こちらでは、ピッコマ漫画 お兄ちゃんたちに気をつけて！【第17話】のネタバレ＆感想をご紹介しています。
エルンスト公爵家の養子となった少女、ハリ。３人の義兄たちから良く思われず、辛い日々を過ごし、27歳でようやく他家へ嫁ぐことになった。
やっとこの家から出ていける・・・そう喜んだのもつかの間、目が覚めるとなぜか幼少期に時間が巻き戻っていて―！？
良き縁談に恵まれ、素敵な旦那様と結婚するはずだったのに20年前に戻ってきてしまったことを悔しがるハリ。
しかしそんな中、幼い頃、気付かぬうちに両親の愛情を兄たちから奪っていたことを知り、憎しみの気持ちが消えていくのだった・・・
ここからは、お兄ちゃんたちに気をつけて！【第17話】のネタバレになりますので、ご注意ください。
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お兄ちゃんたちに気をつけて！【17話】のネタバレと感想
暖炉の火がパチパチと音を立てている。
ソファで目を覚ましたハリは、傍にユージンが腰かけているのに気づく。
うとうとしながら、いつ来たの？と問いかける。
“私ついに戻れた・・・？”
まどろみながら自分の手を見つめるハリ。
いつからかユージンは自分が手を伸ばす度、複雑な表情を浮かべたまま無言で見つめてくるようなった。
ふわぁとあくびをして、起こしてくれたらよかったのにとつぶやく。
どぎまぎするユージン。
まごついている兄をじとっと見やり、まだ未来に戻れてはいないことをやっと自覚するハリ。
“つい癖で手を伸ばしちゃった”
なぜここにいるのかと聞くと、母親に頼まれて様子を見に来たと答える兄。
どうやらハリが寝ている間に暖炉をつけてくれたようである。
どういう風の吹き回しかと訝しむハリ。
もうすぐ夕食だから行くぞと声をかけられる。
家族で出かけて以来、ユージンの態度は変わり、以前のようにハリに対して悪態をつくことはなくなっていた。
“20年後のユージンに雰囲気が似てきたような気がする”
部屋から出ようとする兄に、一緒に行こうと呼びかけるハリ。
そして、ためらいながらも勇気を出してユージンの手を握る。
ビクッと驚き、戸惑う長男。
そんな彼に手を振りほどかれないよう、うるうるした瞳で訴える妹。
「早く夕飯食べに行こうよ」
手をつなぐ兄妹
手を繋いで歩いている兄妹を見た屋敷のメイドたちは、口々に感嘆の声を上げた。
「あら！」
「なんて可愛らしい！」
ユージンは少し恥ずかしそうにしている。
誰よりも喜んだのは母親であった。
「なんて良い眺めなのかしら」
うっとりとした表情で手を組んでいる。
「２人とも仲が良さそうでよかった」
父親も満足そうである。
“仲が良い？まさか”
ハリはキャベルとエーリッヒがこちらを睨んでくるのを見て不安になるのだった。
いじめに負けないハリ
相変わらずハリに意地悪をするエーリッヒ。
階段で足を引っ掛けられたハリは転んでしまう。
腕組みをしてほくそ笑む三男。
“この悪ガキ！”
するとユージンがやってきて、ハリを抱え込んで立たせた。
そして何と、弟に対して階段でふざけるなと叱責したのだ。
わざとじゃないもんと言い訳しているが、ハリはいつも足を掛けられているので、それが嘘だとはっきり分かった。
こいつのことを心配した自分がバカだったと憤慨するハリ。
後ろから見てたぞ、というユージンに対して、転んだあいつが悪い、などとめちゃくちゃなことを言っているエーリッヒ。
堪忍袋の緒が切れたハリは、背を向けたエーリッヒの膝裏をけとばした。
声をあげ倒れる三男。
「こんなのも避けられないの？」
恨みがましい視線を投げてくるエーリッヒに対して、転んだあんたが悪いのだから次からは気をつけなさいと笑顔のハリ。
“私を甘く見ないことね！”
＞＞18話に続く
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お兄ちゃんたちに気をつけて！【17話】の感想
ハリのほほえましさとたくましさを感じる17話でした。
少し前だったら、ハリが自らユージンと手を繋ぐなんて考えられませんでしたよね。
ユージンの態度には、ハリを家族の一員として受け入れようとしている姿勢が窺えます。
きっとそれがハリにも伝わったのでしょう！
今後、他の兄たちとの関係は変わっていくのか・・・？次回の展開が待ち遠しいです！
まとめ
今回ご紹介したのは、ピッコマで独占配信されている「お兄ちゃんたちに気をつけて！」の第17話になります。
他の漫画配信サービスでは読むことはできません。
本作品はピッコマにて１日１話無料配信されていますので、ぜひチェックしてみてくださいね！
