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その悪女に気を付けてください【第47話】のネタバレ・感想|ピッコマ

その悪女に気をつけてください ネタバレ

その悪女に気をつけてください、はSoda Ice原作、Berry脚色、Blue Canna作画のファンタジー漫画です。

交通事故にあった平凡な女子大学生の主人公は、恋愛小説「愛するアイツら」の悪女である公爵令嬢メリッサ・ポジェブラトに憑依してしまいます。

ジャックを気絶させ、ジェイクの心を折ってしまったメリッサは、今後の対応に頭を悩ませるのでした。

ここからは、その悪女に気をつけてください、の第47話のネタバレになりますので、ご注意ください。

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その悪女に気をつけてください【第47話】のネタバレ

メリッサが小説の筋書きを知っていても、発生する物事をすべて未然に防ぐのは不可能でした。

何かしらの物事は必然的に起こってしまうのです。

男主人公たちがヒロインのユーリに恋をしたり、お祭りや大会が開催されたりと様々です。

そして、そんなイベントには悪役がつきものでした。

「ユーリが消えた?」と、メリッサは報告を受けて聞き返すのでした。

メリッサ達の帰還

狩り大会から帰還し、メリッサは侍従たちに命じて後片付けをしていました。

未だ気絶したままのジャックを移動させたりしていると、父である公爵が「何の騒ぎだ」と出てきました。

『何の騒ぎって・・あんたの娘が犬を拾ってきたんですよ。疲れているからパパッと説明しよっと』と、メリッサは嫌そうにため息をつきます。

そうして、いつもの喋りの二倍速で話始めました。

「前に我が家を襲った狼人間を私が倒してしまったのですが、ポジェプラド家の一員たるもの放っておくわけにもいかず連れてきたんです」とのメリッサの早口に、「狼人間?」と公爵は疑問符を浮かべます。

庭でメリッサとジャックが大騒動を起こした時も、公爵はその出来事の関心がなかったためにあまり覚えていないようでした。

「それと抜け殻状態で部屋にこもっている息子さんのことですが、大切なものを失いガックリしているのでそっとしておいてあげてください」とのメリッサの言葉には、「大切なもの!?」とさらに疑問符を増やして公爵は動揺します。

「狩り大会は無事に終わったのでご心配なく。こちらはお客様のエリザベス男爵家のユーリさんです」とメリッサは紹介し、「はじめまして」とユーリはにっこり笑います。

「狼人間が何か問題を起こしたら私が責任取ります。報告は以上です。では失礼します。みんな、行くわよ」とメリッサに、侍女のヨナと専属執事のナインは「はい、お嬢様」と答えます。

『推薦状のない平民だけど舌と歯がないから秘密を漏らすことはない』、とメリッサからナインを紹介されていた公爵はそれを聞いて驚きます。

「なっ・・待て!その執事って喋れたのか?メ・・メリッサ?メリッサ!!」と公爵は呼びかけますが、メリッサはさっさとその場を後にしたのでした。

メリッサの気持ち

『申し訳ございません。その説明は私の分身がいればしてもらいたいほど、すっごく疲れているんです』と、別に申し訳ないとは思っていないメリッサは公爵を無視して自室に向かいます。

扉を開けたメリッサは「お風呂!風呂が私を呼んでるわ!!」と叫び、服を脱いで飛び込みます。

『やることが山積みだからしっかり休んどこ。急がなくても何か起きるわけじゃないし』とメリッサは考えていました。

しかし、メリッサはこの判断を後悔することになります。

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原作を知っているゆえの油断でしたが、主人公がメリッサに憑依してから物語の展開は変化しているのでした。

ユーリの失踪

ユーリがいないとの報告を受けたのは、メリッサが風呂から上がった頃でした。

聞き取りを進めた結果、正門で分かれてすぐにいなくなったようでした。

夕方まで探しても痕跡すら見つからず、「まるで神隠しです」とナインは言います。

メリッサは、原作であった嫌な展開を思い出しますが、その考えをふるい落として再度庭に探しに行きます。

もしその展開であるなら、本来ならもっと後に起きる出来事のはずでした。

庭に行ったメリッサとナインは、メリッサの愛犬のリエーフに遭遇します。

『愛しのマイエンジェル!』とメリッサは撫でようと近寄り「私の愛犬リエーフじゃない」と言いますが、「リエーフ・・ですか?」とナインは青い顔で後退りをします。

ナインはリエーフを知っているはずなのに、とメリッサは違和感を感じ、リエーフをよく観察します。

すると、首輪がないことに気付きました。

『誰かが外した?いったい誰が?』と警戒でリエーフから距離を取ると、「あ〜あ・・あと少しだったのに。手を伸ばしてきたら噛み付いてやるつもりだったんだが」とリエーフがしゃべります。

「あんた誰」と言いながらも、メリッサにはその正体に心当たりがありました。

メリッサは剣に手を伸ばしますが、忘れてきたことに気付きます。

メリッサはナインに頼るように手を伸ばしますが、ナインの手は震えていました。

それで逆に、『しっかりしなきゃ』とメリッサは冷静をとりもどします。

目の前にいるのは偽物のリエーフなのか、乗り移られているのかは検討もつきませんでした。

「私の愛犬に何をしたの」とメリッサが問うと、「心配するな。ここに侵入するために少し体を借りただけだ。運良くこの犬には尊い狼人間の血が少し混じっててな」とリエーフは話します。

この答えで、メリッサは相手の正体を確信しました。

狼人間の呪術

狼人間は魔法とそっくりな呪術という技を持っていました。

そんな狼人間の中で、最も優れた呪術の使い手がいました。

その人物は好奇心が非常に強く、自分より下のジャックに好きな女ができたと聞き、面白そうという理由だけでユーリを誘拐したのでした。

「お前の姫はさらった。ジャック・フォトン、メリッサ・ポジェプラド・・そして、ナイン・フォトン。姫を助けに来い」とリエーフは言います。

悪役の登場でした。

第48話に続く>>

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その悪女に気を付けてください【第47話】の感想

メリッサの公爵に対する扱いはいい加減ですが、流される公爵も面白いですね。

メリッサの行動で小説の流れが早まるとは驚きです。

一度しか出てこなかった愛犬がこう絡んでくるとは思いませんでした。

ユーリをさらった悪役に対して、メリッサはどう対応するのでしょうか。

次の話も楽しみですね。

まとめ

今回は、ピッコマで配信されている「その悪女に気をつけてください」の第47話のネタバレと感想をご紹介しました。

「その悪女に気をつけてください」は、現在のところピッコマでの独占配信です。

他の漫画配信サービスでは読めません。

今後人気が出てきたら電子書籍化されるかもしれません。

応援していきたいですね。