ただドアを閉めようとした瞬間、バチッ!
静電気で指先が痛いですよね。
この感覚、
できるなら、味わいたいくないものです。
そこで今回は、
静電気で指先が痛い原因と、
対策について今すぐできる事と、家庭でできる事をお伝えします。
静電気で指先が痛い!なぜ起こる?
静電気が起こるときは、
体内に電気がたまった状態とも言えます。
このたまった電気とは、
・肌と衣類がこすり合わさった時
・衣類と衣類がこすり合わさった時
などから発生するものです。
その溜まった電気が、
指先が電気を通す物に触れた時に、放電される
のです。
指先からの放電によって、一点を介して電流が走り、
私たちは痛みを感じることになります。
それを予防策を次からご紹介していますので、
参考にして下さい。
静電気対策で簡単に今すぐできること
一度静電気で痛い思いをしたら、
次はもう勘弁ですよね。
ドアノブを触ったり、人に触れたりと
何かに触れることが怖くなってしまいます。
ここでは、
そんな時にすぐに出来る静電気対策をご紹介します。
◆最初に指先で物に触れずに、手のひらや爪や手の甲で触る
指先で触ると、一点集中で放電される上、
指先は痛覚が多いので、痛みを強く感じてしまいます。
しかし、
手のひらや爪や手の甲であれば、
指先ほど痛覚がない上、
放電される面積が大きくなるので、
痛みを軽減することができるのです。
◆指先で物に触る前に、壁に手をついて放電する
一旦壁に手をつくことで、
放電することができます。
ただし壁は、
電気を通さないプラスチックやガラスでは効果がありません。
静電気対策で家庭でできること
家にいる時や外出中に静電気が起きないまたは軽減するために、
家庭でできることもあります。
◆洗濯の時には、柔軟剤を使用する
どの柔軟剤でも、たいてい静電気防止効果があるので、
洗濯の時には使いましょう。
衣類の表面が滑らかになることで、
摩擦が減るので、静電気が起こりにくくなります。
◆同じ種類の繊維でできた衣類を着る
摩擦が起きやすい繊維は、
静電気が体内に溜まりやすくなります。
例えば、ウールにはたくさんの起毛があり、
それが綿の下着やシャツとこすれ合うと、
静電気が発生しやすい状態になります。
ですので、
同じ種類の繊維の衣類が望ましいです。
例えば、
綿の肌着の上に面のシャツを着て、
その上に綿のトレーナーを着るという感じです。
コーディネート上、難しいこともありますので、
「できれば」と思います。
◆湿度を保つ
衣類の摩擦などで発生した静電気は、
大気中に水蒸気があれば、それに取り込まれます。
夏は湿気が多いため静電気が起こりにくいのも、
このためです。
しかし、冬は乾燥してますよね。
ですので、
衣類などから発生した電気が放電できず、
体内に取り込まれてしまうのです。
ということは、
部屋が乾燥していれば、
電気は体内に取り込まれやすい状態となりますので、
湿度を保ち、電気が大気中に発散させましょう。
だからと言って、湿度の上げ過ぎは、
カビやダニの発生の原因ともなりますので、
30%~60%を目安にして下さい。
まとめ
いかがでしょうか。
すぐに出来そうなことはすぐに取り入れ、
静電気対策をしていきましょう。
壁に手のひらで触るのは、不自然かもしれませんが、
背に腹はかえられません。
この冬は、
パチパチ君、ばいばーい!(←古っ)致しましょう。