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逆ハーレムゲームの中に落ちたようです【第48話】のネタバレ・感想|ピッコマ

逆ハーレムゲームの中に落ちたようです ネタバレ

逆ハーレムゲームの中に落ちたようです、はinui原作、GOYAによる恋愛ファンタジー漫画です。

主人公は、誰かがプレイしている逆ハーレムゲームの中の悪女、皇女エルドリアに憑依してしまいました。

追放したはずのユリエルが再び、生誕宴でエルドリアの前に姿を表しました。

ここからは、逆ハーレムゲームの中に落ちたようです、の第48話のネタバレになりますので、ご注意ください。

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逆ハーレムゲームの中に落ちたようです【第48話】のネタバレ

『このゲームの中に落ちてしまってから、私の頭の中に常にあった1つの疑問。 私がこのストーリーの主人公でないとしたら、どうすれば生き残ることができるのだろうか』と、エルドリアはずっと悩んでいました。

『ゲームウィンドウというヒントを通して、今までいくつかのルートを変更させてきたけど、結局決められた流れがあるかのようにストーリーは進んでしまう。死なずにすむのであれば、このまま皇女として生きたっていい』とも、エルドリアは覚悟していました。

『でもこのゲームのすべてのエンディングの中に、私の死が予定されているとしたら? 皇女になって以来、私には権力という名の力があった。 以前の皇女がそうしていたように他人を弄び、踏みにじり、破壊し、恐怖の対象となって相手の命を奪ってしまえる力』と、エルドリアは手にしている権力を実感しました。

『私がしていることは人殺しに他ならなかった。だからユリエルを城から追放した。そのままユリエルと関わるゲームのストーリーが止まってしまうことをこと願ったけど、結局私は抜け出せなかったのだ』と、階段を降りてくるユリエルをエルドリアは見つめます。

ユリエルとの対峙

『分かっている。唯一残った選択肢は、プレイヤーである「ユリエル」の死だけだということを』とエルドリアは認め、「お誕生日おめでとうございます、姫様」と笑うユリエルの言葉を受け止めます。

『ユリエルが戻ってきた。とんでもない内容のシステムウィンドウと一緒に』と、エルドリアはピロンと言う音と共に眼前に現れたウィンドウの内容を確認します。

【[2番目の皇女]:あなたは「アルケン・ドミナート」の助けを借り皇城へと戻ってきました。 このチャンスを利用すれば、エルドリア皇女を没落させることができるかもしれません。

[現在の進行率]:「エルドリア・ビオッテ・セシリア」皇女の没落達成値:0%】

ウィンドウは皇女を没落させるためのクエスト内容を提示します。

「陛下、そして姫様にご挨拶申し上げます」とユリエルは挨拶をして、「皇居から追放された者がどうしてこんなところにいるのかしら?」とエルドリアは問いかけます。

「追放された身としてこの宴に来ることが罪であることは分かっていましたが、母の遺品を取り戻すためにはこの方法しかなかったのです。どうぞお許しください」とユリエルは言って、「遺品?」とエルドリアは尋ねます。

「先代の皇帝陛下が私の母へ授けてくださった、そして母が遺品として私に残してくれたものです」とユリエルは言って、「何の話だ?」と今度は皇帝が問いかけます。

「 陛下の乳母であった私の母は皇家の血筋を宿しましたが、それに怒った太后様は母を追い払ってしまわれたのです。私は母が過ごしていた、そして父の跡が残る皇城のことがいつも気になっていました。 そのため、侍女として宮へ入り、それで満足していたのですが・・」と、ユリエルは悲しげに説明します。

「それを知った姫様は・・、絶対に認めないと仰り、私が一生大切に持っておこうと思っていた母の遺品を奪ってしまわれました。そして私を虐げて、無理やり城の外へ追放されたのです」と、語るユリエルは涙を流します。

「その話は本当か?」と皇帝が詰め寄り、「すべて事実でございます。その証拠に・・私の母の遺品であり、失われた皇家の宝物である血の首飾りを、今姫様が着けていらっしゃいます」とユリエルはエルドリアを指差します。

首飾りの正体

それこそが、侍女のヘスが持ってきて、エルドリアが身につけている真っ赤な宝石のついたネックレスでした。

ピロンという音と共に、【達成値が上がりました:[没落達成値10%]】とウィンドウが立ち上がります。

「証明してみせよ!」と皇帝が命じ、ユリエルは渡されたナイフで人差し指の先を切り、ネックレスに血を垂らしました。

すると血を浴びたネックレスが赤く輝きます。

「ロビリア・・本当にロビリアの娘なのか?」と皇帝は戸惑い、「・・さようでございます、陛下」とユリエルは答えます。

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【達成値が上がりました:[没落達成値:20%]】と、ウィンドウは数値の上昇を知らせます。

