こんにちは、ハナです。
春には京都へ桜を見に旅行に行き、
夜桜を見に行こうと計画を立てている方も
多いのではないでしょうか。
京都の夜桜の名所はたくさんあり、
どこも優劣つけがたいですね。
そこで今回は、京都で夜桜のライトアップが見られる
おすすめのスポットを10ヶ所ご紹介します。
では早速みていきましょう!
目次
京都の夜桜人気スポット① 清水寺
清水寺は、紅葉散策、建築物、寺院など、
様々なことで名所となっていますが、
桜の名所としても忘れてはいけない所です。
京都屈指の桜の名所であり、
ソメイヨシノやヤマザクラなどが
約1,000本もあります。
夜桜のライトアップでは、
清水の舞台の下から照らし出される桜と本堂、
また、放生池からの桜と三重塔の風景は、
感嘆せずにはいられません。
約500基のライトで照らし出されているそうですよ!
写真を撮るのにも絶景ポイントです。
これらの他、桜と境内のコントラストや、
音羽山からの境内や京都市内の眺めなど、
境内自体が広大なため、様々な角度から
夜桜を楽しむことができますよ。
さて、清水寺は、年間を通して人が多く、
特に春と秋は、清水寺のみならず、
周辺の五条坂、二年坂、産寧坂は人でごった返しています。
拝観券を買うのにも並ぶことがありますが、
それは覚悟の上で行ってください。
ただ、清水寺の境内に行くと、
人よりも桜や風景が素晴らしくて夢中になるので、
「見たい!」と思ったら、ぜひ行かれることをおすすめします。
京都の夜桜人気スポット② 高台寺
北の政所ゆかりの名刹で
開山堂前の高台寺桜など数々の桜が
名物となっています。
桜の本数は約50本とそれほど多くはないですが、
白砂の方丈前庭を舞台にライトアップされるシダレザクラは、
多くの人を魅了します。
合わせて、プロジェクションマッピングも
行われているのですが、
お寺で見るのも一風変わっていて面白いなと思います。
毎年趣を変えて演出されるので、
毎年訪れる人もいるほどですよ。
今年は「アンドロイド観音」も
お披露目がありましたね。
昼間も一緒のお楽しみください。
ぜひ一度は見てみてくださいね。
清水寺と円山公園の中間にあるので、
『夜桜はしご』にもおすすめ。
また、ライトアップの開催期間が長いので、
桜が終わっても楽しむことができます。
京都の夜桜人気スポット③ 平野神社
平安時代から貴族たちが珍しい桜を奉納したり、
花見をしたという歴史がある神社です。
他の季節には脚光を浴びることはありませんが、
春だけは違いますよ!
約60種400本の桜の木があり、
多くの人で賑わっています。
また屋台も多く、ちょっとした宴会花見が楽しめます。
夜は腰をかけてぼんぼりの灯りに包まれた桜を
眺めてみましょう。
平安時代と同じやんごとなき風景が
見られるかもしれませんね。
京都の夜桜人気スポット④ 平安神宮
平安神宮には、沢山の種類の桜が約300本あり、
特に、「八重紅枝垂れ桜」が有名です。
八重桜で枝垂れ桜、
大きな木にもっさりと花が垂れ咲いている姿に、
感嘆すること間違いなしです。
ただ、八重紅枝垂れ桜は、平安神宮の神苑にあり、
そこに入らないとみることができません。
しかも、ライトアップの期間がとても短いので、
日にちが合えば見に行ってみてください。
平安神宮の神苑のライトアップは、
「平安神宮 紅しだれコンサート」の時期と
同時に開催されます。
客席はなく、神苑内を散策しながら、
音楽に耳を傾けることができます。
音楽は、篠笛や、ギター、ヴァイオリンなど、
日によって違うので、お好みに合わせて行ってください。
しっとり浸れる音楽で、幻想的な世界に吸い込まれますよ。
京都の夜桜人気スポット⑤ 東寺
平安京遷都の際に建立された東寺。
境内には、ソメイヨシノやシダレザクラなど、
約200本の桜があります。
その中でも有名なのは、
樹齢130年、樹高13mの八重紅枝垂れ桜です。
桜と五重塔のライトアップが
古都らしい静かな雰囲気を味わわせてくれます。
人は多いながらも、
清水寺や円山公園あたりの中心部に比べると少なく、
さらに、有料となる金堂や講堂拝観エリアは
また人が減ります。
京都駅から歩いて15分、河原町や清水寺近辺からは、
市バス207番系統で直通でいける便利さです。
人ごみに疲れたら、
足を運んでみてはいかがでしょうか。
京都の夜桜人気スポット⑥ 円山公園
円山公園は、祇園近くの八坂神社の東側にある、
回遊式公園です。
円山公園では、ソメイヨシノやヤマザクラなど
約800本の桜が咲き誇ります。
その中で代表的な桜が、「ヒトエシロヒガンシダレザクラ」。
公園の中でもひときわ目を引く大きな枝垂れ桜です。
「祇園の夜桜」としても親しまれています。
円山公園のライトアップは、
電灯によるライトアップの他、
「かがり籠」で松の割木がたかれるという
ダイナミックな灯りが人々を引き寄せています。
夜桜の時期はまだ寒いので、
それで暖を取る人もいるんですよ。
ただ円山公園は、宴会もOKなので、
所狭しとブルーシートを敷いて宴会する人も多くにぎやかです。
京都市内で数少ない、宴会ができる場所。
ライトアップされた枝垂れ桜は幻想的ですが、
下や周りを見れば、人であふれかえっていますので、
人にぶつからないように気を付けてください。
円山公園は、河原町や祇園あたりで
食事をする前や後にフラッと立ち寄れる便利な場所です。
「桜が見足りない!」という場合は、
足を運んでみてくださいね!
