送別会の幹事の仕事、お疲れ様です。
会場準備や案内、うまくいっていますか。
さて、幹事の大仕事と言えば、これらもそうですが、
挨拶を誰に頼むかも、気を遣う所ですよね。
そこで今回は、
送別会の挨拶や乾杯の順番とお願いする人をまとめました。
また、依頼する時のマナーやポイントもありますので、
参考にして頂けたらと思います。
送別会の挨拶や乾杯の順番は?
送別会の進行の一般的な順番は、
次のような感じです。
↓
2、はじめの挨拶
↓
3、退職者(異動者)の挨拶
↓
4、乾杯の音頭
↓
5、歓談
↓
6、中締め
↓
7、締めの挨拶
これを見ただけでも、『挨拶』が多いですね。
そこで、幹事のあなたがする『挨拶』は、
「1、司会者(幹事)の挨拶」と、
場合によっては、「6、中締め」です。
その他の挨拶や乾杯は、
会社の人にお願いすることになります。
誰にお願いするのが妥当なのか、
次章をご覧ください。
また、「退職者(異動者)の挨拶」は、
締めの挨拶の前に持ってくることもできますが、
その頃には酔っていて、話を聞かない人もいるし、
退職者(異動者)が緊張して、
歓談を楽しめないということもあるので、
乾杯の前に持ってくることをおすすめします。
さらに、「中締め」は、
1次会の終わりを告げる挨拶のことです。
これは、幹事であるあなたが行ってもいいし、
当日、参加者の中から当日お願いしてもいいものです。
強く拒否されたときには、
あなたが引き受けることも想定しておきましょうね。
では、「2、はじめの挨拶」「4、乾杯の音頭」「7、締めの挨拶」を
お願いする人は誰?!
続けて先にお進みください。
送別会の挨拶や乾杯は誰にお願いする?
それぞれ誰にお願いするのが妥当なのか、
また、失礼がないのかを解説します。
◆「2、はじめの挨拶」
はじめの挨拶は、
送別会の参加者で、『役職が一番上』の人に依頼します。
そこで、部下や退職者に
労いの言葉をかけられるでしょう。
まだお酒も入っていないので、
参加者も話を聞くでしょうから、
失礼はありませんね。
◆「4、乾杯の音頭」
乾杯の音頭は、
送別会の参加者で、『役職が上から三番目』の人、
または、退職者(異動者)の直属の上司に依頼します。
しかしながら、
はじめの挨拶をした『役職が一番上』の人が、
挨拶の流れで乾杯の音頭を取るのもいいでしょう。
流れとしては、問題なく、
何度も人が立ちかわらないので、時間短縮もできます。
むしろ、『役職が一番上』の人がする場合の方が多いです。
はじめの挨拶を依頼する時に、
「乾杯の音頭もお願いできますか?」と聞いてみましょう。
◆「7、締めの挨拶」
締めの挨拶は、
送別会の参加者で、『役職が上から二番目』の人に依頼します。
最後の乾杯もある会社なら、
ここで同じ『役職が上から二番目』の人に
お願いしておいでください。
送別会の挨拶や乾杯を依頼するときのマナーとポイント
まず、送別会の挨拶や乾杯を【依頼する時のマナー】です。
社長や部長と言えど、人前で挨拶をするとなれば、
準備をしておきたいものです。
ですので、
誰に挨拶をお願いするか決まったら、
前もって依頼しておきましょう。
当日いきなり指名されると、
気持ちよく思わない方もいたり、
困ってしまったり・・・
送別会の雰囲気が、
一気にガタ落ちにもなりかねません。
プライベートな時間ですが、
マナーはしっかりわきまえておきましょう。
送別会の日程や場所を伝える時に、
一緒にお願いするとスムーズです。
では、次に、【依頼する時のポイント】です。
◆挨拶は短めにお願いする
時には、はじめの挨拶から5分以上話す方もいます。
挨拶が長いと、参加者はしびれを切らすこともあるし、
会場の時間制限も気になるところです。
ですので、
挨拶をお願いする時に、
「3分くらいでお願いします」と伝えておきましょう。
そうすることによって、
あらかじめ3分くらいの挨拶を
考えておいてくれますよ。
依頼された方としても、考えやすいですね。
◆前日や当日に、もう一度確認する
挨拶することを忘れる方もいますので、
前日や当日の朝には、
もう一度確認しておくことをおすすめします。
これは私にも経験があって、
前もってお願いしていたにも関わらず、
「え???聞いてないよ、困ったなあ」と言われたことがあります。
もともと話がうまい方だったので、
笑いに変えて下さいましたが、
ちょっと微妙な空気が流れました。。。
◆挨拶が終わったら、お礼を言う
当日送別会の時の挨拶をしてもらった後に、
その会の最中にお礼を言いましょう。
お礼を言うことは礼儀でもありますし、
相手の方もいい気持ちで、会を楽しむことができますよ。
まとめ
挨拶を誰に頼むかは、
「4、乾杯の音頭」・・・『役職が上から三番目』の人、
または、役職が一番上』の人が続けて行う
「7、締めの挨拶」・・・『役職が上から二番目』の人
です。
そして、挨拶を依頼する時のマナーとポイントは、
・依頼と同時に、挨拶は短めにお願いする(時間を指定する)
・挨拶することを忘れていないか、
前日や当日に、もう一度確認する
・挨拶が終わったら、すぐにお礼を言う
です。
幹事は、送別会の前からやることが多いですが、
1つ1つ確認し、上司や送別者に失礼のないようにしていきましょう。
分からないことは、社内の経験者に相談するのも一つの手ですよ。
頑張ってくださいね!
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