お嬢さんの執事は、ピッコマで配信されている原作HA YaeJi・漫画cheomjiの作品で、お気に入りの小説の主人公・シャルロッテになってしまった夢莉が、お気に入りのキャラクターであるランスロットを死なせずに幸せにするため奮闘する恋愛漫画です。
本物のシャルロッテを探しに出かけたランスロットはメフィストに会い、シャルロッテが自分を含めた全て捨てたことを知ります。
絶望していたランスロットに、夢莉はランスロットのことが大切だと伝えました。
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お嬢さんの執事【19話】のネタバレ
ランスロットは「こんなにも真っすぐに僕だけを見つめてくれる人は初めてだ…どこか僕と似ている…」と感じました。
「あなたにとっていいことなんか一つもないでしょう？僕がいきなり剣を向けたらどうするんですか？」とランスロットに問われた夢莉は、「大丈夫よ。それでも後悔しないわ。ランスロットが私を攻撃するならきっと何か理由があるはずだもの」と答えます。
シャルロッテではないお嬢さん
「それに…私はあなたと一緒にいるこの瞬間だけで十分なの」と言葉を続けた夢莉に、ランスロットは「…やっぱり変だ」と感じました。
「考えてみるとおかしなところがたくさんあったのに、シャルロッテお嬢さんだと信じ込んでしまうほどにこの女から僕への親しみを感じる。まるで僕をよく知ってるような…」とランスロットは考えます。
「だからねランスロット、絶対に自暴自棄にならないで。私が…あなたをすっごく大事に思ってることを忘れないで欲しいの。突然消えたりしないで…」と願う夢莉の言葉に、ランスロットは自分の心を見透かされているみたいだと思いました。
ついさっきまですべてを捨てたくなっていたランスロットは夢莉のことを知りたくなり、「お嬢さん。僕が…ずっと傍にいてもいいんですか？」と夢莉に問います。
「当然でしょ」と嬉しそうに返事する声と月明かりに照らされた明るい笑顔に、ランスロットはシャルロッテじゃない見知らぬ女の姿が映ったような気がしました。
「お嬢さんが許してくださるなら、いつまででもお傍にいます」とランスロットは夢莉の前に跪きました。
ランスロットの幸せと欲
時は現在に戻り、舞踏会を抜け出して庭に出たランスロットと夢莉。
空いっぱいに輝く星を見て無防備にはしゃぐ夢莉の姿に、以前ならシャルロッテと違う姿に違和感を覚えたランスロットでしたが、今では愛おしいと感じます。
躓いてしまった夢莉を受け止めたランスロットは抱きしめる力を強めました。
夢莉の温かい言葉や大切だと感じさせてくれる仕草に、ランスロットは誰かに思われることがこんなに幸せなんだと毎日気づかされます。
「離したくない…報われない思いならお嬢さんの幸せだけを願うつもりだったけど、そんなこともうできそうにない」とランスロットは思います。
「どうすれば僕のことをもっと思ってくれるんだろう。いつになったらあなたのことを話してくれるのか…せめてあなたの本当の名前だけでも…」と考えたランスロットは、「お嬢さん…僕に何か話すことはありませんか…？」と夢莉に聞きました。
夢莉は「別にないけど？何があるっていうの…？」とランスロットから視線を逸らし、「話さないといけないことはいっぱいあるけど…今、話せることは何もない…」と考えます。
ランスロットはつい焦ってしまったと後悔し、「無理に聞き出そうとすれば、また消えてしまうかもしれない」と考えました。
夢莉はランスロットが死んでしまう小説の結末を、ランスロットは大切な人に捨てられた過去を思い出し、それぞれ「もう二度とあんな結末は見たくない」と強く思います。
ランスロットは夢莉の今までの行動から、自分だけじゃなく他の人たちのことも知っているようだったと考えます。
特にベスティーア公爵については、猫が苦手なんて魔塔でも誰も掴めていない情報でした。
ベスティーア公爵の嫌がる表情を思い出し、ランスロットは思わず笑ってしまいます。
「なっ何よ！突然笑ったりして…」と不思議そうにしている夢莉にランスロットは何も答えず、光の魔法を使いました。
緑の淡い光を見て夢莉は「すごい…本物の蛍みたい」と呟きます。
その姿を見ながらランスロットは「…お嬢さん。あなたが誰なのか知りたいです…」とランスロットは願いました。
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お嬢さんの執事【19話】の感想
ランスロットが夢莉に惹かれていたことが分かって嬉しく思う反面、慎重に動こうとしている夢莉とのすれ違いがもどかしく感じました。
ランスロットが死んでしまう結末を回避した後に二人で幸せになってほしいと願いながら、今後の展開を見守っていきたいです！
まとめ
今回はピッコマで配信されている「お嬢さんの執事」の19話のネタバレと感想をご紹介しました。
「お嬢さんの執事」は、現在のところピッコマでの独占配信です。
他の漫画配信サービスでは読めません。
今後人気が出てきたら電子書籍化されるかもしれませんので、応援していきたいですね。
