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小説の中の悪女皇帝になった【5話】ネタバレと感想:ピッコマ

小説の中の悪女皇帝になった ネタバレ

「小説の中の悪女皇帝になった」はmiraenavi原作、S.Yang作画、のファンタジー漫画です。

安原めぐみは、小説を読むことが趣味のごく平凡な会社員。

ある朝、彼女は読んでいた小説のキャラクター、ユリアになってしまいました。

小説では、自身が命を奪われることを知っているつぐみは、未来を変えるために動きます。

ここからは「小説の中の悪女皇帝になった」第5話のネタバレです。ご注意くださ

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小説の中の悪女皇帝になった【5話】ネタバレ

部屋に戻り、倒れるかのようにベッドへ飛びこむつぐみ。彼女は疲れ果てていました。

侍女を下げて唯一、一人だけになれるこの時間が、今のつぐみには癒しです。

つぐみはベッドに横たわりながら、幽閉塔でのペヌースとのやり取りを振り返ります…

まるでビジネス契約でもするかのように

ペヌースはとても有能な人物でした。

他国の出身でありながら、中央にも気後れせずほかの貴族に立ち向かい、さらにフェーズ公爵を告発する資料まですでに完成させている…

『よっぽどの度胸がないと無理よね…』つぐみはペヌースを評価します。

また、この世界を小説で読んでいるつぐみは、ユリアに取り巻きの男達は、フェーズ公爵により遣わされたユリアの監視役であることを知っています。

皇帝に男を使い監視する。こんな大胆な行動を起こすフェーズ公爵の素性を知っていながらも、態度を変えなかった彼だったからこそ、つぐみは今の状況を覆す切り札として選んだのでした。

しかし、そんな頭のキレる男ペヌース。幽閉塔での彼との会話を思い返すと、今はつぐみであるユリアのことを、もちろんまだ信じ切れていないようです。

「今までのことはフェーズを出し抜く証拠集めのために、わざと暴君を演じていただけなんだ。」とつぐみは正直自分でも信じがたいほどの言い訳をします。

それに対しペヌースは「半分だけ信じましょう。」と疑いの意思をあらわにします。

ペヌースは、ユリアの今の行動は衝動的なものなのか、本気でフェーズ公爵を討つ気があるのかを気にしているのでしょう。

『今は信用できないということか、今までユリアがやったことを考えると当然よね。』と、つぐみは納得せざるを得ません。

さらにペヌースは続けます。「単刀直入に申し上げます、どうせ私は罪人の身。一度は諦めた命です。殺すか生かすかは陛下の気まぐれなので感謝はいたしません。」

『どうせ気まぐれ、殺したくなったら殺すだろうから』と冷めた顔をしたペヌースがつぐみの目には映っています。

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つぐみは、こういう時は普通「陛下により救われた命、一生ついていきます。」って言うもんじゃないのかと困惑しますが、むしろ荷が重くならないくらいの、この態度の方が安心かもしれないと考えを切り替え、納得します。

さらに、重ねてペヌースはこう続けます。「陛下も目的があるから私を使おうとするのでしょう。でしたら私もその目的までは信用します。私との利害が一致する以上、いくらでも利用され私も利用させていただきます。」

そして最後にこうきっぱりと…「なので、あなたへの忠誠は望まないでいただきたいです。」

『度胸のある発言だったわね…』つぐみはペヌースとのやり取りを振り返り終えるとさらに気が重くなりました。

気を取り直し、つぐみは『まぁいっか、最初から仕事相手としか考えてないんだし、利害関係さえ一致すればいいんだもの』と切り替えます。

「忠誠を誓わないということが裏切るということではないんだし。」とつぐみはひとまず良しとし、眠りにつきます。

二日目の朝

つぐみが人の気配を感じ目を覚ますと、そこには侍女として朝の務めを果たす、昨日幽閉塔で釈放した者たちの姿がありました。

まだ怯えている様子は残るものの、昨日の出来事で、暴君が変わったのではないかと信じて戻ってきた者たちの姿につぐみは喜びます。

しかしそれも束の間、つぐみはあることに気づき愕然とします。

戻ってきてくれた者たちの中に、ペヌースと肩を並べられる程に頼りにしていた、ユリアに従順な侍従である大魔法師フェリックスの姿がどこにも見当たらなかったのです。

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小説の中の悪女皇帝になった【5話】の感想

まるで子犬のようだった、あのフェリックスが来ない!つぐみの絶望感は相当なものではないでしょうか。

つぐみの周りには今のところ、お互いに半信半疑のビジネスパートナー、ペヌースと2日後に命を奪いに来るユースト。そして疑い無しに悪党のフェーズ公爵しかいないのですから…

フェリックスが現れない理由とは一体何なのでしょうか?首輪を外してもらった子犬がついつい遠くまでキャンキャン遊びに行ってしまった程度のものだと信じたい限りです。

ペヌースはかなり厄介な性格をしてるかもしれませんね、ただその性格の持ち主が全面的に味方になってくれれば頼もしい限りです。

なかなか理想通りには進まない仲間集め。果たしてつぐみが当初に望んでいたような、頼れるパーティは作れるのでしょうか?

まとめ

以上、小説の中の悪女皇帝になった【5話】のネタバレと感想をご紹介させていただきました。

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