全ては勘違いだった、はG-ANNE原作、MIM作画の恋愛漫画です。
前世で読んだ小説の悪女ドルーア・バローズに生まれ変わっていることに気付いた主人公は、処刑を避けるために動き出します。
バローズ邸に偶然アーロンとノクターンが揃い、ドルーアを挟んで火花を散らします。
ここからは、全ては勘違いだった、の第14話のネタバレになりますので、ご注意ください。
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全ては勘違いだった【第14話】のネタバレ
『アーロンの手温かい。私を支えてくれる誰かがいる。それだけで心が落ち着く』と、ドルーアはアーロンと繋いだ手に安心を感じます。
「ノクターン、前にバルコニーで私にした質問覚えてる?」とドルーアは言います。
「アーロン・クレイモアがそんなに大切な存在なのか?」と、ノクターンがドルーアを背後から抱き締めながら言ったあの質問です。
「私にはアーロンは大切な存在なの。ノクターン・・あなたよりずっと。私がやるべきことはあなたを切り捨てることよ。だからあなたとは距離を置くしかないの」とドルーアは告げます。
アーロンは驚いたような顔をして、ノクターンは納得のいかない顔です。
『お互い目的があって婚約したけど、アーロンは優しくて頼もしい友達なの』とドルーアは感じていました。
「・・そうか。距離を置きたいか」と言いながらノクターンは椅子に座り、「どれくらい?どうやって?」とドルーアに尋ねます。
ノクターンは少し辛そうに見えました。
「遠回しに言うとわからない?もう個人的に会うのはもうやめようってことよ」とドルーアはハッキリ伝えます。
「気になるねバローズ。お前が僕を切り捨てられるとでも?」と、ノクターンは冷たい視線をドルーアに向けます。
ドルーアは一瞬怯みますが、「できなくもないわ」と反論します。
ドルーアの反論
「おかしいわね。本当にあなたにとって私は大して特別な存在でもないでしょ?友達だと言ってるけど一度もそう思ったことないでしょうし。私があなたを愛していると思う?あなたは私を特別に思うふりをしながらいつも私を試してた」と、ドルーアはアーロンから離れてノクターンの前に座ります。
「それで私が別の選択をしようとすると機嫌悪そうにして。私があなたを愛してるから、だからあなたが何をやらかしても私はあなたの傍にお人形のようにくっついてると思った?」とバローズは言い、「やめろ、バローズ」とノクターンが口を挟みますがバローズは止まりません。
「だけどそれも理解できない。ただ私を弄んだと思ったけど10年も経てば飽きるでしょう。あなたからじゃなく私から関係を絶たれるのにプライドが傷つくなら・・」とドルーアが言っていると、「そんなのちっとも大事なことじゃない!」とノクターンは強く否定します
その瞬間ノクターンが手を乗せていたテーブルにヒビが入り、一部が砕けた様子を見てドルーアは思わず立ち上がります。
ノクターンの反論
その様子を見たアーロンはドルーアを守るためにノクターンの前に出て、ノクターンはそれをじっと見ていました。
「そうだとしたら、もう全てとっくに終わっていた。お前が僕を愛していると思ってたかって?そんなはずはない。そんなはずないよ。バローズ。バローズ。クソッ、バローズ」とノクターンは立ち上がります。
ノクターンは、「バローズ」の名にかけた魔法に縋るように名前を呼び続けますが、何も起きません。
「下がってください、エドガー閣下」とアーロンが言えば、「アーロン・クレイモアが大切だって?他の女性を愛してる婚約者が?」とノクターンは言います。
『アーロンに愛する人がいることをなんで知ってるの?まさか、その相手がアリスだってことも知ってるの?』とドルーアは驚いて、アーロンと目を合わせます。
アーロンも戸惑っているようでした。
「私も知ってるわ。恋人への愛だけが大切な感情だと勘違いしないで。アーロンが大切だと言ったのはそういう意味じゃないわ。それにもしそうだとしても・・私が見返りのない片思いにそれだけ献身的なのか、あなたが一番よく知ってるでしょ?」とドルーアは反論します。
「それだけは言われたくなかった。お前の意思ではなく別の人のために・・他人に対する感情で僕を捨てるとは言ってほしくなかった。そんなこと言われたら腹の虫がおさまらない」とノクターンは答えます。
その時、ノクターンの口端から血が垂れてきたことにドルーアは気づきます。
そのままノクターンは咳き込み始め、さらに血が口から噴出します。
「ノクターン!」と荒い息を吐くノクターンにドルーアが駆け寄り、「ドルーア?」と先ほどまで怯えていたドルーアの行動にアーロンは驚きます。
「なんで、なんで血を・・!ノクターン・・!」とドルーアが心配すれば、「・・お前を自由にさせてやろうかと思ったけど・・やっぱり無理だ。まぁな、貪欲の血を引いてるからな・・」と呟くようにノクターンは言います。
「ええ・・?一体何を言ってるの?」とドルーアには相変わらずノクターンが何を言いたいのかわかりません。
「1つアドバイスするよ、バローズ。僕が怖くても顔に出すな」とノクターンは伝え、「ドルーア!」とアーロンがドルーアを引き離します。
『・・ったく、未練タラタラだな』とノクターンは自分が壊したテーブルを見て、そしてアーロンドとルーアの警戒する顔を見ます。
そして、その直後にノクターンはは姿を消してしまいました。
「消えた!?テレポート?」と問うドルーアに、「そのようです。血痕も消えました」とアーロンが答えます。
壊れていた机も元どおりになっています。
「こんなふうに簡単に使える魔法だと知らな・・」と言いかけて、今度はアーロンが咳き込み始めて吐血します。
「アーロン!どういうこと・・!」とドルーアが心配そうに問えば、「大丈夫です。ちょっと消化不良なだけで・・」と言ってアーロンはソファに座り込みます。
「お腹の調子が悪ければ食べたものを吐くでしょう。本当に大丈夫ですか?」とドルーアが嘘だろうと思い詰め寄れば、「内傷を少し受けましたが大丈夫です」とアーロンは諦めて答えます。
『血を吐いたのに大丈夫なの?本当に?』とドルーアは心配し、「最初はノクターンが急に血を流しておかしいと思ったけど、もしかして気争いとかしたんですか?」とドルーアは問いかけます。
「恥ずかしながら僕が一方的にやられました。まだ修練が足りなくて・・」とアーロンは答えて、「毎日修練をやってるのに・・。じゃあノクターンはなんで喀血を?」と「一方的」と言うアーロンの言葉にドルーアは引っかかります。
「そうですね。少なくとも僕がやったことではありません。残念ながら」とアーロンは言うとさらに咳き込みます。
「待ってください。神官、いや魔法使いでも呼んで来ます!」とドルーアは言いますが、「あ!」と、ノクターンが持って来た聖水があることに気付くのでした。
第15話に続く>>
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全ては勘違いだった【第14話】の感想
ノクターンはドルーアに言えていないことが多すぎるようですね。
ドルーアも結局はノクターンを嫌いになりきれないように思えます。
ノクターンもアーロンも血を吐いたのは心配ですね。
次の話も楽しみです。
まとめ
今回は、ピッコマで配信されている「全ては勘違いだった」の第14話のネタバレと感想をご紹介しました。
「全ては勘違いだった」は、現在のところピッコマでの独占配信です。
他の漫画配信サービスでは読めません。
今後人気が出てきたら電子書籍化されるかもしれません。
応援していきたいですね。