こんにちは、ハナです。
LCCもたくさん就航し、気軽に旅行を楽しめるとあって、最近は日本から近い東南アジアを中心に海外旅行が人気!
長期休みや週末に海外に行こうと計画を立てられている方も多いのではないでしょうか。
そんなときに気になる、国際線の機内に持ち込める食べ物の制限。
大手航空会社だと、機内食や飲み物は当たり前に出てきますが、LCCは食べ物も飲み物もすべて有料!なんてことは普通です。
機内で買うと高いし、より安く済ませるために、自分でお菓子などを用意して飛行機に乗り込みたいけど、国際線はいろいろと制限がありそうで心配ですよね。
そこで今回は、飛行機の国際線で、食べ物を機内持ち込んでもいいのか、持ち込む際の量やルールをご紹介します。
目次
国際線の機内持ち込みに食べ物やお菓子はOK? 量やルールは?
国際線の機内持ち込みには、食べ物やお菓子は、搭乗する航空会社によって、OKな会社と、NGな会社があります。
特に、LCCの場合は、食べ物や飲み物を持ち込むこと自体を禁止している会社もあるので、搭乗する航空会社のルールを確認し、それに従って下さい。
例えば、食べ物の持ち込みを禁止している航空会社には、スクート(タイガーエア)、香港エクスプレスなどがあります。
たとえ、保安検査場を通過できたとしても、機内に持ち込むことはできません。
(しかし、私が実際に日本から香港エクスプレスに乗った時には、アメやチョコレートなどの小さなお菓子や手荷物検査後に買った水は大丈夫でした。駄目なこともあるので、処分は覚悟の上、自己責任でお願いします。)
また、たとえ食べ物を機内に持ち込める会社であっても、次の4つのことに注意が必要です。
では、次から一つずつ説明していきます!
国際線の機内持ち込む食べ物やお菓子の量やルールは?
●機内持ち込み重量を超えないかどうか
多くの航空会社では、機内に持ち込める重量が制限されています。
特に、LCCを利用する場合は、どうしても格安狙いで受託手荷物(カウンターで預ける荷物)なしで、スーツケースも一緒に機内に持ち込むことも多いですよね。
例えば、身の回りのもの+手荷物の2個の重さの合計が、
ピーチ: 10キロまで
ジェットスター:7キロまで
という制限があります。
これを超えると、受託手荷物として、有料で預けなければなりません。
お菓子などの食べ物で7キロになることはないと思いますが、他にバックの重量に加え、財布や携帯電話やバッテリーなどの重量もかかりますので、あっという間に7キロを超えてしまいます。
これには、手荷物検査の後に購入した食べ物やお土産なども入るので、そのことも考えた用意が必要です。
不安な場合には、多くのLCCの場合、事前に受託手荷物として預けるようにしましょう。
当日受託手荷物受付カウンターで申し込むと、割高になるので、事前に各航空会社のホームページから申し込んでおくことをおすすめします。
●機内持ち込みはOKだけど、機内で食べることは禁止
手荷物検査を通過し、重量も制限を超えなければ、食べ物を機内に持ち込んでもいいですが、その食べ物を機内で食べることを禁止している航空会社もあります。
航空会社によってルールが違うので、そこもしっかり確認しておいてください。
例えば、エアアジアでは、このように書いてあります。
外部から食べ物および飲み物を機内に持ち込むことはお断りしております。チョコレート、ビスケットなど腐らない食物は機内に手荷物としてお持ち込みいただけますが、機内でお召し上がりいただくことはできません。
各航空会社では、機内で食べることができる食事や飲み物を用意してありますので、おそらくそれを勧めたいのだと思われます。
ご自身が乗る航空会社がどのようなルールになっているかについては、「○○(航空会社名) 食べ物 機内持ち込み」などで検索してみると確認しやすいですよ。
事前に確認しておくことをおすすめします。
