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お兄ちゃんたちに気をつけて!【24話】のネタバレと感想|ピッコマ

お兄ちゃんたちに気をつけて ネタバレ

こちらではピッコマ漫画 お兄ちゃんたちに気をつけて!【第24話】のネタバレ&感想をご紹介しています。

エルンスト公爵家の養子となった少女、ハリ。3人の義兄たちから良く思われず、辛い日々を過ごし、27歳でようやく他家へ嫁ぐことになった。

やっとこの家から出ていける・・・そう喜んだのもつかの間、目が覚めるとなぜか幼少期に時間が巻き戻っていて―!?

 

ケンカをしかけたキャベルは両親から厳しく叱られ、自室にて謹慎を言い渡される。ハリの元へきたユージンは次男の振る舞いを謝罪し、明日からは自分を頼れば良いと優しい言葉をかける。一方、ルイーゼから以前暮らしていた“外”について聞かれ、昔のことを思い出すハリであったが・・・

ここからは、お兄ちゃんたちに気をつけて!【第24話】のネタバレになりますので、ご注意ください。

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お兄ちゃんたちに気をつけて!【24話】のネタバレと感想

豪華絢爛なエルンストの晩餐を称賛するバスティーエ夫妻。

「そちらのシェフをうちに連れて帰りたいくらいですわ」

ハリのために、料理を皿に取ってくれるエルンスト夫人。

贅沢な食事を前にしたハリは浮かない顔をしていた。

“前なら干からびたパンでも食べられたらマシな方だったのに”

美味しくなかったかと夫人から聞かれ、笑って否定する。

エルンスト家とバスティーエ家、合わせて9人で囲む食卓は、大変にぎやかなものであった。ハリは両家団らんの声の中で目を閉じたまま、幸せそうに微笑んだ。

食事の後、ハリとルイーゼは食事を運んでいるエルンスト夫人と鉢合わせる。

どうやら謹慎中のキャベルに食事を運んでいる最中のようだ。

「厳しく言い聞かせておいたからもう乱暴はしないはずよ」

夫人は少し申し訳なさそうにしながら言った。

彼女はキャベルが反省していることを信じている。

そして、ハリが望むなら近づけさせないから安心するように、とも言ってくれた。

“そうよね、いつまでも閉じ込めておけないわよね”

ルイーダは、あのお兄ちゃんいない方がいいと本音を言ったが、ハリにしっ、とたしなめられる。

「またお兄ちゃんとお姉ちゃんをいじめたら私が許さないんだから」

頼もしいことをいってくれる彼女にアハハと笑って礼を言うハリであった。

つかの間の平和

キャベルは謹慎が解けて、ユージンの代わりに狩りへ行くことになった。

“屋敷内が静かで最高!”

ハリはのびのびと平和を満喫していた。

すると、目の前に三男のエーリッヒが現れた。

“平和がもう失われてしまった”

肩を落とすハリにエーリッヒは突っかかった。

「ボクとお前は少しも似ていない、お前と似てるだなんて気分が悪い」

両家の挨拶の時、バスティーエ氏に言われた言葉をまだ引きずっているようだ。

「当然じゃない、私よりあんたの方がずっと綺麗なのに」

むすっとした顔で言い返すハリ。

予想外の返しに驚いて赤面する三男。

「バカにするな!」

別に綺麗だという言葉は女の子だけのものじゃない、あんたが世界で一番綺麗よと言う。

エーリッヒは顔を真っ赤にして何か言い返そうとするが、ハリは何枚も上手であった。

終いには手をぶるぶる振るわせて、お前ホントにムカつく!と叫びながら走り去ってしまった。

嫌がられるキャベル

バタンッと音がしてキャベルが部屋に入ってきた。

「なあオレが捕まえた鹿見た?」

相変わらずノックもしない。

胸の内でため息をつくハリ。

オレってすごくない?カッコイイだろ?と自画自賛する次男に、すごいわねと仕方なく調子を合わせてやる。

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「鹿の毛で手袋もつくれるって!」

ハリの返事はそっけない。

「欲しいならくれてやってもいいんだぞ?」

「別に、いらない」

「なんでだよ!?」

“本当に反省したの?これ”

ハリの態度に我慢ならなくなったキャベルはハリがもっていたカエルの折り紙を取り上げてしまう。

「あげるって言ってるだろ!」

「私はあんたの妹じゃないから、もらう理由もないわ」

は・・・?と固まる次男の目を見据えながら近づくハリ。

「私のカエル返して」

キャベルの手からおもちゃを取り返す。

あんたのせいで足がおれてしまった、というハリにオレに向かってあんたって言ったのか!?と吠える。

「あとでルイーゼが来るから、さっさと出てって」

にべもない態度のハリにショックを受ける次男。

「お前が実の妹じゃないのは事実だろ」

「だから違うって言ってるじゃない」

後ろを向いたままカエルを見ているハリ。

キャベルは違う、と訴えたが何が違うのよ?と逆に質問されてしまう。

「お、お前さっきからどうしたんだよ!?」

「兄妹でもないのにいちいち構わないでくれる?」

今度はキャベルの目をまっすぐに見てきっぱりと言い放つハリ。

「私だって兄でもない人に兄さんだなんて呼びたくないもの」

何ひとつ言い返せずにおろおろするキャベル。

するとトントンと控えめなノックの音がして、入ってもいい?という声が聞こえてきた。

「ヨハン兄さん!」

嬉しそうにヨハネスに近寄るハリ。

どうやらヨハネスはルイーゼの代わりにハリを呼びに来たようだ。

じゃあ行きましょうというハリに、どこ行くんだよ話は終わっていない、と訴えるキャベル。

「私の話は終わったけど?これ以上なにを話すのよ?」

割り込んでくるな!とヨハネスに叫ぶが、ハリはもう話すことないって、と冷静に返される。

「このっ!バカみたいに妹のお使いなんかしやがって!」

「僕は君みたいな人の方がバカだと思うよ」

それより、と続けるヨハネス。

「ハリにちゃんと謝ったの?僕と君のせいでケガしたんじゃないか」

もっともなことを言われてあたふたするキャベル。

そこへヨハン兄さんもうやめて、とハリが割って入る。

時間の無駄だ、どうせ話の半分も理解していないから相手にしないで早く行こうと促す。

キャベルは完全に無視されてガーンとショックを受ける。

ハリとヨハネスは折り紙の話で盛り上がりながら部屋を出ていく。

ひとり残されたキャベルは、二人の背に向かって、本当にオレのこと仲間外れにする気か!?とわめくのであった。

 

>>25話に続く

\随時更新中!/

お兄ちゃんたちに気をつけて!【24話】の感想

どこまでも自分勝手なキャベルに読んでるこちらもため息が出そうな24話でした。

前回、両親からこってりと叱られているはずなのですが、やはりキャベルはキャベル。

けれどもパワーが有り余っていそうな彼が狩猟に参加させてもらえたのは良かったですね!

また、今回は久々にエーリッヒとのからみがありましたが、思ったより元気そうで安心しました。

すっかり仲良くなったハリとバスティーエ兄妹。次回の展開がますます楽しみです!!

まとめ

今回ご紹介したのは、ピッコマで独占配信されている「お兄ちゃんたちに気をつけて!」の第24話になります。

他の漫画配信サービスでは読むことはできません。

本作品はピッコマにて1日1話無料配信されていますので、ぜひチェックしてみてくださいね!