ファンタジー

小説の中の悪女皇帝になった【18話】ネタバレと感想:ピッコマ

小説の中の悪女皇帝になった ネタバレ

「小説の中の悪女皇帝になった」はmiraenavi原作、S.Yang作画、のファンタジー漫画です。

安原めぐみは、小説を読むことが趣味のごく平凡な会社員。

ある朝、彼女は読んでいた小説のキャラクター、ユリアになってしまいました。

小説では、自身が命を奪われることを知っているつぐみは、未来を変えるために動きます。

ここからは「小説の中の悪女皇帝になった」第18話のネタバレです。ご注意くださ

小説の中の悪女皇帝になった【18話】ネタバレ

「私を宰相に任命することは賢明な選択ではないと思いますが、それでも私を宰相の席に座らせたいのであれば従うつもりではあります。」というベヌースの言葉につぐみは混乱しています。

しかし、『やることは山積みなのに意欲がない人を任命してもよくないわ。』と考え、この件については一旦保留にし、つぐみはその場を後にします。

その場を後にしたものの、宰相をベヌース以外に考えていなかったつぐみは部屋に戻って、悩んでいます。

ベヌースは腐敗を毛嫌いしていて、無能なものが上に立つことをひどく憎んでいたため、権力を与えれば喜んで引き受けてくれるものだと思っていたのです。

行き詰ったら誰かの意見

落ち込んでいるつぐみにフェリックスが声をかけます。「そんなにベヌース伯爵をお傍におきたいんですか?」

「彼は頭が切れるからね。」と答えるつぐみに、フェリックスは他にも人材はいると薦めてきます。どうやらせっかく皇帝から任命されたのだというのにベヌースが喜んでいないことに、不満を持っているようです。

そこでつぐみは『安易に考えていたのかも知れない…』とハッとします。思い返せば、あの場で不満を言った貴族はいませんでしたが、しかしそれは、その日はユリアに許しを請う場であったということも起因していたのでしょう。

しかし、彼ら貴族たちが長いことユリアに忠誠を誓い、このランチェア王国を支えていたのにも関わらず、つぐみは若手のベヌースを任命しました。

もちろん、間違った事ではありませんでしたが、少し安易に考えて、不満を抱かせたのではないかと反省するのでした。

安っぽく温かい挑発

一方ベヌースの元には、ユーストが訪れており、「陛下にお会いし、宰相を引き受けると言ってください」と説得していました。

しかし、やはりベヌースは乗り気ではないようです。やはり他国出身の自分が、他の貴族を差し置いて宰相になることで、亀裂が生じることを懸念しているようです。

「ならその考えを撤回していただきたいです。」と尚もユーストは続けます。彼は、宰相を断ったことや、他国出身のベヌースが宰相につくよりも皆の忠誠心が軽んじられることの方が不愉快なようです。

それはつまり、忠誠を誓った皇帝が望んでベヌースを選んだのならば、その意思に従うことが皆の仕事である。という考えに至ったと言うことでした。

スポンサードリンク

しかし、ベヌースには『昨日のことを考えると、たった一日で私を受け入れたとは思えない』と、言う気持ちがあります。

ベヌースはユーストに、それは、他の皆も賛成してのことか、それともユースト一人だけの意志なのかを問います。その問いにユーストは「全員の意志です」と即答します。

どうやら、ユーストが昨夜皆を説得しに行ってくれたようです。しかしその時既に皆には、ベヌースに宰相についてもらいたいという気持ちがありました。ユーストは彼らの代表としてベヌースの元に来たのです。

ユーストはさらに「あなたは自分に不満を示すものがいたら働く自信がないのですか?それすらも突き通せない方なのですか?」と挑発してきます。

自分の存在が、足手まといになる可能性があっての判断だった、という意見のベヌースに「それは言い訳にしかなりません」とユーストは一蹴し、「あんな些細なことを認めさせる自信すらもないようにしか聞こえません。」と続けます。

「いいえ、違います。」と言うベヌースに、「では、証明してください。」とユーストはとどめを刺します。

ベヌースはこれが見え透いた挑発であることも、これから自分がまんまと乗ってしまうことも理解しています、ですが悪い気分ではなく、むしろ心の底にあったことを言えてスッキリした気持ちです。

ベヌースは決心します。「陛下には喜んで引き受けると伝えます。自分の価値を自ら証明してみせます。」

\随時更新中!/

小説の中の悪女皇帝になった【18話】の感想

ベヌースの人間っぽい描写が出てきましたね!完璧な仕事、合理的な考え方、少し冷たい発言…かなり人間味のあるロボかと思いきや、ベヌースは謙虚の塊でした。

今回はその謙虚さ故、つぐみや他の貴族たちとすれ違いが起こりましたが、ユーストの働きによって、良い方向に進みそうです。

それにしてもユースト、かなり周囲に気を配りますね!仕事仲間としてというより、本当に「仲間」になってきたのではないかと思います。

これから先これがきっかけに、フェリックスも交え、良いチームができていくかもしれませんね。次回も楽しみにしています。

まとめ

以上、小説の中の悪女皇帝になった【18話】のネタバレと感想をご紹介させていただきました。

こちらの作品はピッコマにて1日1話無料で観覧することができます。

ぜひチェックしてみてください!