「小説の中の悪女皇帝になった」はmiraenavi原作、S.Yang作画、のファンタジー漫画です。
安原めぐみは、小説を読むことが趣味のごく平凡な会社員。
ある朝、彼女は読んでいた小説のキャラクター、ユリアになってしまいました。
小説では、自身が命を奪われることを知っているつぐみは、未来を変えるために動きます。
ここからは「小説の中の悪女皇帝になった」第27話のネタバレです。ご注意ください。
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小説の中の悪女皇帝になった【27話】ネタバレ
城のほぼ全ての重要な職務には、ユリアの定めた国の出身者が選ばれていました。それなのに今回他国の出身である、ベヌースが城の要職に任命されました。なので、前回ベヌースはあんなにも心配していたのでしょう。
しかし、つぐみの言葉で、ベヌースは心配が薄れたようです。つぐみ自身、安心したベヌースから前回のような笑顔が見れたことには驚いていたようですが、ベヌースに城を任せることにつぐみは安心しています。
旅の幕開け
しかし、安心して城を任せて気軽に一人で行ってくるつもりでしたが、ユーストとフェリックスがバチバチに睨み合っています。どうやら二人とも、それぞれつぐみの護衛として来たところ鉢合わせたようです。
ユーストは「今回は、前回と違って遠出されるのに、なぜ用心棒も付けずに行こうとするのですか!」と少し怒っています。
「そうです!まさかこの人はよくて、ボクはダメというわけではありませんよね?」とフェリックスは少し違う意味で怒っています。
フェリックスは前のイースターの時、ユーストがつぐみに、ついてきたことを根に持っているようです。もちろん怒りはユーストに対してです。フェリックスは一人でユリアに仕えていたユーストのことを卑怯な人間だと嫌っていました。
ユーストはつぐみに続けます。「それに今回の件は我々が介入しなかったら、他の者も反対したはずです。」
フェリックスが続けて言います。「そうです!そもそもベヌース伯爵がいけないんです。これしきの事をわざわざ陛下に報告しなくても…」
しかし「シリルは色んなことを考えた上で報告したんだ」と、つぐみは、その言葉には首を横に振ります。
つぐみはフェリックスが、ベヌースのことも嫌っていることも考慮して続けます。「無論、私に苦労して欲しくないからそう言ってくれているのはわかってるぞ。だが、この件については確認が必要なことだ、わかってくれ。」
その言葉で、フェリックスは渋々納得します。
フェリックスの勘
そして、一行は馬車を使いスチェーテへ向かいます。
馬車の中でつぐみは考えます。ユリアは小説の中ではここまで格式張るような人物ではありませんでした。
特に皇帝の座に就く前や直後はなおさらでした、考えてみればその時はいつもユーストと二人で行動しており、一番平穏な時期でもありました。
そう考えてると、フェリックスが「今マルカス公爵(ユースト)との昔のことを思い出してるんでしょ?」と声をかけます。
つぐみは図星を突かれて驚きますが、フェリックスは「陛下はいつも昔のこと…特に公爵のことを思い浮かべる時そういう顔をされてますから…」と続けます。
「そうか…」と、つぐみは納得しますが、『そもそも本来のユリアと私は別人なのに、そんなところまで似てるなんて不思議だわ。』と感じます。それに、ユーストへの感情もユリアとは違うはずです。
また考え込んでいるつぐみに、フェリックスは違う話題を振り始めます。「それより…スチェータ男爵をいかにして罰するおつもりですか?」
一方、スチェーテでは
その頃スチェータ男爵の耳には、皇帝が向かっているという情報がさっそく入っていました。
表上は、スチェーテ地方の冬は過ごしやすいと聞いた皇帝が、療養に来るということになっているようです。
スチェータは、その理由に疑問を抱いています。フェーズ公爵が二か月前に処罰されたことから、自分にも何か降りかかるんじゃないかと嫌な予感がしているようです。
そんな心配をする、スチェータに付き人は楽観視した言葉をかけます。「まさか、こんな辺境の地のことまで気にするわけないでしょう。」
フェーズの他にもひどい輩は沢山いるはずです。それに加えて、皇帝がイカれたという噂は有名でした。
そのこともあり、「短期間で正気に戻るなんて、不可能。中央の連中がデタラメを流している」と、スチェータたちは高を括るのでした。
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小説の中の悪女皇帝になった【27話】の感想
フェリックスは、かなり久々のような気がしますが、相変わらずユーストとは険悪なようですね。
一度、フェーズ一行との戦闘時に共闘はしましたが、まだまだ「仲間」として認識するのは時間がかかりそうです。というか、この雰囲気で大丈夫なのでしょうか?
しかし、以前ユーストの動きにより、ベヌースが少し心を開いた描写がありましたので、今回の旅でも何か進展があればいいなと思います。
とは言え、ただ単に考え過ぎてマイナス思考になっていたベヌースと違い、フェリックスは「嫉妬」が原因のための不仲なので、勝手は違うかもしれませんが、今後の展開が楽しみです!
まとめ
以上、小説の中の悪女皇帝になった【27話】のネタバレと感想をご紹介させていただきました。
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