「せっかく公爵令嬢に転生したんだから長生きしたい」は、漫画・宇宙くらげ、コンテ・Nam SaRang、原作・Cheong Song-A、脚色+yoshua、のファンタジー漫画です。
主人公は平凡な田舎娘。事故で命を落とし、気が付くと小説の登場人物「アドリアーナ(リアン)」に転生してしまいます。
しかし転生先でも命を奪われ、なんと2週目が始まるのでした。
ここからは「せっかく公爵令嬢に転生したんだから長生きしたい」第21話のネタバレです。ご注意ください。
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目次
せっかく公爵令嬢に転生したんだから長生きしたい【21話】ネタバレ
リアンとケーネスは皆に注目されてる中、一緒にダンスを踊っています。
リアンはダンスをしながら、ケーネスに「…注目されすぎてて負担なのですが。」と訴えかけます。
ケーネスは「クレセント嬢があまりにも美しいせいでしょう。」と答えますがリアンは「いいえあなたのせいです。社交界の令嬢方は伯爵様をかなり意識してますから。」と水掛け論が始まりそうです。
そこでケーネスは、「なのにクレセント嬢はまったく私を意識してないようで?」とリアンを抱きかかえるようにリードします。
リアンはびっくりして「おっ驚かさないでください。」と顔を赤らめます。
その様子をローエンは険しい表情で見つめており、呟きます。
「あの二人いつから…?」
ダンスの後の本題
ダンスからしばらく経ち、何とか逃げきれたリアンはバルコニーで一息ついています。ダンスが終わった後、皆からケーネスとの関係性について問いただされたそうです。
するとケーネスがグラスを二つ持って「こちらにいたのですね。」と声をかけてきます。リアンは「誰かさんのせいでものすごい注目を浴びて大変だったんですから。まったくとんだ災難でしたよ。」とそっぽを向いて答えます。
ケーネスは少し笑うと本題を切り出します。「私が紹介したブティックにて魔物の襲撃を受けたと聞きました。ご無事で本当に良かったです。」
リアンは、ケーネスがそこまで知っていることに驚きますが、ケーネスは帝国一の情報屋、マグノリア商会の主人です。
しかし、その最高峰の情報力をもってしてもブロッケン山に魔物が出没するという情報は知り得なかったようです。
魔物は何かに刺激されて暴れることが多く、その何かは大体魔法石が原因のようです。
しかし、リアンは「でも…今回は魔法石が原因ではないと聞きました。」とケーネスに伝えます。
「誰に?」というケーネスの質問にリアンは「私を助けてくださった方なのですが…魔物に関してかなりお詳しい様子でした。」 とベルガードの事は伏せて答えます。
しかし、それを聞くとケーネスは「…魔族ですね。」と読み解きます。
今回魔族が魔物を退治したことを知る人は少なかったようです。さらにケーネスは、むしろ魔族が魔物とともに襲撃したのではないかという噂を聞いたそうです。
それについて、リアンは強く否定します。
そこでケーネスは見解を述べます。「誰かが事態を混乱させるため、わざと噂を流したのやも知れません。」
リアンが「誰が?何のために?」と尋ねると、ケーネスは続けます。「人間の魔族、この二つの種族の関係が悪化すると得をするのは誰でしょう?」
その質問にリアンは少し考えてますが、ケーネスはさらに続けます。「このことはさらに調査するつもりです。私の落ち度もありますし、私が紹介したブティックに行かれたせいで令嬢を大変な災難に遭わせてしまいましたので。」
そういうとケーネスは、いつになく真剣な表情で「本当に申し訳ない。」と謝ります。
そんなケーネスの姿を見たリアンは少し笑い「以外ですね、そういうの気になさる方だとは思いませんでした。」と言います。
それを聞くとケーネスは「…取引は信用が一番ですから。」と笑い返します。
リアンは「計算高いのですね、転んでもタダでは起きない。」といい、また空気が和みます。するとケーネスは「そういった意味で、今度何か奢ってください。」と突然提案します。
困惑するリアンに「名家のご令嬢が奢られっぱなしになるおつもりで?」とケーネスは続けます。
リアンが『本当に計算高い人だわ。』と思っていると、ケーネスは笑いながら「それでは承諾して頂いたということで…明日祝祭広場にてお会いしましょう。」と言い、去って行きます。
残されたリアンは「なんかデートの申し込みのような…」と考えていました。
静かなる怒り
社交会場ではまだローエンが、色々な人に挨拶をして周っているようです。
そしてローエンは、遠くからこちらに向かってお辞儀をして出ていくケーネスの姿に気づきます。
出ていくケーネスをずっと見ているローエンに、付き人が「…第二皇子殿下?なにかお気に召さない事でも…?」と声をかけます。
するとローエンは少し笑い「…最近丹精込めて育てているバラに虫がたかるのです。」と答えます。
すると付き人は「ならば早く虫を殺さなくては、強力な殺虫剤をお撒きください。」と助言します。
それを聞きローエンは「…そうですね。」と不敵に笑うのでした。
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せっかく公爵令嬢に転生したんだから長生きしたい【21話】の感想
ケーネスは、リアンがブロッケン山で襲われたことを気に病んでいたのようです。
ケーネスはダンスに誘ったりといつものようにリアンをからかっているように見えましたが、奥底では心配していたのですね。
何というか、こう…普段掴めない人が急に真面目になるのは、アレですね、ずるいですね。
もちろんローエンはそんなケーネスを警戒してます。終盤にはかなりダークな面も見せていました。
どんどん彼らの見えてなかった面が描写されています。今後は誰の面の皮がはがされるのか…次回も楽しみにしています。
まとめ
以上、せっかく公爵令嬢に転生したんだから長生きしたい【21話】のネタバレと感想をご紹介させていただきました。
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