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小説の中の悪女皇帝になった【7話】ネタバレと感想:ピッコマ

小説の中の悪女皇帝になった ネタバレ

「小説の中の悪女皇帝になった」はmiraenavi原作、S.Yang作画、のファンタジー漫画です。

安原めぐみは、小説を読むことが趣味のごく平凡な会社員。

ある朝、彼女は読んでいた小説のキャラクター、ユリアになってしまいました。

小説では、自身が命を奪われることを知っているつぐみは、未来を変えるために動きます。

ここからは「小説の中の悪女皇帝になった」第7話のネタバレです。ご注意くださ

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小説の中の悪女皇帝になった【7話】ネタバレ

つぐみの作戦はこうです。

まず、現状として。腐敗した貴族の代表フェーズ公爵。堕落した暴君皇帝ユリア。そしてユーストを中心とした反逆勢力。現在、帝国の勢力はこの3つです。

その中でユースト率いる反逆勢力のみが、権力を貪るための集団ではありませんでした。

反逆勢力はユリアの腐敗と横暴、それを煽り立てるフェーズ公爵の、野蛮な行為に耐え切れず立ち上がった集団であったからです。

その中でもしユリアがフェーズを排斥すればどうでしょうか。

とりあえず、周りはかなり喜ぶでしょう。しかし、なぜ突然ユリアが態度を変えたのか疑問を持つものも現れるでしょう。

そしてユリアとフェーズがあからさまに争い始めたら、反逆勢力からはとりあえず様子を見ようという意見が出てくるはずです。

そこにペヌースがブレーキをかけたら、反逆勢力の中で分裂が生じます。

その分裂に入り込むことがつぐみの作戦でした。

ですので今、フェーズに明らかな敵意をぶつけても何も問題はないのでした。

政治家も会社員も突き詰めれば一緒

そして、場面はフェーズに追及するところまで戻ります。

つぐみは、フェーズの独断で追放者を幽閉塔に閉じ込めた件について問い詰めます。

「まさか~この私が陛下の命令に背くなんて…」「その方が陛下のためだと判断いたしました、陛下に無礼を働いた者たちをお傍に置くなんて言語道断。」フェーズはペコペコ笑いながら言い訳をします。

その姿につぐみはイラっとしつつも、冷静に分析します。

フェーズは背後で皇帝を軽んじていましたが、当の本人ユリアの前ではいつもへりくだっていました。

本来、富を持つ人間ほど自分の命が惜しいものです。なので彼は、皇帝の前で尻尾を振ってさえいれば命も保証され、自分の欲しいものが得られることも知っていました。

彼は「酒と薬」「美しい男」これらを全て権力のために皇帝に尽くしたのだから、自分のいうことならなんでも聞いて下さるだろうと思っていました。

そのため、フェーズは今戸惑っているはずとつぐみは分析します。

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部長に似た顔と喋り方、何一つ気に入りませんが、部長とフェーズにはある決定的な違いがあります。それは、つぐみがフェーズの上司であるということです。

往生際が悪いと痛い目に合う

ここぞとばかりに、つぐみは責め立てます。「お前は今までそんなやり方で仕事を処理していたのか?」

つぐみは「追放」したのにもかかわらず、フェーズが独断で塔へ幽閉したことを問うています。「一を聞いて十を知るというが、私の側近を処刑台に送ろうとしたのだから、他のことは見なくてもわかりそうだな。」

「とんでもありません、なぜ私の忠誠を疑うのですか?」ともちろん否定するフェーズ。

ここでつぐみは勝負に出ようとします。

前回ついついとはいえ、剣気までも纏うことができたつぐみは、ユリアと同等の力を持っていると確信します。それはつまり今のつぐみに力で対抗できるのはユースト以外にはいないということを意味します。そのことがつぐみを一層強気にさせます。

「ならば、今まで処理した仕事を隅々まで確認しても問題ないだろうな。」つぐみの押しの一言に慌てふためくフェーズ。

確認されてしまえば確実に何かやましいことが出てくるフェーズは何とか回避しようと往生際の悪さを見せます。

その姿につぐみはついに声を荒らげます。

「無礼だぞ、私の権威に歯向かうつもりか!ならばこの場で受けて立とう!私はここから逃げはしない!」

そう怒鳴るつぐみには剣気が纏われていたのでした。

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小説の中の悪女皇帝になった【7話】の感想

ついに、つぐみは勝負に出ます。パワハラと指導の線引きについても考えさせられる回となりました。

部下を怒鳴り散らし、挙句の果てには「資料を見せろ、さもなくばぶっ飛ばす」ですから。

とはいえ、それがパワハラになるのか否かになるのは、一般的な上司と部下での話。

つぐみは命が掛かっています。このままではフェーズとユリアに不満を持った反逆軍に命を奪われてしまうのですから…

多少強引であろうとも、つぐみは少しも引けません。

薬と酒で腑抜けにさせたつもりの皇帝が、こんなにもキレッキレなのでフェーズの驚きはかなりのものでしょうが、往生際の悪さは火に油ですね。何かバレそうな雰囲気を感じた時は、大体もう手遅れなので先に謝りましょう。

纏った剣気を本当に使われたらお終いです。果たしてフェーズは生き延びることができるのでしょうか?

まとめ

以上、小説の中の悪女皇帝になった【7話】のネタバレと感想をご紹介させていただきました。

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