全ては勘違いだった、はG-ANNE原作、MIM作画の恋愛漫画です。
前世で読んだ小説の悪女ドルーア・バローズに生まれ変わっていることに気付いた主人公は、処刑を避けるために動き出します。
アリスはドルーアに会いに行き、ノクターンの洗脳を避けるためのペンダントを渡すのでした。
ここからは、全ては勘違いだった、の第18話のネタバレになりますので、ご注意ください。
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全ては勘違いだった【第18話】のネタバレ
「ひょっとしてクレイモア卿が血を吐いたのはエドガー閣下のせいなの?」とアリスは問いかけ、「やっぱりあの変な言い訳は通じなかったのね。そうなのノクターンのせいよ。でもノクターンも血を吐いたのよ。アーロンのせいではないけど」とドルーアは答えます。
アリスはとても驚いて、考え込んでしまいました。
「どうしたの?」とドルーアが不思議そうに尋ねれば、「もしかして、さっき閣下にこんなことを言わなかった?私にはアーロンは大切な存在なの。だから友達ごっこはやめよう・・とか」とアリスは言います。
ドルーアは言い当てられたことに驚いて心拍が早くなり、「・・今日のことも夢で見たの?」と尋ねます。
「ううん、さっきのはあなたが夢の中のお茶会で言ったことよ。エドガー閣下が主催したお茶会」とアリスが言って、「お茶会の夢で同じことが起きたってことよね?だけどなんで絶対お茶会に行っちゃいけないって言ったの?血を吐いたから?」とドルーアは尋ねます。
「夢ではあなたがそう言ってから、エドガー閣下はクレイモア卿に催眠をかけるの。催眠にかかったクレイモア卿は・・私を殺して自殺するの」とアリスは怯えた顔で目を伏せます。
「自殺・・」とドルーアが呟けば、「実際はエドガー閣下に殺害されたってことよ」とアリスは言います。
「催眠をかけたのはなんで分かったの?」とドルーアは問い、「急にクレイモア卿の目が濁ってきたから。私にはわかるの」とアリスは言います。
『そうね。・・そんな予知夢を見たら私だって同じこと考えたでしょうね。アーロンはアリスを刺して自殺するようなひとではないから』とドルーアは考えます。
お茶会に参加しなかったことで悲劇は避けられたようですが、男主人公であるアーロンも催眠にかかる可能性にドルーアは気づきます。
『もしアーロンがノクターンを止められなかったら・・さっきノクターンに殺されてたかもしれない!ひょっとしたら私も・・!』とドルーアは考えて、ゾッとするのでした。
「あの夢では急にあなたの声が聞こえ始めたの。顔はまだぼんやりしてたけど」と、アリスはこれまで予知夢では聞こえなかったドルーアの声が聞こえたのだと説明します。
『「メモリアの糸かせ」のおかげで原作の内容は分かったけど、現実と変わったところが多くてアリスの予知夢が頼りだったのに・・。夢が変わるだなんて』とドルーアは困った顔をします。
お茶会の会話がどうして今回の会話になってしまったのか、予知夢をさけたから現実が変わったのか、ドルーアには確かめる方法はありません。
血を吐いた理由
「ところで、エドガー閣下はなぜ血を吐いたの?」とアリスが尋ね、「わからない・・最初は普通だったの」とドルーアは答えます。
「じゃあ、その間に何が起きたか話してくれる?」とアリスは聞いて、ドルーアは経緯を説明します。
「聖水を飲んだの?ノクターン・エドガーが?」とアリスは驚いたように叫んで席を立ち上がります。
『呼び捨てか〜、珍しいわね』とドルーアも驚いて、「アーロンが本物の聖水だって確認してくれたの」と答えます。
「そんなバカな!黒魔法使いにとって聖水は猛毒と同じことなのよ!」とアリスは言って、『人を治療する聖水がノクターンには毒ですって?ノクターンはなんでそれを飲んだの』とドルーアは戸惑います。
ノクターンが血を吐いたのは、聖水を飲んだことによるものだと推測されました。
「閣下はあなたに自分が魔法使いじゃないって証明したかったんじゃない?」とアリスは言いますが、「私はノクターンが使ってる魔法が黒魔法だってことも今知ったのよ。聖水が黒魔法使いに毒になるってことも当然知らなかったし」とドルーアは答えます。
『そうだとしたらサディに魔法をかけたって白状しなくてもよかったのに。じゃあ、わざわざ私の前で聖水を飲んだ理由はなんだろう?』とドルーアは悩みます。
「複雑に考えないでもっと単純に考えれば閣下はあなたを・・あなたを愛してるんじゃないかな?」とアリスは真剣な顔で言って、ドルーアは固まります。
「あなたが具合が悪いと聞いて聖水を持ってきて、あなたが自分を疑ってるのを知ってるから疑わないでって意味で・・」とアリスが言いますが、ドルーアは否定します。
未だにバローズと呼んで、招待しても家に来ず、いつも試すような行動をして、愛している人に対する態度にはとても見えない。
ドルーアはそんな4つの理由で信じられないとアリスに言います。
「ちょっと言ってみただけよ。あなたが違うと言うのなら違うでしょう」とアリスは言って、その話を終えるのでした。
「今日はペンダントを渡しに来ただけだからそろそろ帰るね」とアリスは言って帰ろうとします。
そんなアリスを見て、『アーロンはアリスが誰なのか知ってて、今もアリスを愛してる。アリスにはそれを隠しているけど。アリスはアーロンが誰なのか知ってるのかな?』とドルーアは疑問を思い出します。
「私がアーロンと結婚したらどうかな・・?」とドルーアは遠回しに尋ねると、「本当?恋に落ちたの?おめでとう!」とアリスは純粋に祝福します。
『知らないのね・・。アーロン、顔が認識できない魔法なんてかけなければよかったのに。あんな田舎の町に自分を知る人なんている訳ないのに。なんでそんな魔法をかけて事を複雑にしちゃったのよ』とドルーアはアーロンに心の中で文句を言います。
「私はあなたが恋愛するなら応援するわ。相手がエドガー閣下じゃなければね」とアリスは言って、「私もあなたが恋したら応援するね」とドルーアは答え、アリスはそのまま帰ります。
『心からアーロンとアリス、二人が結ばれることを祈るわ』とその後ろ姿を見てドルーアは思うのでした。
ノクターンの過去の話
季節は春で、ノクターンとドルーアが幼かった頃の話です。
カフスを湖に投げた事件があってからも、ドルーアは毎日のようにエドガー公爵邸にやって来ました。
ノクターンにはなぜドルーアがまだ来てくれるのか不思議であり、『僕もまた来てバローズと言った』とノクターンは思い返します。
あの日も二人はいつものように本を読んでいました。
部屋の中をどこからか入った虫がブーンと大きな音を立てて飛び回り、ノクターンがそれをジーっと見ていました。
すると、「殺さないでノクターン!!」と、ドルーアが急に叫びます。
第19話に続く>>
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全ては勘違いだった【第18話】の感想
ドルーアとアリスはとても仲がいいですね。
ドルーアはノクターンに対する勘違いにまだまだ気づかなそうです。
ノクターンの小さな頃のエピソードがどう絡んでくるのか気になりますね。
次の話も楽しみです。
まとめ
今回は、ピッコマで配信されている「全ては勘違いだった」の第18話のネタバレと感想をご紹介しました。
「全ては勘違いだった」は、現在のところピッコマでの独占配信です。
他の漫画配信サービスでは読めません。
今後人気が出てきたら電子書籍化されるかもしれません。
応援していきたいですね。