また、清水寺~高台寺からの円山公園と
「夜桜はしご」のシメにもどうぞ。
期間中は、八坂神社にも出店やお化け屋敷などが登場し、
お花見気分で盛り上がれます。
京都の夜桜人気スポット⑦ 岡崎桜回廊
岡崎疎水とは、京都に琵琶湖から
水を引くために開通された琵琶湖疏水の一部です。
岡崎疎水の水路沿い両岸に、
ソメイヨシノなどの桜が約400本植えられています。
哲学の道~蹴上インクラインの桜を見て、
夕方から岡崎桜回廊をめぐるプランもおすすめです。
また、春には南禅寺船溜まり乗船場~夷川ダムを
『十石舟』が、往復3キロの距離を25分間かけて
が運行されます。
昼間もいいですが、夜のライトアップされた桜が
水面に映る姿も幻想的で素敵です。
とても人気なので、乗船チケットを
先に買っておくといいでしょう。
京都の夜桜人気スポット⑧ 二条城
世界遺産・二条城で、『二条城桜まつり』の一環として
桜のライトアップが催されます。
城内には、ヤマザクラやサトザクラ、
八重紅枝垂れ桜などが約200本植樹され、
素晴らしい庭園と共に見る人をうっとりさせます。
また、二条城桜まつりでは、
京都の名産や各種イベントがあります。
和装で行くと、入城料が無料になるという嬉しい特典も♪
京都の夜桜人気スポット⑨ 高瀬川
木屋町を流れる高瀬川沿いの二条~御池、
四条~松原にかけての約1Kmで、
約200本のソメイヨシノがライトアップされます。
高瀬川は川幅が狭く、浅瀬。
そよそよと川が流れる上に、
桜が覆いかぶさってトンネルのようです。
河原町で夕飯を食べた後に、
ふらっと歩いてみるのもいいですね。
「春の夜」を感じられますよ。
期間中の土日には、お茶の体験などの
イベントも開かれます。
私は毎年高瀬川の夜桜を見に行きますが、
高瀬川側から鴨川に降り立ち、
対岸の夜桜を見るのが好きです。
京都の夜桜人気スポット⑩ 六角堂
「六角さん」の愛称で親しまれる六角堂。
いけばなの発祥地でもあります。
春には、御幸(みゆき)桜という白花の枝垂れ桜が
とても美しく咲き誇ります。
そんな六角堂では、
桜といけばなの作品のライトアップが、
4月の上旬に3日間だけ開催されます。
普段は見ることができない「池坊」の
ダイナミックな生花も同時に堪能できますよ。
短い期間ですが、ぜひ足を伸ばしてみて下さい。
【3年ぶりの復活!】京都の夜桜人気スポット:祇園白川宵桜・新橋花灯路
2017年に中止が決定して以来、
寂しい思いをしていたんですが、
なんと2019年にライトアップが復活しました!
京都らしい雰囲気の中、桜を眺められる祇園白川。
石畳の小路、京町屋、その間をそよそよと流れる白川。
その脇には、約43本のソメイヨシノやシダレザクラなどが
植樹されています。
「京都らしさ」で言えば、
ここは屈指の場所ではないでしょうか。
川端通~辰巳大明神の間、
約220mの小路の桜がライトアップされます。
川がそよそよ流れる上に、
ライトアップされた桜が咲き誇る姿にうっとり。
さらに、
舞妓さんや芸妓さんが奏でる三味線の音色が茶屋から聞こえ、
一層「京都らしさ」を引き立てます。
期間中には、舞妓さんや芸妓さんとの撮影会もあったり、
京都ならではの夜桜を楽しんで下さい!
こちらも、河原町や祇園あたりで食事をする前や後に
フラッと立ち寄れる便利な場所です。
◆時間:午後6時00分~午後22時
◆料金:無料(散策自由)
おわりに
いかがでしょうか。
ここでご紹介した10箇所+1箇所は、バスや地下鉄でのアクセスが良く、
昼間の花見に引き続き訪れることができます。
ぜひ、2019年の京都桜を余すところなくお楽しみ下さい。
では、よいご旅行を♪