「せっかく公爵令嬢に転生したんだから長生きしたい」は、漫画・宇宙くらげ、コンテ・Nam SaRang、原作・Cheong Song-A、脚色+yoshua、のファンタジー漫画です。
主人公は平凡な田舎娘。事故で命を落とし、気が付くと小説の登場人物「アドリアーナ(リアン)」に転生してしまいます。
しかし転生先でも命を奪われ、なんと2週目が始まるのでした。
ここからは「せっかく公爵令嬢に転生したんだから長生きしたい」第24話のネタバレです。ご注意ください。
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せっかく公爵令嬢に転生したんだから長生きしたい【24話】ネタバレ
会場から無事に保護されたシンシア皇女は、ローエンに当時の状況を説明しています。
「急に明かりが消えたの、それからなにかが割れる音が聞こえて…気付いたらアドリアーナ嬢がいなくなっていた。」そうシンシア皇女から説明を受けるローエンは、険しい表情を浮かべています。
そしてローエンは「宮殿の舞踏会に侵入者を許すとは!警備の責任者は誰だ!」警備に怒鳴ります。警備隊が謝罪をすると、ローエンは冷静に考え始めます。
今夜は全員仮面をつけていました。それにも関わらず、侵入者はリアンを正確に見つけて連れ去っていました。
シンシア皇女は「もしや、クレセンテ嬢を狙って…?」と考えますがローエンは違う意見のようです。
ローエンは、シンシア皇女とリアンが当時髪の毛の色を変えていたことから、リアンがシンシア皇女と間違えられて拉致されたのだと推察するのでした。
侵入者の正体
「間違えただと?ふざけてるのか⁉」気絶していたリアンは怒鳴り声で、うとうと目を覚まします。どうやら侵入者たちが拉致する相手を間違えた事を、リーダーが怒っているようです。
「すみませんキエル様、今度こそ皇女を連れてきます!」そう謝る侵入者の声で、リアンはハッとし、完全に目を覚まします。
リアンは「…キエル?」と声をかけますが、キエルは険しい表情のまま目を逸らします。
「…キエルが私を拉致したのね。」というリアンの問いに、キエルはため息をつきながら「…あなたを狙ったわけじゃないんです。」と答えます。
さらに「だがこのまま返すわけにもいかない…」と言い、キエルはリアンに剣を突きつけます。
リアンは剣を突きつけられたまま「ベルガードは…ベルガードも知ってるの?」と尋ねます。
キエルは「もうすぐ死ぬくせになにを…」と言いますが、リアンは「どうせ死ぬのだから教えてくれたっていいでしょう?」と強気に答えます。
その姿勢に折れたのか、キエルは「…あの人は何も知らない、僕の単独行動です。あなたを殺したことを知られたら僕もタダでは済まない。」と言います。
すると、「分かってるならその剣を下ろせ。」と声が聞こえます。ベルガードの声です。そしてベルガードは続けます。「ケンを置けキエル、俺も優秀な部下を失いたくない。」
しかし、キエルは反発します。「こいつは我々のことを知っています、さっさと消さねばなりません!」とベルガードを前にしても、考えを曲げません。
ベルガードは静かに言います。「…キエルお前は勝手に事を起こした。それだけでなく手違いで他の令嬢を攫い正体までバレてしまった。もはや令嬢を始末したくらいではどうにもならない。」
そして「お前の剣と俺の魔法…どちらが優れてるかなんぞ確かめたくもない。」とベルガードは続け、手に紫の炎を灯し、攻撃の意思表示をします。
キエルは観念して剣を捨てます。そして「魔界のためにしたことでした。」とベルガードに言います。
ベルガードは「皇女を攫って皇帝に圧力をかけるつもりだったんだろ?」と言います。どうやらお見通しだったようです。
そしてベルガードは続けます。「だが…世の中には娘のことなど眼中にない主君もいる。お前もよく知っているだろうが…」
その言葉にキエルは猛反発します。「ベルガード様!魔王様だって姫様のことを思って…」どうやらベルガードは自分の父親のことを言っているようです。
「意図がどうであれ、結果は最悪だった。」とベルガードは妹のことを思い出しながら言うと、キエルに「門を開けろ。」と命じます。
そして、ベルガードはリアンに近づき「…ケガは?」と尋ねます。
リアンが「少し頭が痛いですけど…大丈夫です。」と答えると、ベルガードは「巻き込んでしまって申し訳ない。」と謝罪します。
解放
そして、ベルガードはリアンを外へと連れ出します。外は夕焼け空でした。リアンは「…いったい私は何日間気絶していたのですか?」と尋ねます。
しかし、まだ翌朝のようです。ベルガードは「魔界はあまり日が昇らないから昼間でも空が赤い。」と説明します。
リアンは空を見ながらベルガードに「いつでも夕焼けが見れるってことですね。」と言います。
ベルガードは「…そうとも言えるな、だが魔界はあまり陽が射さないから、穀物はろくに育たないし動植物の栄養状態も悪い。」と答えます。
そのため、魔族は鉱物資源に頼るしかなく、頻繁に地上に行くようです。
その話を聞くと、リアンは推察します。「もしかして…生きていくためには土地が必要だから皇帝を脅して差し出させようと皇女を狙ったのですか?」と尋ねるのでした。
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せっかく公爵令嬢に転生したんだから長生きしたい【24話】の感想
キエルはこの間から、口調の割に意外と武闘派な部分が見えていますね。
それもこれも、魔族の未来を想ってのことだったようです。リアンはまた思いがけない形でベルガード達のことを知りました。
しかし、そのベルガード達の話からは、シンシア皇女とローエンの父親である皇帝には、どうやら何か影がありそうな予感です。
以前お茶会で見せた優しそうな姿は偽りだったのでしょうか?それを知ったリアンの今後の振る舞いも気になりますね。
次回も楽しみにしています!
まとめ
以上、せっかく公爵令嬢に転生したんだから長生きしたい【24話】のネタバレと感想をご紹介させていただきました。
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