「小説の中の悪女皇帝になった」はmiraenavi原作、S.Yang作画、のファンタジー漫画です。
安原めぐみは、小説を読むことが趣味のごく平凡な会社員。
ある朝、彼女は読んでいた小説のキャラクター、ユリアになってしまいました。
小説では、自身が命を奪われることを知っているつぐみは、未来を変えるために動きます。
ここからは「小説の中の悪女皇帝になった」第4話のネタバレです。ご注意ください。
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小説の中の悪女皇帝になった【4話】ネタバレ
自分(ユリア)が幽閉塔に来ることが小説にないことなのはもちろんですが、そこにユーストまでも現れるといった、小説と大きく変わる事態につぐみは困惑します。
ユーストが幽閉塔に現れた理由は、ユリアがペヌース伯爵を処刑前に殺してしまうのではないかと心配になり、様子を伺う為でした。
もちろんつぐみは助けを求めに来たのであって、殺すつもりもないのですが、ペヌース公爵を告発する計画をユーストに教えたところで疑われるだけなので、今はユーストに出ていって欲しいつぐみ。
つぐみはユーストに投げかける言葉を探します。
「出ていけ」VS「出ていかない」
「無礼だぞ、私はお前を呼んだ覚えはない。」と出ていくよう促すつぐみ。
ですが私は陛下の安全を…」とあたかも自分は護衛も付けずに幽閉塔にいったユリアを心配して来た、と言わんばかりに食い下がるユースト。
「私の安全だと?下がれ、私はお前に同席を許可していない。」今度は拒絶にも捉えられる剣幕でつぐみはユーストに出ていくよう命じます。
「…陛下。処刑まではまだ数日残っております。」とユーストは全く引きません。それどころか、ユリアへの疑いの気持ちをあからさまにぶつけてきます。
一歩も引かない両者は、もう睨み合うしかありません。そんな中、牢獄の中から二人のやり取りを見ていたペヌース公爵がつぐみを援護します。
「もし陛下が私を殺すおつもりでしたら、剣をもっていらしたことでしょう。」その核心を突く一言につぐみまでもがハッとします。外出時ユリアはいつも剣をもっていたのですが、つぐみは丸腰でした。
ペヌース伯爵の援護により、なんとかユーストを追い出す口実ができたつぐみは改めてユーストに命じます。
「まさか、私が伯爵を殺すと思って来たのか?もし私を疑っているわけでないのなら…ここから立ち去れ。」
そう命じられたユーストは、不満は残りつつも一礼し、扉を開け部屋から出ていきます。
仕切り直して、告発の計画へ
出て行きこそはしたものの、扉の向こう側で待機しているユーストの気配を感じるつぐみ。仕方なくその状態でペヌース公爵と話の続きを再開します。
「陛下はマルカス公爵(ユースト)を信用されてないようですね。彼が牙をむいていることに気づかれたのですか?」
ペヌース伯爵の質問につぐみは困惑します。『何かに気づいたのかな?それともただ探っているだけかしら。』
小説の中では反逆の首謀者はユーストだけと書かれていましたが、もしペヌース伯爵も反逆を共にしていたのなら…
不安は残るも『どうせこっちの本音も明かさなきゃいけない…』と賭けに出ることにします。
「私がイカれて遊び呆けただけだったのか、それとも…わざとやったことだったのか知りたくはないか?」
その言葉を聞いたペヌース伯爵は決意します。
「告発しましょう。フェーズ公爵を。」
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小説の中の悪女皇帝になった【4話】の感想
ユーストがかなり頑固でしたね。ペヌースのつぐみへの助け舟によって、撤退を余儀なくされたユーストでしたが、出ていく際、頬に血管が浮き出ておりました。太い血管もそんなに無いであろう頬にあんなに大きな青筋が…ユーストの怒りは相当のものでしょう。
さて、そのユーストの怒りは何に対してか疑問が残ります。物語の中にはユーストの心には、まだ良き皇帝であったユリアの面影が忘れられないような描写が多々あります。
ユリアの動きに対し、なぜ自分に秘密裏になのか、なぜ自分ではなくペヌースにこそこそと…そんな感情ももしかしたら何処かにあるのかもしれません。どちらにせよ暴君ユリアに口論で負けて悔しかったが為の怒り…というわけではなさそうな気もします。
ペヌース伯爵のユーストへの当たりもきつかった様に感じます。まだ全然感情も背景も読み取れないペヌース。彼がまたどんな展開を見せてくれるのか楽しみです。
まとめ
以上、小説の中の悪女皇帝になった【4話】のネタバレと感想をご紹介させていただきました。
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