悪役のエンディングは死のみは、ピッコマで配信されているGwon Gyeoeulの作品で、選択肢を間違えるとすぐに死んでしまうハードモードのヒロインになってしまった主人公が死亡エンドを避け、ゲームクリアを目指していく恋愛漫画です。
荒くれ者と関わったりしていないかと疑っているデリックは、主人公に商人の街に行った目的を問います。
主人公は「情報屋に人捜しを頼みました。先日城で私を助けてくださった方の持ち物をなくしてしまったんです。それを謝りたくて…」とデリックが捨てたハンカチが目的だと答えました。
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悪役のエンディングは死のみ【38話】のネタバレ
「……それなら使いを送ればいい」とデリックは言いましたが、「未婚の貴族令嬢が男を捜し回ってると噂になってはいけませんから」と主人公は反論しました。
「いい加減、彼のペネロペに対するイメージを変えなきゃ。ただの根性まがりの暴れ者じゃない…少しは利口な所を見せておこう。そうすれば今みたいにいちいち干渉されないよね」と主人公が考えます。
魔法のブレスレット
「…ペネロペ。お前ももうすぐ成人になるから外出にまで口出しする気はない。だがせめて門から出入りしろ執事には私から言っておこう」とデリックが言い始め、主人公は驚きました。
「それかあの奴隷でも連れて行くんだな」と言葉を続けるデリックの好感度は「17%」に上がっており、「訳わかんない。好感度も今の話も、私がのたれ死んだら逆に喜びそうな男がなんで…」と主人公は戸惑います。
「…罰はないんですか?」と主人公が聞くと、「そうだな、屋敷内でもそのふざけた仮面をつけていては困る。エカルトの威厳を傷つけた罰としてこれは没収しよう。これが今日の罰だ」と答えてデリックは主人公のつけていた仮面を外しました。
「冷たい表情なのに、どことなく楽しそうに見えるのは気のせい?」と不思議に思いながら主人公はデリックを見つめます。
「レナルドが買ってくれたものなのに…」と主人公が小さい声で呟くと、デリックは「手を出せ」と言って自分も出しました。
デリックの手の中にはブレスレットが有り、「宝石に保護と偽装魔法がかけられている。魔法をかけた術者いわく他人の目には少年に見えるらしい」と説明されます。
そのブレスレットは主人公が兄二人と祭りに出かけた日、デリックが見ていたもので、「ペネロペの髪の色に似てるとは思ってたけど、まさかの私へのプレゼントだったなんて…デリックから何かをもらったのはこれで2回目…」と主人公はデリックからもらったスカーフのことを思い出しました。
「元々ついてた宝石はすぐに砕けてしまって最高級のガーネットに付け替えた。それでマシになっただろう」と話すデリックに、「…なぜです?」と主人公は聞きます。
「…何?」と聞き返してきたデリックに、「なぜ私にこれをくれるんですか?私の浪費っぷりを嫌ってたじゃないですか」と主人公は聞きなおしました。
「…おまえはこういうものが好きなんだろ?」とデリックに聞かれ、「好きですよ。盗んだり奪ったりしたものじゃない、自分のものが好きです」と主人公は答えました。
デリックは「…要らないなら捨てろ」と言ってブレスレットを地面に落とすと、主人公を置いて歩き始めます。
「そこまでしなくても…ついて行くべき?」と主人公がデリックの背中を見ていると、「デリックとお祭りの見物」イベントを達成した旨のシステムメッセージが表示されました。
「…このイベントまだ終わってなかったの?ノーを押したはずなのに、勝手すぎるでしょ」と思いながら主人公はイベント達成の報酬を手に入れることを選択します。
主人公がブレスレットを拾い上げると、「報酬獲得!◆デリックの好感度+3%◆魔法のブレスレット」と書かれたシステムメッセージが表示されました。
「これが秘密アイテムだったのか。嫌な奴…捨てることないじゃない」と主人公はブレスレットの土を払い、「プレゼントだって素直に言えばいいのに」とデリックの背中をもう一度見ます。
アイテムの効果が発動し、デリックの好感度は「20%」に上がっていました。
現在の好感度
長かったお祭りの最終日がついにやってきて、「本当に行かないんですか?最終日でパレードも派手にやるでしょうし、花火も上がるんですよ」と主人公はエミリーに聞かれます。
「興味ないわ」と主人公が答えると、「じゃあ何かあればお呼びください」とエミリーは少し残念そうな表情をしながら部屋から出ていきました。
主人公は引き出しから紙とペンを取り出し「この世界に来てもう結構な時間が経った。お祭りの間、攻略キャラたちと何かしら接点はあったし、ひとつ山は越えたかな。でも油断は禁物、先はまだまだ長い」と現在の好感度を書き込んでいきます。
「こうやってまとめてみると、状況がかなり変わったんだなぁ。来たばかりの時は常に死と隣り合わせだったのに」と主人公は書き込み終わった髪を眺めました。
0%から20%に上がったデリックと-10%から10%に上がったレナルドに、「エカルト兄弟が20%も上がったのはホント意外…と言っても大嫌いから嫌いになった程度だろうけど。まだ安全ではないし、危険をおかしてまでこのルートを進める気はない。なるべく出くわさないよう気をつければ好感度は保てる」と主人公はバツを書きます。
0%から15%に上がったヴィンターと0%から2%に上がったカリストに対しても、「ヴィンターもこの前のクエストで候補から外したし、カリストは論外」と考えます。
「残るはやっぱり…」と0%から25%に上がったイクリスの顔を主人公が思い浮かべていると、部屋の扉からノックの音が聞こえてきました。
「誰?」と主人公が扉の向こうに聞くと、「ペンネルです」と返答が返ってきます。
「今、取り込み中なんだけど」と言いましたが「公爵様が一緒に昼食をとのことです」と伝えれ、主人公は「一緒に?」と驚きました。
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悪役のエンディングは死のみ【38話】の感想
デリックのお祭り見物イベントに成功したシステムメッセージが表示された時、確かに以前お祭り見物イベントに失敗したシステムメッセージが表示されたのはレナルドだけだったことを思い出して納得しました。
デリックからもらった魔法のブレスレットを使うことがあるのか、今後の展開が楽しみです。
次の話では主人公が公爵と一緒に昼食を食べることになりそうですが、どんな話をするのか気になります。
まとめ
今回はピッコマで配信されている「悪役のエンディングは死のみ」の38話のネタバレと感想をご紹介しました。
「悪役のエンディングは死のみ」は、現在のところピッコマでの独占配信です。
他の漫画配信サービスでは読めません。
今後人気が出てきたら電子書籍化されるかもしれませんので、応援していきたいですね。