「小説の中の悪女皇帝になった」はmiraenavi原作、S.Yang作画、のファンタジー漫画です。
安原めぐみは、小説を読むことが趣味のごく平凡な会社員。
ある朝、彼女は読んでいた小説のキャラクター、ユリアになってしまいました。
小説では、自身が命を奪われることを知っているつぐみは、未来を変えるために動きます。
ここからは「小説の中の悪女皇帝になった」第25話のネタバレです。ご注意ください。
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小説の中の悪女皇帝になった【25話】ネタバレ
前回、輩たちから聞いた「フードの男」「まともな王」そして、つぐみに近づこうとする「魔女」ガイアナの存在…つぐみは、やることが増えてきている…と頭を抱えてます。
それに、輩たちの言っていた「新しい王」その存在は帝国が他国から狙われている可能性がある、ということにつながります。
その他国とは、ユリアに敗北した国の王族かもしれませんし、逃げたイターンの国王や、他の王族の可能性かもしれません。
何故、攻めてくる可能性のある国が、そんなにたくさんもあるのかというと、かつて戦争が終わった際、ユリアは皆の反対を押し切ってでも敗戦国の王族を殺さなかった為です。
敗戦国の主を生かしたことは歴史上前例がないことでしたが、ユリアは「リスクがあるのはわかっている。だが私はあの者たちを受け入れたい。」と強く主張していたのです。
「つぐみ」が「ユリア」にできること
『本当に格好良くてすごいとは思うけど…おかげで何倍も苦労することになったのは気のせいじゃないよね…?』とつぐみはため息をつきます。
つぐみは、今後の動きについて考えます。今は逃げた王族を優先して調査すべきですが、今は手掛かりが少ない状態です。
そんな状態で他国を調査すれば、降伏した王族を刺激することになります。なので、もう少し慎重に動く必要があります。
武力により押さえつけることは可能ですが、そうではなく、時間をかけて徐々に和解することがユリアの望みです。できるだけユリアの理想を叶えることが、体を乗っ取ったつぐみの最低限の礼儀である。とつぐみは考えています。
今後が心配になりますが、つぐみは気を取り直して、裁判で溜まった仕事に取り掛かるのでした。
新たな仕事
つぐみが仕事を進めていると、「早朝からお疲れさまでした。」とベヌースが入ってきました。今朝、輩たちを裁いたことを言っているようです。
つぐみは「余計なことに首を突っ込んだと言わないのか?」と尋ねますが、ベヌースは「むしろ良かった。」と思ったそうです。
フェーズ公爵の件で心を入れ替えた者もいる中、そうではない者の方が多いのが現状です。その為、皇帝が自ら見せしめをすることで、軽く思っていた者も、少しは控えるだろうという考えです。
そして、ベヌースはつぐみに、書類を渡します。それは、スチェーテという地域からの皇帝への嘆願書でした。内容は、その地域の利子が高すぎるという、切実なものでした。
スチェーテという地域は、スチェータ男爵というものが管理してます。そしてスチェータは、ナスラン王国という国の、エンビダ伯爵という貴族の家臣です。
エンビダ伯爵は、フェーズとコネがあったそうですが、先日の裁判では刑を免れています。どうやら出身の違いから、フェーズの方から遠ざけていたようです。
エンビダ伯爵は爵位さえ守られればそれで良し、と考えてたようで、それ以上フェーズに近づかなかったのでしょう。
つぐみは、この情報から大体理解します。どうやら、帝国が統一され、領地を回収されまいと、貴族たちは皇帝に上っ面の忠誠を誓います。そして彼らは、フェーズに縋り付き自分の権利も守っていました。
そのことから、この嘆願書の土地には「私自身が出向いた方が良さそうだな。」と、つぐみは判断します。ベヌースはそのつぐみの言葉に「陛下がですか?」と尋ねます。
その、質問につぐみは少し笑いながら答えます。
「そのために私の所へ持って来たんだろ?」
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小説の中の悪女皇帝になった【25話】の感想
さて、まだ色々な問題が片付いてない中ですが「皇帝」の仕事はどんどん増えていきます。
それもこれも元々の体の持ち主「ユリア」が蒔いたものですが、今はつぐみがユリアになっているため頑張らなくてはいけません。
どことなく、やりがいを感じていそうなので良い方向に進むのではないでしょうか?
次は、元々は他国だった地方での仕事です。もしかしたら、つぐみが不安視していた問題にも絡んでくるかも知れません。
今回の冒頭では、他国を下手に刺激してはいけない。と考えてはいましたが、つぐみはどのようにこの嘆願書について動きを見せるのでしょうか?
次回も楽しみにしています。
まとめ
以上、小説の中の悪女皇帝になった【25話】のネタバレと感想をご紹介させていただきました。
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