『何なのこれは・・。突然ユリエルが先代皇帝の娘ですって? ユリエルが皇女?それなら私は?いくらあがいても死を免れない悪役だというの?』とエルドリアはウィンドウを見つめます。

周囲の貴族たちはざわつき、それとともにまたウィンドウが【達成値が上がりました:[没落達成値:30%]】と知らせます。

「それが事実なら、皇女様が首飾りを奪ったことも・・」「自分以外の他の皇女ができることを阻止したかったんだろう」と貴族たちはそれぞれ囁き合います。

【達成値が上がりました:[没落達成値:40%]】と数値はさらに上昇します。

「皇女が2人だとしたら、継承序列はどうなるんだ?」と話す貴族もいます

【達成値が上がりました[没落達成値50%]】と数値は上昇していきます。

エルドリアは呆然と、次々に立ち上がるウィンドウをなす術もなく眺めます。

「アルケン様が力を貸してくださったおかげで、 このように真実を明らかにすることができました」とユリエルは言って、「とんでもありません、ユリエル嬢」とアルケンは答えます。

『今だ』とアルケンが顔を上げて従者に視線で合図を出すと、従者は隠し持ったナイフで背後にある贈り物の袋を切り裂き、袋の切り口からは大量の白い粉が溢れました。

アルケンの策略

「重さに耐え切れず破れてしまったようですね。すぐにお片付けいたします」と従者はわざとらしく言います。

エルドリアは目を大きく開いて、それをただただ見ていました。

「まさか、あれって・・」「贈り物の山の中に白い粉が・・?」「麻薬ではないでしょうか?」と周囲のざわめきはますます大きくなり、視線はエルドリアに集まります。

【達成値が上がりました:[没落達成値:60%]】とウィンドウの数値はさらに上昇します。

『一体私はいつまでこのクソッたれな皇女に命を抵当に取られたまま生きなければならないの?』とエルドリアは憤ります。

【達成値が上がりました[没落達成値:70%]】と数値がまた上がります。

「陛下、まだ他にもお話ししたいことがございます」と口を開いたのはアルケンでした。

「皆さん、噂は耳にしたことがあるでしょう。姫様が幼い少年たちだけを奴隷として買い集めているという噂ですよ。そして、年を越す前に全員殺してしまうという・・。ここまでなら姫様の多少恐ろしい趣味程度だと言えるでしょう。本当にそれだけならば・・ですけどね」とアルケンは述べます。

「何を・・」と、心当たりのないエルドリアは呆然とアルケンを見つめます。

「それ以上のことをされてはいませんか?冷たい死体に悪魔ですら目をそらすようなおぞましい行為を!」とアルケンは煽り立てます。

「姫様が成人にもならない少年たちだけを奴隷として買い集めているという噂があるのです」と、侍女のデイジーは以前にエルドリアに教えてくれました。

『・・皇女に・・今、私が入っているこの体に吐き気がして耐えられない。こんな体の中にこれ以上いたくない。 吐きそう・・』と、エルドリアは今まで犯したであろう皇女の罪を実感して嫌悪感が湧き上がります。

【達成値が上がりました:[没落達成値:90%]】と、数値はさらに上昇します。

「姫様」とエクロットは言って、ふらつくエルドリアを支え、「・・エクロット・・私は・・」とエルドリアは何かを言おうとして言葉に詰まります。

エクロットはそんなエルドリアを見てアルケンに怒りを感じ、「よくも・・」と言い掛けた時、扉の開かれる大きな音がしました。

そこにいたのは、エッセンに支えられているロビアであり、腹部からは血が滲んでいます。

「その者たちの言葉に・・惑わされてはなりません、陛下」と、荒い息を吐いて辛そうな表情でロビアは告げるのでした。

第49話に続く>>

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逆ハーレムゲームの中に落ちたようです【第48話】の感想

次々にユリエルとアルケンに明らかにされていく話は、どこまでが本当なのでしょうか。

エルドリアがどうやってこの状況を切り抜けることができるのか想像もできません。

傷を負って帰ってきたロビアには何があったのでしょうか。

次の話も気になりますね。

まとめ

今回は、ピッコマで配信されている「逆ハーレムゲームの中に落ちたようです」の第48話のネタバレと感想をご紹介しました。

「逆ハーレムゲームの中に落ちたようです」は、現在のところピッコマでの独占配信です。

他の漫画配信サービスでは読めません。

今後人気が出てきたら電子書籍化されるかもしれません。

応援していきたいですね。