冬になると、甘酒が恋しくなりますね。
その甘酒の材料には、酒粕は知っていたけど、
その他に米麹でも作られると、この冬に初めて知った方もいますよね。
米麹で作った甘酒は、
砂糖が入っていないからカロリーが低いとか、
安眠効果があるとか・・・
そこで今回は、
米麹で作った甘酒の特徴や、
1日の摂取量など、
普段に飲むために知っておきたいことをお伝えします。
あ~おいしくてつい飲み過ぎちゃうわっ。グビグビ・・・
って、いいの?
米麹の甘酒の酒粕との特徴何が違うの?!
甘酒を米麹と酒粕から作った場合の特徴を
それぞれ挙げていきます。
・お米と麹のみで作られます。
そのため、酒粕に比べて、割高になります。
・お米のミネラルがそのまま残っています。
・もともと甘く、糖類を使わないので、
カロリーが酒粕に比べて低いです。
・食物繊維は少ないです。
・アルコール分はないです。
・甘味の主成分は、ブドウ糖です。
・酒粕で作られています。酒粕は、麹を発酵し熟成させ、
日本酒等を精製した際に残る、固形の副産物です。
醸造する工場からすれば、お酒を造るたびに残るものなので、
処分せず酒粕や甘酒として販売することで、
産業廃棄物として出すよりも経費削減となります。
・日本酒を精製する時に、お米を絞るため、
ミネラル分が減っています。
・食物繊維は豊富です。
・甘味がなく、砂糖を加えるため、
米麹に比べて、カロリーが高くなります。
・アルコール分は残っています。
・甘味の主成分はショ糖です。
見た目は同じように見えるけど、
味も値段も大きく違うのはこれらの特徴の違いからですね。
私も、甘酒が大好きで飲んでいたのは、実は酒粕ベースでした。
でもそれでは妊娠中に飲めないとがっかりしたときに、
米麹ベースを発見しました。(←てか、昔からあるもんだし!)
今ではすっかり米麹ベースにはまってしまい、
冬の寒い時に熱いのをフーフー言いながら飲んで、
幸せを感じています。
米麹の甘酒の一日の摂取量は?飲み過ぎに注意して!
米麹で作った甘酒は、
砂糖を使ってないからといって飲みすぎていませんか?
だけどそれは要注意なんです。
砂糖を使っていないけど、
糖分があるんです!
それは、「ブドウ糖」。
甘酒を作るときに、
麹でお米を発酵熟成させる際、
麹の消化酵素で、お米のでんぷんがブドウ糖に分解されます。
病院で栄養補給のために点滴する時の成分です。
そのため、
米麹で作った甘酒は、「飲む点滴」とも言われているんですよ。
さて、話はそれましたが、
つまり、
ブドウ糖の取り過ぎは、糖分の取り過ぎと同じことになるので、
1日に甘酒を飲む量は、200mlを目安にして下さい。
甘くておいしいので、つい飲みすぎてしまった時には、
他の食べ物(お菓子や飲料やご飯などの炭水化物など)の
糖分やカロリーを控えることで調整してみましょう。
米麹の甘酒は寝る前に飲んでも大丈夫?
甘酒にはたくさんの効果があることでも知られています。
例えば、
安眠効果、疲労回復、美肌効果、リラックス効果、
ストレス改善などです。
そのため、
夜に飲む方がその効果が高いと言われており、
夜に飲む方も多くいます。
それに、
体が温まりますから、冬の夜には持って来いですね。
だけど、
糖分の観点から言うと、
夜はエネルギーの消費量が少なくなるので、
寝る前は100mlぐらいに抑えるのがおすすめです。
私はこのことを知らない時は、
米麹で作った甘酒のおいしさに感動し、
500mlくらい飲んで寝ていた時期があります。
翌朝、寝起きや、お腹の調子もよかったので、
毎日夜寝る前に飲んでいたのですが、
糖分のことをすっかり忘れていました。
確かにちょっと太ったような・・・
これはまずいですね。
そこから制限するようにしました。
あなたも飲み過ぎには気を付けて下さいね!
まとめ
砂糖を使ってないのに、魔法のように甘い米麹で作った甘酒。
でも、大好きだけど、飲み過ぎには注意が必要ですね。
さて、また明日の甘酒を仕込むとします!