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悪女が恋に落ちた時【第20話】のネタバレ・感想|ピッコマ

悪女が恋に落ちた時 ネタバレ

「悪女が恋に落ちた時」は、原作者はSeo Gwijo、文はredguとHJ、絵はDCBOが担当する恋愛ファンタジー漫画です。

主人公は大好きな小説の中の悪女、ルペルシャ皇女に憑依してしまいます。

夜に散歩に出た主人公は庭園でカインに遭遇し、その無愛想で繊細な彼ににっこりと笑いかけたのでした。

ここからは、悪女が恋に落ちた時、の第20話のネタバレになりますので、ご注意ください。

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悪女が恋に落ちた時【第20話】のネタバレ

原作のカインは仕事人間で、外に出ることはほとんどありませんでした。

ヒロインのアリエルに出会ったのは、業務報告をしに行く途中のことでした。

指を紙で切ってくらいで、アリエルは泣いていました。

しかし、そんなアリエルをカインは放っておくことができませんでした。

カインはいつも真面目で純粋な男でしたが、どこか憂鬱そうな雰囲気を纏っていました。

カインはヴァンパイアと人間のハーフであり、生まれのせいかいつも心の中に闇を抱えていました。

小説の中でカインは、彼の思いとは違う、暗い結末を迎えることになってしまうのです。

血塗れで倒れるユジンと、それを傷だらけで見下ろすカインというシーンを思い出して、主人公は『美人薄命って言うけど酷すぎる!!』と内心叫びます。

主人公は、自分が宮を出た後で、皇太子が原作通りにカインに危害を加えることを危惧していました。

「公爵はどこかで怪我したり死んではいけません。いいですね?」と、主人公はカインに言います。

イケメンなカインに何かあったら辛いから、と言う単純な理由でしたが、言われたカインは「皇女様?それはどういう意味ですか?」と尋ねます。

そのままの理由を言うわけに行かないので、「私のそばでいつまでも元気でいてほしくて」と、主人公は誤魔化します。

そんな皇女をカインはしばらく無言で見つめ、「失礼でなければ昔話を一つしてもよろしいでしょうか?」と話し出しました。

カインの昔話

ある日、誰にも望まなれない子供が生まれました。

その子は頼れる人がおらず、友達も当然いません。

その子にとって温もりとは手の届かない儚い希望でした。

ある日ようやく友達ができて、初めて感じた他人の温もりにその子は深く溺れました。

そんなある日、その友達は「お前の望み通り友達になってあげたんだ。だからお前の血と肉と心臓を差し出せ」と言いました。

その子は、たった1人の友達の頼みだったので承諾しました。

そして遠い未来になって、友達は自分を利用していただけだと気づくのでした。

「どう思いますか?」と、真剣な顔で話し終えたカインは尋ね、「どうって・・うーん」と主人公は答えに悩みます。

『何の話かはよくわからないけど、とりあえず何か言わないと』と主人公は考え、「その子は今すぐ離れるべきだと思います」と答えました。

「いや、そもそもあげたのが間違いです。本当の友達はそんなもの欲しがりませんから」と言うと、カインは大きく目を見開きました。

「皇女様。明日、ボルタン卿と私の2人が同行いたします」と、急にカインは言います。

「はい?どういう・・」とキョトンとする主人公に、「そして、何があっても皇女様のお望み通りになるでしょう」とカインは一礼します。

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『誰もが傷つくことも死ぬこともないってことかな?でも、だからって思い通りになるの・・?』と主人公はピンときていません。

「では、明日お会いしましょう」と立ち去るカインを見送って、『・・よくわからないけど私のためを思ってくれたのね。カインらしい!』と主人公は微笑むのでした。

カインの功績

翌日、カインとユジンの説得に負けてロックスとレフリーは皇女の外出に許可を出しました。

昨日のカインが言っていたのは外出許可の話のことだったようです。

主人公がロックスを説得できなくて外出できないという状況を、即座に解決してくれたのでした。

『やっぱり悲しみの後には幸せがくるのね!』と喜んだ主人公は、「ロックスありがとう!」と抱きつきます。

主人公は、そんな皇女を見守るカインとユジンに気付いて『この流れでユジンとカインも抱きしめちゃえ!』と手招きをします。

二人を一度に抱きしめると、カインは赤面して戸惑い、ユジンは「・・そんなに嬉しいんですか?」と笑います。

「はい!」と力強く主人公は答え、皇宮の外に出られる以上に、推しキャラとハグできる幸せに浸るのでした。

「二人も一緒に行くんですよね?」と主人公が問えば、「はい」とカインが答えます。

主人公は外出のために、まず侍女のエマに用意させた平民変装用の服を二人に渡しました。

「服まで用意されてるとはさすがです」というユジンに、「それほどでも」と主人公はドヤ顔をします。

「まあでもこれも・・アイリック公爵閣下の努力のたまものですがね」と、ユジンはその次にカインを見て笑うのでした。

「え?」と疑問符を浮かべる主人公に、「昨日公爵がロックスとリフリーを必死に説得・・」とユジンが説明しようとしたのを、「やめろ・・」とカインが止めます。

どうやら、説得はカインが主に動いてくれたようでした。

カインは、注目されたからか赤面してソワソワしていました。

その笑顔の可愛さと美しさに、愛おしさが込み上げてきて主人公は衝撃を受けます。

『本当に・・心臓に悪いわ・・』と思いながら、その精神的衝撃の大きさに主人公は倒れてしまいました。

周囲が心配する中、主人公はカインの笑顔の意味を考えていました。

カインが皇女に心を開いたのが、その笑顔で十分にわかりました。

なので、後回しにしておいたカインの問題をすぐに解決しようと決意を固めたのでした。

第21話に続く>>

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悪女が恋に落ちた時【第20話】の感想

主人公が常に幸せそうで、話の内容を安心して読めますね。

カインの不器用な真面目さがよくわかりました。

二人は平民服を着てもイケメン具合は全然隠せなさそうですね。

主人公はカインのために次は何をするのでしょうか。

次の話も楽しみですね。

まとめ

今回は、ピッコマで配信されている「悪女が恋に落ちた時」の第20話のネタバレと感想をご紹介しました。

「悪女が恋に落ちた時」は、現在のところピッコマでの独占配信です。

他の漫画配信サービスでは読めません。

今後人気が出てきたら電子書籍化されるかもしれません。

応援していきたいですね。