あなたは、毎日どのくらいの睡眠時間ですか?
規則正しい生活がいいと分かっていても、忙しかったり、飲みに行ったり、子育て中だったりと、人それぞれの生活サイクルがあり、なかなか睡眠時間を確保できないのも、現実です。
でも、寝不足で太る、痩せるがあるとすれば、ダイエット中の女性なら、気になるところですね。
そこで今回は、寝不足で太るのか痩せるのか、またその原因と解消法をまとめましたので、ご参考にしてください。
寝不足は太るの痩せるのどっち?!
さて、どちらだと思いますか?
アメリカの研究によりますと、4時間、6時間、7時間の睡眠時間に対する、肥満の確率は一番高いので、4時間の睡眠時間という結果になりました。
ダイエットの観点からすると、とても興味深い結果ですよね。
理想の睡眠時間は、7時間だそうです。
睡眠不足だと、体がだるかったり、頭がぼーっとした経験はありませんか?
それは、だるいと体を動かすのが、億劫になったり、頭がぼーっとして、脳の働きが鈍くなったりと、消費エネルギーが不足してしまいがちになるからです。
睡眠不足や、睡眠の質が悪いと、太る体質になりがちなのです。
では、その原因をみていきましょう。
寝不足で太る原因は?!
寝不足の時、つい食べ過ぎたり、カロリーが高いものを食べたくなりませんか?
実は、食欲を増やすホルモンが増えることによって、空腹感を感じやすく、また、脳の食欲をコントロールする機能が、正しく機能されずに、満腹感を得られないことが起きているのです。
寝不足になると、レプチンと言われる食欲を抑えるホルモンが、減少し、食べても満腹感を得られないのです。
また、グレリンと言われる食欲を増進させるホルモンの分泌が、活発となり、カロリーの摂取が増え、太りやすくなるのです。
食欲を抑えてほしいホルモンが減って、食欲を増すホルモンのおかげで、食べても満足できず、カロリーオーバーになるという悪循環が、寝不足で起きるわけですね。
寝不足は、ダイエットの天敵です。
また、寝ている間に成長ホルモンが作られるのですが、成長ホルモンには、代謝を高くする利点があります。
日中、同じ活動量でも、代謝が高い人ほど、痩せやすいということですから、ダイエット中は、成長ホルモンをどんどん作っていただきたいものです。
ほかにも、寝ている間も、体はカロリーを消費しているというから、驚きです。
寝ている間も脳は活動していますし、基礎代謝も繰り返されています。
寝ている間も、コルゾチールというホルモンにより、体内に蓄積されているブドウ糖や脂肪をエネルギーに変えているのです。
睡眠不足では、このコルゾチールの働きがなくなり、脂肪を燃やすことができないのです。
睡眠中に、脂肪を燃やしてくれるなんて、ダイエットされている方には、大きな味方ですね。
さらに、寝不足により、自律神経が乱れると、エネルギー消費にも大きくかかわってきますし、便秘にもなりやすくなります。
リラックスをしているときや睡眠時に働く、副交感神経の働きで、体脂肪を分解するホルモンが分泌され、痩せやすい体になるのです。
つまり、自律神経を整えることは、痩せやすい体づくりに必要不可欠と言えそうです。
まとめると、寝不足で太る原因は次のとおりです。
寝不足は、ダイエット中や健康な体には、不利なことばかりが起きてしまいますね。
私自身も、夜中に無性にお腹が空いて、ついスナック菓子を食べることがあります。軽い食べ物では物足りないんですよね。
そして、便秘にもなったりしていましたが、こういうことが原因となっていたのですね。
今以上に太らないように、寝不足から解消するようにしなければと思いました。
寝不足で太るのを解消する方法!
ダイエット中の方だけでなく、健康のためにも、睡眠時間は重要となります。
では、寝不足を解消するにはどんなことを心がければいいのでしょうか。
1、早めに布団に入り、早寝早起きを実践する
朝、太陽を浴びると体内リズムが整い、夜同じ時間に眠くなると言われています。
できるだけ、寝る時間と起きる時間を決めて、規則正しい生活を送ることをお勧めします。
寝る前の、スマートフォンの使用や、ゲームなどは控えたほうがよさそうです。
2、お風呂にゆっくり入り、ストレッチをする
お風呂で、体を温めて、リラックスさせましょう。深い眠りにつきやすくなります。
寝ている間は、水分が失われ、血液が流れにくくなります。
ストレッチを行うことで、血液の流れをよくし、体内に酸素を送ることで、体温もあがり、寝つきが良くなります。
3、カフェインの取り過ぎに注意する
カフェインや刺激物は、眠りの妨げとなります。
眠気覚ましとして飲むにしても、午前中に取る、午後は控えるといった方がよさそうです。
4、適度に昼寝をする
長時間昼寝をすると、夜の睡眠に影響が出ますが、30分前後の昼寝は、睡眠物質であるアデノシンを分解するのに、最も適しているそうです。
少しでも仮眠をとると、頭がすっきりして、起きたあと、集中できるので、睡眠不足を防ぐ要因にもなります。
5、睡眠の質を見直す
もともと寝つきが悪かったり、夜中に目が覚めたりするならば、睡眠不足になってしまいますね。
朝の目覚めも悪く、生活のサイクルが乱れるうえ、太る原因になってしまいます。
夜にぐっすり眠れない、眠りが浅いなど睡眠の質で悩んでいる場合には、睡眠の質を考えることをおすすめします。
まとめ
いかがでしたか?
睡眠不足で、太りやすくなるので、睡眠はとても重要だと分かりましたね。
食事制限や、運動も大事ですが、質のいい睡眠もダイエットには、必要不可欠だということです。
寝不足にならないように心がけてくださいね。