●機内に持ち込む形態
たとえ機内に持ち込めても、そのまま持ち込めるものと、100ml以下の容器で、透明のジッパー付きのプラスチックの袋に入れて持ち込むものがあります。
国土交通省によると、特別な申告がなくそのまま持ち込めるものは、以下のものとなります。
(こちらは手荷物検査を通過するもので、その後に購入したものは入りません)
キャンディ・キャラメル、チョコレート、チューイ ンガム、ビスケット・クッキー、米菓、スナック (ポテトチップ、ポップコーン、えびせん)、豆菓 子、生菓子(団子、柏餅、草餅、大福、おはぎ、水 羊羹、葛桜、葛まんじゅう、生ケーキ、シュークリーム、パイ)、半生菓子(どら焼、蒸しケーキ、 饅頭、最中、カステラ、甘納豆、バームクーヘン、 スイスロール、マドレーヌ、パウンドケーキ、ドー ナツ)焼き菓子、油菓子、綿菓子、乾パン、盆供え 菓子) チーズ(チューブ容器詰めなどを除く)、納豆、生卵、果物
胡麻、干し椎茸、豆類、切り干し大根、かんぴょう、高野豆腐、ビーフン、きくらげ、乾燥野菜、春雨、乾燥よもぎ、湯葉 味付け海苔、焼き海苔、青のり、乾燥わかめ、とろろ昆布、だし昆布、根昆布、ひじき、煮干し、いりこ、鰹節、削り節
機内に持ち込み可能でも、100ml以下に限られて、かつ、密封袋に入れなければいけない食べ物の一部を挙げると、
・味噌
・漬物
・海産物やフルーツの瓶詰め
・缶詰
・ヨーグルト
・ゼリー
などがあります。
他に、これはどうかなと思ったものがあれば、以下のサイトで確認して下さい。
量的制限の対象となる液体物のリスト(PDFファイルが開きます)
出発するときに、液体物がないと判断しても、念のために、ジップロック等など密封できる透明袋(半透明は不可)を持っていかれることをおすすめします。
機内に持ち込みに利用できる袋は容量1リットル以下で、目安としては縦20㎝以下×横20㎝以下になります。
マチ付きの物は、容量が1リットルを超えてしまいますので使用はできません。
また、密封袋のは1人につき、1袋まで機内に持ち込むことができます。
●渡航先で持ち込みを禁止されているものがある
渡航先の国によって、持ち込み禁止されている食べ物がある場合もあります。
反対に、渡航先の国から持ち出しを禁止している食べ物がある場合もあります。
その場合、機内持ち込みと飲食はOKで、そのまま渡航先に入ろうとすると検疫所で検査されることもあります。
手荷物検査場で注意をされたら、素直に検査官の指示に従いましょう。
たまに、知らなかったでは許されない、という事態にもなりますので、まずは自分で目的地の持ち込み・持ち出しルールをしっかり調べておきましょう。
例えば、オーストラリアは国外からの果物や卵の持ち込みは100%禁止されています。
航空会社によっては機内への持ち込みまでは可能なので、空港に着いたら検査の前に処分することをおすすめします。
検疫所で卵の絵が書かれたカップ麺は処分の対象になったという例や、検疫犬がいることもありますよ。
渡航先の国の、「持ち込み禁止物」を確認し、
・そもそも持っていかない
・機内で食べてしまう
・到着したら廃棄する
などの対策を取ってくださいね。
終わりに
海外旅行楽しみだけど、機内食や現地の食事がもし口に合わなかったらと考えると、食べ物やお菓子を少しでも持って行けるのはだいぶ安心かもしれません。
ただ、航空会社や渡航先の国によって禁止や制限されていることが違いますので、個別でそれぞれについては必ず確認して下さい。
ちなみに、私は食べ物ではありませんが、子供のお気に入りのおもちゃの拳銃を手荷物検査にかけたところNGでした。
おもちゃだしいいだろうと思っていたら、まさかのNG。
子供が見ている前でしたが抵抗することなく、あっさり処分をお願いし気持ちよく旅にでかけました。
では、良い空の旅となりますように☆
◎旅の関連記事