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小説の中の悪女皇帝になった【30話】ネタバレと感想:ピッコマ

小説の中の悪女皇帝になった ネタバレ

「小説の中の悪女皇帝になった」はmiraenavi原作、S.Yang作画、のファンタジー漫画です。

安原めぐみは、小説を読むことが趣味のごく平凡な会社員。

ある朝、彼女は読んでいた小説のキャラクター、ユリアになってしまいました。

小説では、自身が命を奪われることを知っているつぐみは、未来を変えるために動きます。

ここからは「小説の中の悪女皇帝になった」第30話のネタバレです。ご注意くださ

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小説の中の悪女皇帝になった【30話】ネタバレ

「お前のような市政に明るい者がこんなところにいるだなんて…実にもったいない。お前もそう思わないか?」

つぐみのその言葉に、スチェータは緊張して考えます。皇帝に認められたのか、それとも試されているのかが分からないからです。

『焦ってはいかん、皇帝は当分この地に滞在するんだ。』とスチェータはがっつかず、まずは謙虚な態度を取る方向で進めることにします。

堕落した皇帝再び…

取るべく態度が決まったスチェータは、早速つぐみに会話を切り出します。「ここスチェーテもまた陛下が治めている帝国の領地の一つです。ここも大事な土地だと考え誠心誠意管理しています。」

スチェータはそう言うと『我ながらいいセリフだ!』と心の中で自画自賛しています。

スチェータの言葉を聞いたつぐみは「お前は有能な上に謙虚だな。」とご機嫌に笑いますが、『媚びを売るのにかなり慣れてるわね、感心するわ。』と思っています。色々とお見通しのようです。

そしてここからはつぐみがスチェータを褒めます「お前のおかげでこの食事もより美味しそうに見える。」

そしてつぐみはフェリックスとユーストを、スチェータと比較し始めます。「この者らは私に仕えていながらも機嫌を伺うことなんてできないのにな。」

それを聞いたスチェータは「公爵も陛下を想っての行動でしょう。」と皇帝に忠誠を誓ってるように見せながら、彼らの悪口も口にしないという、スチェータ的には完璧な返答を見せました。

その言葉に対し、つぐみはさらに機嫌がよくなります。その姿を見てスチェータは、フェーズ公爵が罰せられたのは皇帝が正気に戻ったのではなく、他の理由があったのだと確信します。どう見ても今の皇帝は、さほど賢明そうには見えなかったからです。

スチェータがそう考えていると、突然グラスが木っ端微塵になります。スチェータはびっくりしますがどうやら怒りの矛先は、いちいち横やりを入れてくるユーストとフェリックスに向けてのようです。

つぐみが怒りに任せて壊したグラスは特注品でしたが、スチェータは皇帝に気に入られればこんなガラスもうなん十個も買える、と無理矢理自分を納得させます。

舞踏会への招待

「陛下、許可さえいただければ3日後に舞踏会を開こうと存じます。」とスチェータはつぐみに提案します。

つぐみは「舞踏会?」と反応を見せます。スチェータは「はい、首都では社交界シーズンに入ったと聞きました。」と続けます。

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それを聞くと、つぐみはため息をつき「首都にいるものはうるさいだけだな。」と呟きます。スチェータはそのつぐみの反応にハッとしますが、よくよく考えてみるとまだつぐみは舞踏会が嫌だと言っているわけではありません。ですので、スチェータはここは押しにでます。

「エンビダ伯爵の領地にいる貴族のみを招待する予定なので、ゆっくりお過ごしいただけるかと…」とスチェータは詳細を説明します。

スチェータは、自分の主催する舞踏会に皇帝を招待し、エンビダ伯爵に自慢することが目的のようです。

つぐみは少し考え「今年の社交会はスチェーテで幕を上げるのもいいだろう。」と了承します。

その姿を見ると、スチェータは一気に顔色が明るくなります。調子を良くしたスチェータは、さらにつぐみに狩りも勧めます。するとユーストがまたつぐみに耳打ちし、つぐみは少し考える様子を見せます。

『あの2人のせいで迷っているのか?』とつぐみ達の様子を見て焦ったスチェータは、つぐみを説得するかのように話を進めます。

「スチェーテの冬山は美しいと評判です。その絶景と共に狩りを楽しむのはいかがでしょう。」と押しの姿勢に入ります。

さらにスチェータは「剣と弓を操る陛下のお姿はとても美しいと聞きました。どうかこの私にもその姿を拝むチャンスを下さいませんか?」と懇願します。

つぐみは少し考え「そんなに見たいのか?」と尋ねます。その言葉を聞きスチェータは『かかった!』と内心喜びます。

すると、ユーストがついに「陛下、帝国民が苦しんでいる時期に舞踏会を開いては民心が…」とつぐみにはっきりと意見を言おうとします。

しかし、つぐみはユーストが言葉を言い切る前に「うるさいユースト!」と怒鳴ります。そして手元の皿も破壊します。

「お前たちは私を守るために来たのではないのか?なのに私の機嫌を伺うどころかくだらないことばかり言うとは…。」と、つぐみはユーストに怒りをぶつけます。

そして、つぐみはまたスチェータに語り掛けます。

「いいではないか、せっかくお前が提案してくれたんだ、無視することはできん。」

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小説の中の悪女皇帝になった【30話】の感想

さてさて、つぐみの作戦が始まりましたね!作戦…ですよね?時折見せるつぐみの悪そうな表情に騙されそうになります。

つぐみのこの堕落した皇帝の姿が、仮に作戦ではなく本当に突然堕落したとしても、スチェータは今のところ大損害です。グラスも皿も壊されています。貴重なワインも開けていましたね。

もし、今回の姿がつぐみの作戦ならば、既に赤字のスチェータは今後さらにどんな目に合わされるのでしょうか?スチェータを少し心配しつつ、次回も楽しみにしています!

まとめ

以上、小説の中の悪女皇帝になった【30話】のネタバレと感想をご紹介させていただきました。

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