「せっかく公爵令嬢に転生したんだから長生きしたい」は、漫画・宇宙くらげ、コンテ・Nam SaRang、原作・Cheong Song-A、脚色+yoshua、のファンタジー漫画です。
主人公は平凡な田舎娘。事故で命を落とし、気が付くと小説の登場人物「アドリアーナ（リアン）」に転生してしまいます。
しかし転生先でも命を奪われ、なんと2週目が始まるのでした。
ここからは「せっかく公爵令嬢に転生したんだから長生きしたい」第22話のネタバレです。ご注意ください。
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目次
せっかく公爵令嬢に転生したんだから長生きしたい【22話】ネタバレ
翌日、リアンはバルコニーで約束した通り、ケーネスに食事をご馳走します。しかしそれは高級料理ではなく、屋台のソーセージでした。
リアンは奢ってもらった海鮮料理よりも、ソーセージの方が全然安上がりなことを気にしています。この屋台の食べ物全てを買っても、あの時奢ってもらった料理の方がもっと高いのです。
しかし、ケーネスはソーセージでおいこにするつもりは毛頭ないようです。ケーネスの要望は今日一日、リアンに付き合ってもらうことだったのです。
高級料理よりも価値のある
リアンとケーネスは祝祭を周り楽しみます。
ケーネスは、屋台で食べ物を買った時はリアンにハンカチを差し出し、リアンが外したダーツの景品を簡単にとって見せたりと、ちょこちょこと満点のエスコートを見せつつ、お祭りを楽しんでいます。
そして、夕方になります。ベンチで休むリアンに「どうぞ、私の奢りです。」と飲み物を差し出します。
リアンが「あら、タダより高い者はないんですよ？」と言うと、ケーネスは「すでに高価なものは頂いたので大丈夫です。」と答えます。
リアンは「私はなにも…」と答えようとするリアンに、ケーネスは「あなたとの時間です。」と先に言います。
「あなたのおかげで今日は…お金では手に入れられない貴重な時間を過ごすことができました。付き合ってくださってありがとうございます。」
そう言われたリアンは顔が真っ赤です。リアンは動揺を隠すかのように「そ、そうですね。時間はお金よりも貴重ですから！」と慌てて言います。
そして、リアンは「伯爵様…いえケン。今夜の仮面舞踏会には参加しないのですか？」と尋ねます。しかし、ケーネスは「残念ながら先約がありまして。」と不参加のようです。
それを聞いたリアンは「まぁケンはいつも仮面舞踏会してるしね。」と初対面の時のことを弄り、クスクス笑います。
そしてリアンは「こんな充実した祝祭は初めてです。誘ってくれてありがとうケン。」とお礼を言います。
リアンはいつも部屋に閉じ込められていたため、祝祭を楽しむ事なんて想像もしておりませんでした。
ケーネスはそれを聞き、少し考え「今のクレセンテ家は…マリアンヌ公爵夫人が臨時当主ですよね。」と確認します。
リアンは「はい、お兄様は留学中で弟のルドルフは幼いので。それに私はまだ親の保護なしには生きられない未成年ですし、今の私にできることは何もありません。」と答えます。
そして続けて「たとえマグノリア商会が綿織物を独占して家門が没落したとしても私にはどうすることもできません。」と続けます。
ケーネスはクレセント家の家業の綿織物産業に手を広げ、そして成功しています。「…それは。」と言葉に詰まりますが、リアンは「気にしないでください。」と笑いかけます。
リアンにとっては、家業の危機よりも、四六時中リアンの命を狙っている、屋敷の人間の方が危険です。
リアンはケーネスにそう伝えると、ケーネスは「…私が手伝いましょうか？」と尋ねます。時折見せる、あの真剣な表情です。
リアンは少し考え「…大丈夫です高くつきそうですし。」と笑顔で答えます。
「なにより今お金がなくて、買い食いするのが精一杯なんです。」と続けるリアンにケーネスは「…分かりました。」と頷くのでした。
話は終わり…
すると、リアンは突然何かに気づいたようです。リアンの視線の先には出店がありました。ケーネスは「…見てみますか？公爵邸の調度品に比べればかなり劣るでしょうが…」と尋ねます。
そしてリアンとケーネスは出店を見ています。どうやらアクセサリーを取り扱っている店のようです。
商品の一つがリアンの目に留まります。赤とオレンジの意志でできたブレスレットです。リアンは「これ可愛い～！」とブレスレットを見つめるのでした。
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せっかく公爵令嬢に転生したんだから長生きしたい【22話】の感想
ケーネスは今まで何となく裏があって、そして事業展開についての情報か何かを得るために、リアンに接近しているものだと思っていました。
明らかに、単なる取引先との距離感ではありませんでしたが、本気でリアンのことが心配になっているのですね。
ケーネスは、夜の部には参加しないようです。それもあったので、日中はリアンと祭りを楽しんだのでしょうか？
とりあえず、今のところ殺虫剤は撒かれていません。このまま無事に祝祭を終えれるのでしょうか？
次回も楽しみにしています！
まとめ
以上、せっかく公爵令嬢に転生したんだから長生きしたい【22話】のネタバレと感想をご紹介させていただきました。
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