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悪役のエンディングは死のみ【37話】のネタバレと感想|ピッコマ

悪役のエンディングは死のみ ネタバレ

悪役のエンディングは死のみは、ピッコマで配信されているGwon Gyeoeulの作品で、選択肢を間違えるとすぐに死んでしまうハードモードのヒロインになってしまった主人公が死亡エンドを避け、ゲームクリアを目指していく恋愛漫画です。

デリックより先に公爵家に戻る為、魔術師の助けを使用して公爵家の近くまで瞬間移動した主人公。

公爵家の抜け穴を探していると、デリックに「やはりお前だったか」と声をかけられてしまいます。

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悪役のエンディングは死のみ【37話】のネタバレ

「立て」とデリックに命じられた通りに主人公は立ち上がり、「どっ、どうやって…」と遅る遅る聞きます。

「そんなふざけた仮面をつける人はお前しかいない」と言われ、主人公は多少の自覚があり否定できません。

罰と優しさ

「何をしていたのか正直に言え。夜遅くに祭りに行きたいと無茶を言った時も、護衛が欲しいと奴隷ごときを家に入れた時も見逃してやった。今度は何が気に入らない?」と厳しい表情でデリックは主人公に質問します。

「…すみません、どんな罰でも受けます」と主人公が返すと、「またそれか」とデリックは吐き捨てるように言いました。

「口を開けば罰を受けると言う。そんなに罰が好きか?」とまで言われた主人公は「そんな人いるわけないじゃない!」と思いながら「でも…」と口を開きます。

しかし主人公が言葉を紡ぐ前にデリックは「ついてこい」と言って主人公の手を取り、どこかに向かって歩き出しました。

主人公は嫌な予感を感じながら、「…小公爵様どちらへ行くのですか?」とデリックに尋ねますが、デリックは何も答えず歩き続けます。

「今からでも土下座して謝る?いくら軽蔑してても誰かさんみたいに出し抜けに剣を抜いたりしないよね。はぁ…もういいや、謝って許してもらえそうにもないし、公爵の所に連れて行かれても構わない。ペネロペならまだしも、私はちょっとやそっとじゃ傷つかないんだから」と主人公は考えながらデリックについていきます。

デリックが主人公を連れて来たのはノーマルモードでよく出てくる散歩道でした。

「まさか人気のないところで始末しようと…⁉」と考えた主人公は「まっ、待ってください!」とデリックを呼び止めます。

「何だ?」と主人公を振り返ったデリックに、「ど…どうしてここに?」と主人公は聞きました。

「罰を受けると言っただろ?黙ってついてこい」というデリックの答えに、「ノーマルモードではデートスポットとして知られてた場所。こんな所で罰って…」と主人公は戸惑います。

少しの時間が経ち、長い坂道に体力が尽きてしまった主人公は息を荒げながら「罰って登山のこと⁉」と考えます。

「ちょ…ちょっと待ってください!」と主人公はもう一度呼び止め、「今度は何だ」とデリックはまた振り返りました。

「…歩くのが早すぎてついていけません」と主人公が伝えると、デリックは何も言いませんでしたが歩くペースを落としてくれます。

少しの優しさに触れた主人公は「大丈夫…なんだよね?」とデリックの背中を見つめました。

坂道の先の景色

坂道を登り切ったデリックは「こっちだ」と主人公を促します。

「ちょっとは休ませて!」と思いながらも主人公がデリックの隣に立つと、今度は「下を見ろ」っと言われます。

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「はい…」と答えて主人公が下を見ると、お祭りの明かりでいたるところが煌めいている街の景色が広がっていました。

「お祭り期間に来るとこんな感じなんだ。ゲームでも見たことのない首都の夜景…あの中にいる時はいつも必死で切羽詰まってたから…現実世界でもそう、周りを見る余裕なんてなかった。なのにこうして一歩離れた所で眺めてみると…」と主人公は感慨に浸ります。

「変にリアルに感じるのはなぜ?ゲームのワンシーンにすぎないのに…」と主人公が考えていると、「あそこを見ろ」とデリックは街を指をさしました。

デリックの指先にはエカルト家の鎧に取り押さえられている男性がおり、「あれは…スリ?」と主人公は呟きます。

「ゲームも現実世界とそう変わらないな」と主人公が思っていると、「あんなコソ泥を始め、祭りの期間にはあちこちで犯罪が起こる。見えない所ではもっと非道なことが起こっているはずだ。部屋にこもってたお前は知らないだろうが、昨日もへミルトン街の酒場で殺人事件があった」とデリックは話し始めました。

「なぜ急にそんな話を…」と主人公が尋ねると、「うちの管轄区域でもこの有様だ…犯罪者の集まる商人の街は言うまでもない。とうとうそんな荒くれ者らとつるみ始めたか?」とデリックに聞き返されます。

「…誓ってエカルト家の名に泥を塗る真似はしてません」と主人公が答えると、「評判というのはお前が決められるものじゃない」とデリックは指摘します。

「だから仮面をつけたのです」と主人公が更に答えると、「それでもお前だと気づく者がいたらどうする?仮面さえあれば無敵だと思ってるのか?」とデリックはまたも指摘しました。

「私も子どもじゃありません。今まで軽率だったのは否めませんが、だからといって自らを危険にさらすほどの間抜けではありません」と主人公はデリックをまっすぐ見つめて答えます。

「間抜けじゃない公女は抜け穴から家を出るんだな」とデリックに言われ、「それは…これから大人しくすると約束したので、騒ぎにならないよう静かに動いただけです」と主人公は返しました。

「…あそこに行った目的は何だ?」とデリックに聞かれ、「そこまで報告しなければなりませんか?」と主人公は聞き返します。

「早く答えろ」とデリックに催促され、「秘密云々が通用するのはどっかの魔術師くらいか…」と主人公は考えながら、「情報屋に人捜しを頼みました。先日城で私を助けてくださった方の持ち物をなくしてしまったんです。それを謝りたくて…」と答えました。

「心当たりがあるでしょう?あなたが捨てろと指示したヴィンターのハンカチのことだから」と主人公はデリックの反応を窺います。

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悪役のエンディングは死のみ【37話】の感想

罰とは何なのかと警戒していましたが、主人公が荒くれ者と関わっていないかの確認だけで済んでホッとしました。

主人公が街に出た理由としてヴィンターのハンカチの話があがり、デリックがどんな反応をするのか次の話が気になります。

まとめ

今回はピッコマで配信されている「悪役のエンディングは死のみ」の37話のネタバレと感想をご紹介しました。

「悪役のエンディングは死のみ」は、現在のところピッコマでの独占配信です。

他の漫画配信サービスでは読めません。

今後人気が出てきたら電子書籍化されるかもしれませんので、応援していきたいですね。