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小説の中の悪女皇帝になった【26話】ネタバレと感想:ピッコマ

小説の中の悪女皇帝になった ネタバレ

「小説の中の悪女皇帝になった」はmiraenavi原作、S.Yang作画、のファンタジー漫画です。

安原めぐみは、小説を読むことが趣味のごく平凡な会社員。

ある朝、彼女は読んでいた小説のキャラクター、ユリアになってしまいました。

小説では、自身が命を奪われることを知っているつぐみは、未来を変えるために動きます。

ここからは「小説の中の悪女皇帝になった」第26話のネタバレです。ご注意くださ

\随時更新中!/

小説の中の悪女皇帝になった【26話】ネタバレ

前回のベヌースの情報と、嘆願書により、つぐみが理解した現状はこうです。

自分の権利を奪われたくないがために集まった国々、その一つがナスラン王国です。ナスラン王国は各々の領主の力が強く王権は大して強くない国でした。

そのため、外部との戦争があれば、それぞれが持つ私兵で応戦する国だったのです。そういった背景もあり、彼らは皇帝よりも実権を持っているように見えたフェーズを優先したのです。

『古代国家じゃあるまいし…元来王権が強いランチェアとは違いすぎる…』とつぐみはため息をつくのでした。

つぐみの考察

この世界の経済は貨幣より主に物々交換で成り立っていました。食料に関しては、ほとんどが自給自足です。

収穫の時期が終わり、次の穀物ができる間に尽きた食料を、他の充分に持っている人から食料を借りる人も多かったようです。

しかし、その返す量が問題でした。「利子だけで、借りた量以上を返すのはあんまりだろう。」とつぐみはそのことに疑問を抱いています。

「それがわかる者なら嘆願書で訴えられることもなかったでしょう。」とベヌース答えます。もちろんその通りです。もし、彼らを問い詰めても「わかって借りたそっちが悪いというでしょ?」と返されるでしょう。

「みんな自分の身だけが可愛いんだな。」とつぐみはイライラしています。もちろん借りた人が、悪くないわけではありませんが、食べ物がなければすぐにでも死んでしまうため、借りるしかなかった人たちに、つぐみは同情しています。

そして、つぐみはあることに気づきます。「ナスラン王国には暴利を制限する法律がなかったはず。」と。

しかし、つぐみたちランチェア帝国は違います。ナスラン王国はランチェア帝国に5年前統合されています。ランチェア帝国の法律上利子は最大30%までしか適応できません。

しかし、それならつぐみが出るまでもなく、高利貸し業者を呼び、ベヌースの方で処罰すればいい話です。

つぐみは、それなのにベヌースがわざわざつぐみの元に嘆願書を持ってきたことから、ベヌースが狙っているのは処罰だけではなく、真の目的は、他の腐敗した貴族たちだと読み解きます。

法律で処してもバレないように頭を使う者も出てきます。しかし、皇帝が介入することで事の重さが変わってきます。

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腹は探るよりも割った方が早い

そこまで読み解いたつぐみは「この件は私が出向いた方が良さそうだな」とベヌースに言います。しかし、ベヌースはわざとらしく「陛下がですか?」と聞いてきます。

つぐみは「そのために私の所に持って来たんだろ?」と少しイラっとしながらベヌースに問います。

「お前はいったい私をなんだと思っているんだ」とつぐみはビシッとベヌースに言いますが、ベヌースは「今とは全く違う陛下を長らく見てましたから。」とユリアが堕落していた時期のことを突いてきます。

『憎たらしい男ね』とつぐみは完全にイラっとし「お前にとっては私も便利な駒にすぎないということか」とベヌースに言い放ちます。その言葉にベヌースは反応し、少し様子が変わります。

つぐみは続けます。「まぁその扱いも悪くない。しかしシリル(ベヌースのこと)さっきのように私を試すような態度はそろそろやめてもいい頃ではないのか?」

いつまでも試されては効率が悪く、それにベヌース事態、効率が悪いことが嫌いなことを考えての提案でした。

その提案にベヌースは承知します。しかし、ベヌースは簡単に自分のことを信用してもいいのかと尋ねてきます。もしかしたらベヌースが第二のフェーズになるべく準備しているのかも知れません。

そのベヌースの仮説につぐみは『普通反逆を企てている人はそんな事言わないわよ。』と思い、笑い出します。

「城には他の者も残っている。」と答えるつぐみに、その者も演技をしている可能性もあるとベヌースは「もしも」の心配を続けます。

そんな心配ばかりするベヌースにつぐみは「お前は少し考えすぎだ、そこまでしなくても私はお前のことを信じている。そもそもお前はそんなことをするくらいなら死を選ぶだろう。」と肩を叩きます。

そのつぐみの言葉に少し安心したような表情で、ベヌースは「思った以上に私のことをよくご存じですね。」と答えます。

「わかってなければその座に任命することもなかっただろうな。」というつぐみの言葉にベヌースは少し笑い答えます。

「それもそうですね。」

\随時更新中!/

 

小説の中の悪女皇帝になった【26話】の感想

前回からの久々のベヌースとの回ですが、相変わらずの心配性でしたね!ベヌースが、まだつぐみを試しているというような描写が濃く書かれていました。

しかし、ベヌースが皇帝を信じているかどうかというより、彼は皇帝から自分がどう見られてるのか。という心配をしてるような印象でした。

そのため、ベヌースはつぐみの不安を煽るような仮説を次々と立てては、つぐみに投げかけますが、つぐみは一蹴し、それでもベヌースを信じていると言います。

今回は、また一層この二人の信頼関係が強くなった話となったのではないでしょうか。

まとめ

以上、小説の中の悪女皇帝になった【26話】のネタバレと感想をご紹介させていただきました。

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