逆ハーレムゲームの中に落ちたようです、はinui原作、GOYAによる恋愛ファンタジー漫画です。
主人公は、誰かがプレイしている逆ハーレムゲームの中の悪女、皇女エルドリアに憑依してしまいました。
エルドリアを訪ねてきたナドリカは、駆け寄って抱きついてくるのでした。
ここからは、逆ハーレムゲームの中に落ちたようです、の第25話のネタバレになりますので、ご注意ください。
\随時更新中!/
逆ハーレムゲームの中に落ちたようです【第25話】のネタバレ
「姫様!」と愛人のナドリカは抱きつき、「ナドリカ?どうしたの?」とエルドリアは問います。
「・・姫様が薬を使われたのかと思って・・怖くて」と、ナドリカは抱きしめる力を強めます。
昨晩、もともと皇女がしていたことを訊いた時に、ナドリカは少し不安そうな顔をしていました。
ナドリカは皇女が以前のように、ナドリカを傷める状態に戻ってしまうのでは、とさらに不安になった様子でした。
そんなナドリカの様子を可愛く感じたエルドリアは「ナドリカ、今夜は私の部屋で一緒に寝る?」と提案するのでした。
ナドリカとエルドリア
夜中、エルドリアはナドリカの悩ましげな声で目を覚ましました。
『何・・?あれ?ナドリカ、どうして背を向けて・・?』と、エルドリアはナドリカを観察します。
どうやら、ナドリカはただ静かにエルドリアの隣で寝ている状態に耐えられず、自分で処理しようとしていたようでした。
「あの・・ナドリカ?」とエルドリアが恐る恐る声をかけると、「姫様!?こ・・これはその・・!!い・・嫌がられるかと思って・・ひ、一人でなんとかしようと・・!!」と、ナドリカは驚いて飛び起きてゴニョゴニョと言い訳をします。
「ちょっと待って。どうして私が嫌がると思ったの?」とエルドリアは問います。
でも僕は奴隷で、とそれでもナドリカは言いにくそうに答えます。
「だから私が望まないと思ったの?」と、エルドリアは真っ赤な顔のナドリカを見つめます。
我慢できないのは私の方だったのに、とエルドリアは考えていました。
エルドリアは、もっとナドリカと親しくなりたいと思っていました。
記憶を失った、という主人公の設定を信じて、この世界について知識を教えてくれたナドリカを、エルドリアは好きになっていました。
しかし、ナドリカは主人公が憑依する前から皇女を慕っていました。
ナドリカが見ているのは、自分ではなく「憑依前の皇女」なのではないかと言う不安がありました。
憑依する前の皇女に痛めつけられていたナドリカの傷に、触れて痛めつけてしまうことを、主人公は危惧していました。
だから我慢していたのに、と感情の高ぶりのままにエルドリアはナドリカを押し倒します。
「私はあなたが好きなの」とエルドリアが告げると、「え?」赤面したままナドリカが固まります。
姫様、とナドリカに呼ばれることが、主人公は嫌でした。
「リアと呼んでくれる?」とエルドリアはナドリカを抱き締め、「僕は・・ア・・リア」とナドリカは答えながらさらに強く抱きしめ返すのでした。
翌朝、ナドリカはさっそく「姫様」と呼びかけて、「昨日の約束は忘れちゃったの?」とエルドリアはからかいます。
さらに赤くなるナドリカを見つめながら『「姫様」と呼ぶことさえやめてくれれば何でも良かったけど。思ったより悪くない』と、エルドリアは微笑みます。
訪問者
そんな中、扉が叩かれました。
「どうしたの?」とエルドリアが問えば、「卿が姫様へご挨拶をしにいらっしゃいました」と侍女が答えます。
「卿?」と問えば、「エクロット・フェイシス卿が面会を希望しておいでです」と答えます。
「入るように言ってちょうだい」と伝えて、『挨拶だなんて・・まったく何を考えているのかわからないわね』と寝台から降りようとします。
「・・行かれるのですか?」と問うナドリカに、「うん」とエルドリアは親しげにおでこ同士をくっつけるのでした。
そんな様子を、音も立てずに入ってきたエクロットが無表情で眺めていました。
「お・・おはよう」とやや気まずそうにエルドリアが言えば、「・・申し訳ございません。お休みのところ失礼いたしました」とエクロットは表情を崩しません。
「ううん、もう起きていたから大丈夫。それに入ってこいと言ったのは私だから」とエルドリアは言います。
エクロットの視線は、そんなエルドリアではなく、横に寄りかかるナドリカを見ていました。
「そうですか」とエクロットは淡々と答えます。
しかし、エクロットとナドリカの視線がぶつかり火花が散っているように感じ、『気まずい!!』とエルドリアは思います。
「昨晩はよくお休みになられましたか?」とエクロットはそれでもまだ淡々と問い、「・・見ての通りよ」とエルドリアは答えます。
いくら奇妙な世界であっても、愛人とベッドの上で寝転んだまま他の愛人の挨拶を受けるのは当たり前のことではありません。
けれど、エクロットは慣れているかのように少しも動じません。
「話はそれで終わり?」とエルドリアが言えば、「・・姫様に、お願いがございます」とエクロットは切り出すのでした。
第26話に続く>>
\随時更新中!/
逆ハーレムゲームの中に落ちたようです【第25話】の感想
エルドリアとナドリカがきちんと思い合えているようでよかったですね。
ナドリカの恥じらいの様子が非常に可愛らしく描写されています。
右も左もわからない世界で、ナドリカは主人公にとっての救いでもあったのですね。
エクロットは何を考えているのか相変わらず分かりにくいですが、何を伝えにきたのでしょうか。
次の話が楽しみですね。
まとめ
今回は、ピッコマで配信されている「逆ハーレムゲームの中に落ちたようです」の第25話のネタバレと感想をご紹介しました。
「逆ハーレムゲームの中に落ちたようです」は、現在のところピッコマでの独占配信です。
他の漫画配信サービスでは読めません。
今後人気が出てきたら電子書籍化されるかもしれません。
応援していきたいですね。