「悪女が恋に落ちた時」は、原作者はSeo Gwijo、文はredguとHJ、絵はDCBOが担当する恋愛ファンタジー漫画です。
主人公は大好きな小説の中の悪女、ルペルシャ皇女に憑依してしまいます。
ユジンは、どうして酷いことを言われても怒らなかったのか、と皇女に尋ねるのでした。
ここからは、悪女が恋に落ちた時、の第25話のネタバレになりますので、ご注意ください。
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悪女が恋に落ちた時【第25話】のネタバレ
「ユジン、さっきから黙ったままですけど・・、私何か気に障ることでもしました?」と主人公はユジンに尋ねます。
ユジンは振り返ると、皇女をじっと見てすぐには何も言いません。
「リシャ・・いや、ルペルシャ皇女様」とようやく口を開いたユジンは、「なぜあの時怒らなかったんですか?」と尋ねます。
「怒る理由がないからです」と主人公が言えば、「そんな・・さっきの発言は十分屈辱的でした。怒るのは当然では?」とユジンは答えます。
「あれくらい大したことではありません」とさらりと言う主人公に、「あれくらいって・・」とユジンは言い淀みます。
『私はお姉さまが大好きだけど、原作の彼女は正真正銘の悪女だった』と主人公は皇女の人生に想いを馳せます。
たとえ主人公が憑依した『今の皇女』がこれ以上過ちを犯さなかったとしても、過去の罪は消えないと、主人公は考えていました。
なので、主人公は皇女を悪く言う人を不愉快だと思っても腹は立ちませんでした。
その評判も含めてルペルシャ皇女が生きてきた人生であり、それを否定したくはなかったのです。
「誰がなんと言おうが、私なら平気です」と主人公は笑います。
皇女の噂
そもそも一度広まった噂を消すのは不可能で、噂の内容を変えるのが精一杯だった主人公は考えます。
皇女は悪女だという噂が、皇女はもうすぐ死ぬらしい、に変わっただけです。
聞こえても気にしない、と主人公は決めていました。
『お姉様の体は繊細だから、いちいち反応してたら身が持たないもの!オタ活の時間も足りないってのに!』と主人公は内心で憤ります。
「だからそんなに心配しないで」と主人公が言っても、「あんなこと言われて平気な人はいません」とユジンは食い下がります。
「でも本当に気にしてませんよ?」と主人公が言っても、「強がるのはおやめください」とユジンは応じません。
「どうして私の言葉を信じてくれないのですか?私は十分幸せです」と主人公が言うと、「信じていないわけではありません」とユジンは苦しそうに顔を歪めて、片手で頭を抱えます。
『私の幸せな姿を誰よりもそばで見てきたのに、どうして今日に限ってユジンは・・。あ、もしかして酔って感情的になっているとか?もしそうならかなりレアな姿ね!』と主人公は、本当に不思議に思うのでした。
「ロックスが処方した鎮痛剤にも手をつけていませんよね」とユジンが言い、『あっ。それは痛みを感じないから飲む必要がないだけで・・』と思いますが、言っても通じないので飲み込みます。
「皇女様、なぜ薬を飲まれないんですか?どうしてそこまでして、我慢し耐えるんです?」とユジンは追及し、『私だって本当のことを打ち明けたいわよ・・!』と主人公は困ります。
ラファエリスは魂の病なので、ルペルシャ皇女とは違う魂の主人公は痛みを感じないとは、説明できるわけもありません。
「なぜ・・なぜ・・ご自身を大切にされないんですか・・!」とユジンは泣きそうな顔で片手で顔を押さえます。
『ユジンってお酒弱かったのね。原作では二人ともよくお酒を飲んでたから安心してたけど。まさかこんなに酔うとは・・二度と飲ませない!』と、主人公はユジンがこんなに心配するのはお酒のせいだと思うのでした。
「皇女様・・あなたは死が近いと言うのになぜそんな風に笑えるんです?」となおも食い下がるユジンを、「ボルタン、もうやめろ」とそれまで黙って見守っていたカインが声をかけますが、ユジンはやめません。
「とても・・悔しいです。あなたのせいで私は・・私は・・」と切なそうにユジンは言うと、皇女を両手で抱きしめました。
主人公は『うひょおおおお。イケメンからの突然のハグ来たー!』と歓喜します。
興奮しすぎると倒れるため、主人公はどうにか衝撃をやり過ごそうと頑張りますが、苦戦します。
いい匂いがしたり、ユジンの腹筋が割れていることに気づいてしまったり、興奮のしすぎで主人公はめまいを感じます。
『お姉様の病気は心臓が一番最後に止まるって言ってたのに!ロックスの嘘つき・・!!今にも心臓が止まりそう!』と主人公は困惑します。
一度引き剥がして「帰ったらこのハグの続きをお願いします!」と言えたら良いのに、と主人公は悩むのでした。
「身の程もわきまえず・・」とユジンが抱きしめた腕を緩ませながら、ボソリとつぶやきます。
『ん?そろそろ酔いが覚めてきたのかな?』と主人公は考え、「・・ユジン?」と声をかけます。
「出過ぎたマネをしました」と言うユジンに、『そんなこと言わないでユジン!』と主人公はユジンの服を掴みます。
「私のほうこそ・・」と下を向いて言う主人公は、『身の程もわきまえずイケメンに抱きしめられてごめんなさい・・!』と内心で謝ります。
「ユジン、ありがとう」と主人公はユジンを見上げてにっこり笑い、『イケメンよ。あなたには頭があがらないわ』と考えます。
しかし、見上げたその視界にユジンの立派な胸筋が目に入り、自分が服を掴んだせいで胸がはだけてしまったことを悟ります。
『ここは気絶したふりをしてごまかそう』と、気まずくなった主人公は、興奮の衝撃に身を任せて倒れるのでした。
襲撃者
「皇女様!」と、倒れた皇女を介抱するユジンを見ながら、カインは難しい顔をしていました。
そんな中、皇女に向かって魔法を纏った石が飛んできました。
カインは瞬時に動いてそれを剣で破壊し、ユジンと目配せをします。
「皇女様を頼む」とカインが言うと、ユジンは皇女を両手で横抱きにしながら、カインの後を歩き出します。
そんな二人を「ちっ・・あいつら邪魔だな」と、物陰からヘレイスが眺めていました。
片手に持った小石を握りしめ、「せっかくダニエルを撒いて来たっていうのに。まあ、障害が多い方が燃えるけどな」と笑うのでした。
第26話に続く>>
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悪女が恋に落ちた時【第25話】の感想
ユジンは本気で心配してますが、主人公にはいまいち伝わっていないようですね。
痛みがないせいもありますが、主人公は基本的に幸せそうで、心が温かいです。
黙ったままのカインは何を考えていたのでしょうか。
ヘレイスが今後もどうちょっかいをだしてくるか気になりますね。
次の話も楽しみです。
まとめ
今回は、ピッコマで配信されている「悪女が恋に落ちた時」の第25話のネタバレと感想をご紹介しました。
「悪女が恋に落ちた時」は、現在のところピッコマでの独占配信です。
他の漫画配信サービスでは読めません。
今後人気が出てきたら電子書籍化されるかもしれません。
応援していきたいですね。