嬢に転生したんだから長生きしたい」第7話のネタバレです。ご注意ください。
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目次
せっかく公爵令嬢に転生したんだから長生きしたい【7話】ネタバレ
マスターは先に価格交渉をします。「情報料は50ゴールド、魔法石の採掘と販売に成功しましたら販売額の20%をお支払い致しましょう。情報料は今お支払い致します、残りは販売後に…どうでしょう?」
即座にリアンは「30%で!」と値上げします。リアンの即座の駆け引きに、一瞬マスターは怯みますが「…25%」と若干競り合います。
リアンは「乗った!」と25%で成立させます。その姿にマスターは「やりますね」と感心しています。
ぬいぐるみへの想い
リアンは続いて、担保としてぬいぐるみを差し出します。そして「残りのお支払いを頂く時に返してもらえるんですよね?」と確認します。
さらにリアンは疑問に思っていたことも尋ねます。「本当にこれが担保になるのですか?べつに高価なものじゃないし…ただのぬいぐるみですよ?」
マスターは「十分です。」と答えます。もう立派な『レディ』が片時も離さず持ち歩くほど大事にしているぬいぐるみならば、それだけで十分に価値がある。と考えているようです。
マスターの読み通り、そのぬいぐるみはリアンの大切なものでした。父親があの継母と再婚する前、その幸せだった頃に兄から貰った思い出の品です。
そして、前世を知らずにいたリアンと今のリアンとを繋ぐ、唯一の架け橋でした。
リアンはぬいぐるみのことを考えながらも、強がりを見せ「ただ持ち歩くのがクセになっているだけです。」と答えます。
そう答えるリアンの表情から、マスターは何かを感じ取ったのか「大事に預からせていただきます。」と笑いかけます。
マスターは「名前はないのですか?」と尋ねます。その質問にリアンは少し考え「…金ウサギです。」と答えます。
金の匙と箸で健やかに生きようねウサギちゃん。という意味だそうです。実はとっさに今考えた名前ですが、しっかりと意味までついてきています。
マスターは少し笑いながら「金ウサギ…良い名前ですね。」とぬいぐるみを見つめています。
そんなマスターにリアンは「それじゃあこれで交渉成立ですね。」と手を差し出します。ポカンとしているマスターに、リアンは「私と握手するのは嫌ですか?」と問いかけます。
「いえ…」と答えるマスターはリアンの手を取ります。リアンはニコニコして言います。
「改めてよろしくお願いします。」
リアンが帰った後、マスターは「…なんて怖いもの知らずな、ここがどこだと思って…」と今日のやり取りを思い出しています。そこに付き人が話しかけてきます。「閣下、尾行しますか?」
マスターは仮面を外しながら答えます。「大丈夫だティル、彼女の正体はすでに分かった。」マスターは、コートの隙間から見えていたドレスや高貴な雰囲気、そしてリアンの黒髪から彼女がクレセンテ家の長女であることを突き止めていました。
「本当に…興味深いお嬢様だ。」とマスターは少し笑うのでした。
二人っきりのお茶会
数日後、リアンは再び招待状を貰い、シンシア皇女のお茶会に招かれていました。今回は二人きりでお喋りがしたいとのことでした。
シンシア皇女はお湯を注ぐと、色が変わる紅茶を振る舞います。それを見たリアンは「魔法でこしらえた紅茶のようですね。」と感動します。
「アルセンティアは魔法に強いと聞きました。私のお兄様もアルセンティアのアカデミーに留学してるんです。」とリアンは魔法で思い出し、話題を振ります。
話の流れでリアンは、シンシア皇女の兄、クラウディアン殿下もアカデミーに通っていることを思い出し、そのことを尋ねますが、途中で『しまった!』と話題のミスチョイスに気づきます。
なぜなら、シンシア皇女はそのクラウディアンとは母親が違い、あまり良い感情は持っていませんでした。それに、クラウディアンは実兄のローエンハーツと次期皇帝を巡って争っています。
シンシア皇女は「私のローエンお兄様は、アカデミーに通わなくても、この国で最高の教育を受けました。」と少しクラウディアンに張り合うような発言をします。
リアンは「ですよね!」とローエンを褒めちぎります。それで何とかシンシア皇女は機嫌が直ったようです。
お茶会はまた盛り上がり、時間が過ぎていきます。すると「これはこれは珍しい。」とある人物が声をかけてきます。つぐみはギョッとします。
その人物はシンシア皇女の父、皇帝陛下だったのでした。
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せっかく公爵令嬢に転生したんだから長生きしたい【7話】の感想
ぬいぐるみはやはり、とても大事なものでしたね。命名はさすが転生後のリアンと言った感じでした。
マスターは大事なものだと見抜いて、担保の提案をしたのでしょうが、それは純粋に商売のため、というわけではなさそうです。
前回から、クレセンテ家に何か秘密がありそうな描写が描かれています。マスターたちは何を探っているのでしょうか?
次回も楽しみにしています!
まとめ
以上、せっかく公爵令嬢に転生したんだから長生きしたい【7話】のネタバレと感想をご紹介させていただきました。
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