「悪女が恋に落ちた時」は、原作者はSeo Gwijo、文はredguとHJ、絵はDCBOが担当する恋愛ファンタジー漫画です。
主人公は大好きな小説の中の悪女、ルペルシャ皇女に憑依してしまいます。
主人公はヒロインのアリエルが言うはずだったセリフを、カインを不幸な運命から救うために言うのでした。
ここからは、悪女が恋に落ちた時、の第22話のネタバレになりますので、ご注意ください。
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悪女が恋に落ちた時【第22話】のネタバレ
「公爵、休んでください。実は前からあなたに伝えたかった言葉です」と、主人公はカインに伝えました。
少し考える仕草をした後、「私について何かご存知なんですか?」とカインは尋ねます。
「いいえ。私は何も知りません」と主人公は言ってカインに向かって手を伸ばします。
「ただあなたのことを知らなくても、一目見ればどんな心情かはわかります」と、言いながらカインの頭を撫でたのでした。
『だからそんな捨てられた子犬みたいな顔しないでカイン・・!』と、ファンの心理で主人公はしばらく頭を撫で続け、オタ活の一環のつもりでした。
しばらくしてふと我に帰った主人公は、呆然としたカインと目が合い、慌てて手を戻します。
『ヤバい・・調子に乗りすぎた・・。どうしよう嫌われたんじゃ・・』と心配しつつ、「私はそろそろ戻りますね」とその場を後にします。
とにかく、今後アリエルに同じ言葉をかけられても、カインは深く心を許すことはないだろうと主人公はホッとするのでした。
カインの心情
カインは、自分が耐えてきた苦痛は皇帝ですら知らないはずなのだから、皇女も知らないと思っていました。
それなのに、全て知っているから安心して欲しいと言わんばかりの皇女の優しい笑顔と言葉に、心を強く動かされました。
大した言葉ではないのに胸に深く刺さった理由は、相手が皇女だったからか、それとも・・、とカインは悩みながら立ち尽くすのでした。
ユジンの心情
ユジンは木の上からそんな魂が抜けたようなカインの姿を、舌打ちをしながら見ていました。
ユジンは、早朝に皇女が出かけた時から尾行していたのです。
一人になりたそうなので見守っていたのですが、行き先にカインがいたのは予想外でした。
驚きのあまり「ちょっと待った!」とつい叫んでしまったほどでした。
幸い、すぐに隠れたので皇女は気づかなかったようでした。
『まあ公爵に比べたらこのくらいのミスはかわいいものか』と、ユジンは木を降ります。
「悪夢を見たにしては、皇女様の容態が悪すぎると思いませんか?」と、ユジンはカインに話しかけました
「見ていたのか?」とカインは問い、「だったら何です?」とユジンは返します。
カインは何も答えません。
「会話に夢中で気がついてないようだったの言いますが。近頃宮内で密かにある噂が広がっています。皇女様は死に近づいているという噂です」とユジンは言います。
ユジンは、皇女の容態に気づいていないカインを責めているようでした。
「それはどういう・・」と問うカインに、「皇女様の悪夢は現実の話だということです」とユジンは言います。
皇女の眠れないほどの悪夢とは、現実に近づいてくる死の話だと、ユジンは言っているのでした。
カインは、見たことがないほど悲しそうに月を見上げる皇女の顔を思い出します。
『彼女はもしかしたら。常に苦痛と戦ってきたからこそ、私の気持ちを理解してくれたのかもしれない』とカインは考えました。
「皇女様はいつも笑ってはいますが、想像以上に深刻な状況かもしれません」とユジンは言います。
カインはため息をつき、対面していた自分が先に皇女の容態に気づかなかったことを恥じて、「私が軽率だった」と答えるのでした。
皇女のお出かけ
侍女のリニが平民の服を楽しそうに選ぶ姿を、主人公は微笑ましく見守っていました。
慌ただしく準備している目的は、「イビエン令嬢」会うためでした。
その準備のために、主人公は侍女のエマとアリンにも頼み事をしていました。
「なぜここまでされるのですか?」とエマが問い、「それは・・持っていてもなんの意味もないからです」と主人公は答えます。
主人公が頼んだのは、皇女の名義で運営していたサロンの処分でした。
原作が始まるとサロンは潰れて紙切れ同然になってしまうと主人公は知っていたため、早めの処分を決めたのです。
皇女のサロンはドレスを扱い、首都の令嬢たちに人気のサロンでした。
しかし、ヒロインのアリエルが路地裏で偶然見つけたサロンが有名になることで、皇女のサロンは潰れてしまうのです。
『何より現金が一番よ』と主人公考えていました。
イビエン令嬢を助けるためにも、これからのためにもお金必要でした。
お金ほど魅力的な交渉条件はない、と、まだ見ぬイビエン令嬢との出会いに主人公は心を躍らせるのでした。
第23話に続く>>
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悪女が恋に落ちた時【第22話】の感想
ユジンとカインが考える深刻さと主人公の楽観は対照的ですね。
ユジンが原作と異なりとても過保護になっているようで微笑ましいです。
原作の流れを知っている強みを生かしたサロンの売却とは流石です。
しかし、現金が一番、と皇女に言わせてしまう絵柄は笑えますね。
次の話も楽しみです。
まとめ
今回は、ピッコマで配信されている「悪女が恋に落ちた時」の第22話のネタバレと感想をご紹介しました。
「悪女が恋に落ちた時」は、現在のところピッコマでの独占配信です。
他の漫画配信サービスでは読めません。
今後人気が出てきたら電子書籍化されるかもしれません。
応援していきたいですね。